気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

門松づくりに挑む

2016-12-21 16:54:27 | 掛川の神社仏閣と文化財
 地元氏神様「神明山王神社」の門松づくりが行われました。
 先の日曜日、地区の神社総代が集まり、新年に向けた門松づくりです。孟宗竹を切り、大中小の3本にまとめ、こもを巻き、梅と松、それに笹竹の松竹梅を左右に配置しての製作ですが、理屈は簡単でも中々手間のかかる作業で、2時間程かかって神社鳥居の前(上の小画像)に一対の門松が完成しました。
 これで正月の準備は万端と言ったところでしょうか。

       
              (3本の竹を中心にこもを巻きつけています。)

   
              (一対の門松を手分けして製作しました)

              
                 (完成した一対の門松です)

 その神明山王神社は今年新築再建されました。新年は多くの氏子の皆さんが初詣に訪れることを期待しています。


             (新築後初めての正月を迎える神明山王神社新社殿)
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神明神社改築工事進捗状況

2016-07-25 10:46:47 | 掛川の神社仏閣と文化財
 地元の氏神様「神明・山王神社」の改築に当たっては、既報でその様子をご紹介してきたところですが、秋の祭典に向けその工事が順調に進んでいます。その様子をご紹介いたします。

 5/14に上棟祭が行われ、その様子は当ブログでご紹介済みです。工事は順調に進み6月上旬には屋根の瓦が葺き終わりました。

   
         (5/23,屋根の骨組みが出来上がり、間もなく瓦が乗ります。)

   
              (6月上旬、瓦を葺いた神社が現れました。)

 次の画像と上の小画像は、直近(7/20)の神社全景です。上の小画像の右側は社務所になります。神社へ上がってくる広場と階段の造成も並行して行われました。

   
        (型枠も取れた神明神社新社殿。右は整備された境内広場への石段上部)
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和田岡古墳群⑤各和金塚古墳

2014-09-18 13:59:11 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市の西部の和田岡地区に5世紀頃に築造されたとする23の古墳が確認されており、そのうち五つの古墳が国の史跡に指定されています。

 これまで、四つ古墳を紹介してまいりましたが、今回が最後の五つ目の「各和金塚古墳」(かくわかなつか)です。所在地は掛川市各和。五つの古墳のうち一番南に位置し、古墳群の中で最大の大きさがあるといわれています。

 また、前方後円墳ですが、前方部がきわめて短いといいます。全長は66.4mで、後円部の直径は51.2m,高さが6.5mです。後円墳の全体に杉の木が植林されています。

   

                古墳の案内板と、墳頂部にも植林の状態。

   

 後円墳の上部から前方部を見ると平らに開けて見えますが、長さが15.2mとなっていて短く見えます(左)。右は丸く高さのあることが確認できる後円部です。

※ ご案内中のデータ等は掛川市のホームページから引用しました。(画像は自己撮影です)

 以上で和田岡古墳群の中の国の史跡指定を受けた五つの古墳のご紹介を終わります。車で行くにはちょっと不便なところもありますが、秋の気候の良い時期に、ハイキングやドライブを兼ねて回ってみてはいかがでしょうか。お勧めします。

 五つの古墳の簡略図を添付します。詳しくは天浜線と原谷川を参考にネットの地図等でお調べください。

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和田岡古墳群④瓢塚古墳

2014-08-30 09:25:18 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市和田岡地区にあるたくさんある和田岡古墳群のうち、国の史跡指定を受けた古墳の5つを順に訪ねています。訪問は今年6月下旬です。

 今回は4ヶ所目の瓢塚(ひさごづか)古墳を訪ねます。瓢塚古墳は和田岡小学校の北西400m程に位置し、周辺には住宅や茶畑がある前方後円墳で、全体的に杉の木が植林されていました。

 全長は63m、前方部は幅25.2m、高さ3.5m、後円部は直径37,8m、高さ5mで(大きさ等の資料は掛川市のホームページから)、古墳の大きさは全5古墳の中で2番目の大きさと言われています。

   

         瓢塚古墳の案内標識と解説板で、標識の奥が前方部になります。

   

     後円部の木が一部伐採されて整備されています。右はその墳頂部です。

 上の小画像は、後方から前方後円墳がわかる程度の位置まで下がって撮影しました。画像の奥側が後円部になります。

 案内板の前には駐車場も設けられていますから、マイカーで訪ねることも可能です。下の地図の④の位置で、右側縦の直線が天浜線です。

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和田岡古墳群③行人塚古墳

2014-07-24 14:19:43 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市北西部の和田岡地区にある和田岡古墳群をご紹介しています。掛川市和田岡地区には大小23の前方後円墳などの古墳が確認されています。その中で国の史跡指定を受けた五つの古墳を順にご紹介しています。

 その3回目は掛川市高田にある「行人塚古墳」(ぎょうにんづかこふん)です。ここの古墳は、既に削られたりして実施の高さがはっきりしないそうですが、前方後円墳で、前方部は、幅16m,長さ18.3m、後円墳部分は直径25.4mと言われています。

 茶畑の真ん中に位置し、古墳部分には何本かの木々も見られます。複数画像でご紹介しますからご覧ください

   

                       古墳まわりの解説版。

   

                  茶畑の中に位置する行人塚古墳。

    

