2014年の作品。ヒンディ語は歌詞などでも文章の語尾で
韻を踏む事が多いので、アクションとジャクソンで韻を踏んで
いるだけで意味はないと思われる。知らんけど。
アクションシーンで日本刀を使ったり、刺青が漢字だったり、
音楽にお囃子風な掛け声が入ったり、日本を意識した箇所があったが、
映画の内容は日本とは全く関係がなかった。
アジェイ・デーブガンが一人二役。
<ストーリー>
ホテルで真面目に働くヴィシ(アジェイ・デーブガン)は
1週間の休暇をもらいムンバイへ戻る。しかしその実態は不良に絡まれ、
やっつけたり、仲間と出かけたショッピング・センターでは、
試着室で全身に新品を着たまま帰るという大胆な手口で万引きを
するようなケチな男であった。
一方、クシ(ソナクシ・シンハ)は友人と映画に行くが満席だったり、
通勤途中でコケたり、やることなす事がついていなかった。
ショッピングセンターで万引きの現場をクシに見られたヴィシは、
クシに一目ぼれしてしまう。
ある日、母親がクシにアメリカに住む男性との縁談を勧めるが、
クシもヴィシの事が気になっており、友達が写真を元にFacebookで
居場所を突き止め告白する。
ニュージーランド:ヴィシがムンバイにいる事を知った男は、
ギャングに連絡する。ムンバイ警察にも連絡が入りヴィシは
危険人物として逮捕されギャングに引き渡される。ヴィシは
1人でギャングを全員やっつけ自宅に戻る・・・・そこへ・・・
もう一人のヴィシが戻って来る。
実は・・・ギャングをやっつけたのはヴィシとそっくりの
ジャイであった。ジャイの方はヴィシを知っており経緯を話す。
ジャイはバンコク拠点のギャング:ザビエル(アナンダラージ)の
右腕の殺し屋で、誘拐されたザビエルの妹マリーナ(マナスヴィ・
マナガイ)を救った事で惚れられてしまう。
ここでも女性は助けた男に惚れる法則が・・・。
ジャイにはアヌーシャ(ヤミ・ゴータム)と言う妻がいたため、
マリーナの申し出を断ったのだが、マリーナは精神を病んでしまう。
ジャイはザビエルと絶縁してアヌーシャとニュージーランドへ行く。
アヌーシャは妊娠したが、ザビエルはアヌーシャを襲わせ重傷を
負わせてしまう。ジャイはアヌーシャと子供を助けるために、
ムンバイに来ていたのだった。
ジャイは手術の時間を稼ぐために、ヴィシに自分になりすまして、
バンコクのザビエルとマリーナの前に現れて欲しいと依頼し、
ヴィシは同意する。ジャイはザビエルに電話しマリーナと結婚する
ためにバンコクに向かうと告げる。
ヴィシは友人のムサと一緒にザビエルと会い、ジャイになりすます。
クシはヴィシに会いに行きジャイをヴィシだと思い込む。
全ては上手く行っていたが、警官がムンバイ市内でジャイを見かけ、
ザビエルに連絡したため、ジャイは警官を始末する。クシはジャイの
後をつけたどり着いた病院でジャイから真相を聞く。
アヌーシャは赤ちゃんを出産する。
ザビエルはムサを拷問し、ジャイがヴィシである事を聞き出す。
手下を使ってジャイの居場所を突き止めアヌーシャと赤ちゃんを
誘拐しバンコクへ連れて来る。ところが・・・ヴィシとジャイは
入れ替わっており、バンコクにいる方がジャイだった。
ジャイはザビエルとマリーナ、手下を格闘の末に倒し、
親子3人、ムサと共にインドへ戻る。
空港へ出迎えるヴィシとクシ。
確かにジャイが自分でバンコクに行った方が良いわね。
ギャングの所に素人が行ったら危ないし、これまでの経緯も
知らないヴィシが行っても役に立たないし。
アジェイ・デーブガン一人に、ソナクシ、ヤミ、マナスヴィと
美女3人は豪華だった。