2004年の作品、タイトルはヒンディー語で「お楽しみ」。
主人公の男性3人がそれぞれ結婚し、3年後・・・・
それぞれ夫婦間の問題を抱えて再会し独身の頃を思い出し、
楽しもうとするが、懲らしめられてしまうと言うコメディ。
インド映画では珍しく全編を通して「ピー音」と
音声を消された箇所が多く聞きずらかった・・・。
英語だとFU○Kみたいな放送禁止用語のような言葉だろうが、
言い換えればいいんじゃないか?と思う。
<ストーリー>
学生時代のミート(ヴィヴェーク・オベロイ)、プレム
(アフターブ・シブダサニ)、アマル(リテーシュ・
デーシュムク)は、つるんで遊んでいた。
アマルはビンディヤ(ジェネリア・ダソウザ)と結婚するが、
ビンディヤは女王様の様な支配的な性格で全てを取り仕切り、
しかも、そっくりな性格の母親とも同居している。
プレムは信仰心が篤いジータ(タラ・シャルマ)と結婚したため、
毎日祈祷ばかりで二人の時間がもてない。
ある日、そんなアマルとプレムは町でばったり再会し、
ミートも呼んで会うことにする。
ミートの妻アンチャル(アムリタ・ラオ)は独占欲が強く、
24時間監視している。夫婦生活に大きな問題を抱えている3人は、
アバンチュールを楽しむことにして昔のスタイルに戻る。
ミートは自分の宝石店にやって来た女性客にアプローチする。
アマルはいつもモーションをかけて誘って来る女性患者に、
プレムは自分の銀行に来た女性客に、それぞれアプローチしていく。
3人共が上手くいきそうになったある日、写真を見せ合うが・・・
モニカ(ララ・ダッタ)と言う同じ女性だった。
モニカは3人と密会している写真をもとに3人を恐喝する。
3人は用意できただけのお金を持って指定された場所行くが、
モニカは車の中で死んでいた。3人はモニカの死体を隠す。
モニカの死体が見つかり警察のシカンダル(アジャイ・
デーヴガン)はモニカと面識がある3人に容疑をかける。
3人が証拠写真を入手しようとモニカの家に行ったところに、
シカンダルがやって来たためベランダに隠れるが、
締め出されてしまう。
被害者の家は最初に調べるはずだけど? それから、
プリントした写真など隠滅してもデータがあるはずだから、
なんの意味もないだろう。
翌朝、一人の男がやって来て3人がモニカの死体を運んでいる
写真を見せてお金を要求する。しかたなくアマルが妻と義母を
映画に誘い出し留守宅にプレムとミートが泥棒に入る計画を
立てるが、本物の泥棒に先を越される。
お金が用意できなかった3人は謎の脅迫者に会いに行くが、
シカンダルが現れる。脅迫者は3人を銃で脅しながら逃亡するが、
銃が暴発し死んでしまう。
逮捕された3人の前で妻たちは涙にくれる。ところが・・・・
途中から笑い始め種明かしをする。3人はアバンチュールを
楽しもうとする夫たちを懲らしめるため芝居をうっていたのだ。
当然モニカは生きており目の前に現れる、シカンダルは
ビンディヤの従兄弟で脅迫者も警官だった。
3人は妻たちに謝罪し全ては丸く収まる。
どうも、警察の捜査などいろんな所がおかしいと思ってたが、
芝居だったのか。インド映画は辻褄の合わない所もあり、
創りがラフだったりするので、そうなのかと思ってたけど。
3人が酒を飲んでるシーンで壁に小錦の写真があったけど、
2004年当時でなんで小錦が? しかもなんで相撲?
深く考えちゃいけないとことか。