2013年の作品、タイトルは「大いなるお楽しみ」。
2004年の「マスティ」の続編で主人公の男性3人は、
名前も同じキャスティングだが、奥さんは前回とは名前も、
キャスティングも変わり、家族構成も変わっている。
大学を卒業して6年後の3人がそれぞれの結婚生活に満足できず、
アバンチュールを楽しもうとする。
ちなみに下ネタ満載でお下劣度は前回以上(爆)、
男女共に露出度超高め、書けない事が満載・・・・・。
<ストーリー>
ミート(ヴィヴェク・オベロイ)、アマル(リテーシュ・
デシュムク)プレム(アフターブ・シブダサニ)の3人は、
男子学生の前で女性と付き合う場合のABC・・・
について講義している。
そこに新しい学長のロバート(プラディープ・ラワット)が登場し、
女性をナンパしていた男を木に吊るしパンツを脱がし、
男女交際はご法度、見つけたらこのように木に吊るすと宣言する。
インドで初めてモザイク処理されている画面を見た!!
もっとも本当にモロだしになってるはずはないが。
6年後・・・アマルとマムタ(ソナニ・クルカルニ)夫婦には
子供が生まれ、二人の時間が持てない。
ミートはウナッティ(カリシュマ・タンナ)が上司と、
浮気をしているのではないか?と疑っている。
プレムは義父母や義兄夫婦、甥、飼い猫に邪魔をされて
妻トゥルシー(マンジャリ・ファドニス)と二人の時間がない。
そんな3人に母校の26周年式典の招待が来る。3人は
アバンチュールを期待し単独で参加することにする。
が・・・・そこには変わり果てた母校の姿があった。
女性はブルカを被り、男子と女子とは言葉も交わしていない。
6年前、木に吊るされたハーディク(スレッシュ・メノン)は、
精神に異常をきたし入院中、ロバート学長のせいで、
自由だった校風は180度変わってしまっていた。
そこにローズ先生 (マルヤム・ザカリヤ)が通りかかるが 、
昔のような露出の大きい服装ではなく地味な硬い服装だったが、
昔を覚えているプレムは近づいて行く。
ミートは自分に想いを寄せていた同級生のマーロウ(カイナート・
アローラ)がすっかりセクシーになっていたので近づいて行く。
アマルも同級生だったマリー(ブルナ・アブドゥーラ)に
誘われる。3人はそれぞれ女性の部屋に行きベッドに入るが・・・
突然「ピンポーン!」と呼び鈴が鳴る。
ローズは「旦那が帰って来た!」マーロウは「兄が帰って来た!」
マリーは「パパが帰って来た!」と慌てる。3組の男女は、
窓から門を覗きロバート学長も見つけて慌てふためく。
なんとか空港まで逃げた3人の前に妻たちが現れる。
そして久しぶりに夫婦二人きりになったため迫ってくるが、
3人は浮気相手がチラついてその気になれない。
3人の妻たちはそれぞれの浮気相手と仲良くなってしまい、
9人で行動するようになる。ところが夫たちに浮気現場を、
録画した動画が送られてくる。それは入院しているはずの
ハーディックの仕業だった。ハーディックはロバート学長を、
殺すように3人に要求する。3人はハーディックの携帯から
動画を削除する。
ロバート学長はスープの中に媚薬を混ぜ3人がローズ、マリー、
マローンといちゃついている所に拳銃を持って現れる。
ローズは学長が性的不能であるがために男女交際を禁じている事を、
暴露するが学長は3人を屋上に追い詰める。そこへハーディックが
やってきて4人を突き落とすが、自分も落ちてしまう。
重傷を負った5人は病院に収容されるが・・・
セクシーな看護師を見た学長の下半身が反応し不能が完治する。
最後はそれぞれの夫婦がベッドに入りハッピーエンド。
グジャラート州バローダラにある宮殿を校舎に見立てるのだが、
こんなお下劣な映画によく使用を許可したなぁと思った。
このバックの建物ね。
アフターブは二枚目路線を捨てたかのような、
下半身ぼかしシーンもあったし、見ている方が恥ずかしいような、
シーンを一手に引き受けていた。大丈夫かなぁ。
インド映画史上(私史上か)もっとも下品な映画である。
これほど最初から最後まで下ネタで通すって凄いが、
これを映画館に観に行く勇気は、私にはない。
コメディなのでイヤらしい感じはしないのだが、
恥ずかしいなぁ。