カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~グレート・グランド・マスティ~

2020年12月20日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

2016年の作品、タイトルは「偉大な大いなる楽しみ」。
2004年の「マスティ」、2013年の「グランド・マスティ、
と続いたマスティ・シリーズの第3弾。

下ネタ満載のコメディだが、第3弾まで続いてるとすると、
けっこう人気あるんだね。
正直言うと・・・もう2本でご馳走様~なんだけど・・・
シリーズ物なので仕方なく・・・観た。

主人公の男性3人は名前も同じキャスティングだが、
奥さんの名前とキャスティング、家族構成も変わっている。

大学を卒業して12年後の3人がそれぞれの結婚生活に満足できず、
アバンチュールを楽しもうとする。

  <ストーリー> 

ある村:若いヤギ使いが荒廃した屋敷の敷地に入ってしまった
子ヤギを追うが、入ってはいけないと老人につれもどされる。

主人公3人の12年後・・・医師であるアマル(リテーシュ・
デシュムク)は、サプナ(プージャ・ボース)と結婚しているが、
義母はいんちきなアンタクシャリ・ババ(サンジオイ・ミシュラ)に
亡くなった夫が生まれ変わることを祈願している。

プレム(アフターブ・シブダサニ)はニシャ(シュラッダー・
ダス)と結婚しているがニシャの妹(カンガナ・シャルマ)が、
同居しており二人の時間が持てない。

ミート(ヴィヴェク・オベロイ)は妻レーカ(ミシュティ)の
ボディビルダーの双子の弟(カタン・カランデ)が常に絡んでくる。
夫婦生活に満足していない3人は集まって愚痴を言い合い、
アマルの親戚が売りたいと言う古い屋敷を見るために村に行き、
そこでアバンチュールを楽しもうと言う計画を立てる。

 村でアバンチュールって・・・ないと思うけど。

村にたどり着き村人に屋敷の事を聞くと・・・50年前、
そこにはラジニと言う娘と父親が住んでいたが父親は、
ラジニの側に男性を近づけなかった。ラジニは20歳の時、
蛇に噛まれて死んでしまったが、魂は男性を求め今でも屋敷に、
留まっていると言われている。3人は笑い飛ばして屋敷に行く。

そこに住んでいる女性をメイドとして雇う事にするが、
3人は下心を丸出しにする。しかし女性は屋敷に住む幽霊
ラジニ(ウルワシ・ラウテラ)であった。

3人は逃げ出そうとするが閉じ込められてしまう。ラジニは、
誰かがラジニと交われば2人は助かる。しかし交渉をもった、
1人の命は助からない、と言う。3人は自分が助かりたいがために、
他の2人の食事にバイアグラを仕込む。

 友達を売っても自分は助かりたいと言う(笑)

3人は仕方なくランギーラ(シュレヤス・タルペダ)と言う
コールボーイを呼びラジニの相手をさせる事にする。
ところがラジニはランギーラを鶏に変えてしまう。そこに、
3人の妻たちがやってきたのでラジニは3人に魔法をかけ、
それぞれの破廉恥な行為をさせ怒らせる。さらに3人の家族と
いんちきババもやってきてしまう。

妻たちが3人のために断食を始めたので3人はラジニと
戦う事を宣言し、ラジニの父親の杖を使ってラジニを炎の中に
閉じ込め、いんちきババの祈祷を使ってランギーラの魂を呼ぶ。
ランギーラがラジニと結ばれた事によって不思議な力が、
3人とそれぞれの妻たちを円満な関係に戻し、レーカの双子の弟と
ニシャの妹、ミートの義父といんちきババも結ばれてしまう。

 インド映画によくある強引な結末だった。
 お下劣度は第2作の方が上だけど、中学生レベルの下ネタ連発で、
 よく3作も作ったものだと思う。これで喜ぶインド人も子供だな。

 同じ大学を卒業したのに、医者、銀行員、会社員と
 職業が違うのは学部が違ったって事かなぁ? 医学部は、
 他の学部より長いはずだけど・・・・インドだからか。
 小さな事を気にしちゃダメだな。

コメント
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