                         墳頂部の風景。

和田岡古墳群の地図。が行人塚古墳です。

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和田岡古墳群②春林院古墳

2014-07-05 08:29:51 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市北西部の和田岡地区に和田岡古墳群として静岡県西部地区を代表する数多くの古代(5世紀前半)の古墳が存在しています。

 そのうち、国の文化財指定となった五つの古墳を順にご紹介しています。(第1回目の6/26投稿の記事をご覧いただくと詳しい説明があります)

 第2回目の今日は、「②春林院古墳」をご案内します(位置は上の小画像を拡大してご覧ください。天浜線の路線が位置を見る参考になります)。

 春林院古墳は掛川市吉岡の寺院「春林院」の裏山あたりに位置し、円墳で、墳頂部には直径約10メートルの平坦部があり、昭和38年の発掘調査でその中央南寄りから埋葬施設が発見されたと言われ、古墳の高さは5.0m、直径は30mと言われています。画像でご紹介します。

   

              裏山に古墳を持つ、春林院本堂と古墳への案内板。

   

           逆道を50mほど上り詰めると、古墳の案内看板があります。

   

           墳頂部の2景。以前は木が茂っていたことがわかります。

   

  古墳の西側には大茶園が続いています。      右は円墳を横から眺めた風景。

 

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和田岡古墳群の①吉岡大塚古墳

2014-06-28 17:57:40 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市の西部地区の和田岡地区には、5世紀ごろに築造されたとする、いくつかの古墳が残っており、それらを総称するのが和田岡古墳群です。

 付近の南北2.5km,東西1kmの中に前方後円墳が4基、円墳が16基、方墳が3基あるといわれており、県西部(中でも東遠地区)の一大古墳群として注目を集めています。

 当ブログでは、歴史的観点よりも、掛川市内の一名所として和田岡古墳群をご紹介します。次に中でも国の史跡指定を受けた五つの古墳の所在地を地図でご紹介いたします。(上の小画像を拡大してご覧ください。天浜線の西側で、原谷川沿いに縦(南北)に並んでいます。)

 今日はその中の①吉岡大塚古墳をご紹介いたします(画像はいづれも今年撮影したものです)。

①吉岡大塚古墳 (よしおかおおつかこふん)

 吉岡大塚古墳は、掛川市吉岡字大塚にあります。和田岡古墳群の中では3番目に大きな古墳で前方後円墳。全長は55m,後円墳の一番高いところで7.2mと言われております。数年前までは古墳全体に杉の木が生い茂っていましたが、今は発掘調査も行われ、杉の木も全部伐採され切り株がところどころに残っていました。以下画像でご紹介いたします。

   

          吉岡大塚古墳の案内標識と後方が同古墳(円墳部分)。

   

     茶畑の中に位置しています。                左側が方墳、右が円墳。

   

    数年前までの杉の切り株。                   円墳頂上と切り株。

   

    円墳頂上から見た前方が方墳。             円墳の頂上から見た付近の茶畑風景

 なお、同古墳の歴史的詳細について知りたい場合は掛川市の教育委員会等にお尋ねください。また、前記にご紹介した文や数字については掛川市のホームページを参考にいたしました。

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掛川に大日本報徳社

2014-04-20 09:59:27 | 掛川の神社仏閣と文化財

 二宮尊徳(金次郎)が唱えた報徳の教え「道徳と経済の調和と実行」を実践し、その教えの社会づくりを全国に広めることを目指す報徳社。その本社が大日本報徳社で、掛川市の掛川城の近くにありますので、文化財としても価値の高い施設(建物)の外観をご紹介します。

 報徳社の玄関先には明治42年に建立された「経済門」と「道徳門」が、威風堂々と立ち、その教えを物語っています(県指定文化財)。

       

                      左「経済門」と右「道徳門」

 そこから中へ入ると正面に雄大さを誇る、大講堂があります。明治36年に建てられた我が国屈指の大規模近代和風建築です。(上の小画像を拡大してご覧ください

 このほか敷地内には、宮内庁(旧有栖川宮邸)から移築された仰徳記念館や仰徳学寮(ともに県指定の文化財)もあります。

   

                 仰徳記念館と仰徳学寮

 また、隣接する南側には報徳図書館もあり、こちらも県指定の文化財となっています。

 この教えを説いた二宮尊徳像が敷地内に建立されており、クワを持った姿は大変珍しいとされています。

       

          報徳図書館                 尊徳像

 施設見学

 国指定の重要文化財をはじめとする大日本報徳社本社は見学することができます。(入館料大人200円)

 一度訪れてみてはいかがでしょうか。入り口は掛川市中央図書館前にあります。

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秋葉山常夜燈・総括編

2013-12-19 16:51:54 | 掛川の神社仏閣と文化財

 掛川市内に現存する秋葉山常夜燈は、86ヶ所ありました。一昨年から約2年間かけて存在と所在地を回り調べ、当ブログの去る12月4日を持って全部のご紹介を完結したところです。皆様には当ブログ並びに「秋葉山常夜燈」記事にご来訪いただきありがとうございました。

 全部をご紹介したところで、総括編として「秋葉山常夜燈」について取りまとめましたので、どうしたのかご紹介いたします。

 一つは小冊子にまとめました。上の小画像(拡大します)にありますように表紙込の24ページに常夜燈に関する解説や、掛川市内の分布図や所在地データの一覧表、全86ヶ所の常夜燈の画像や一部灯りの灯った常夜燈などの画像を掲載して1冊の小冊子としました。そして、冊子は掛川市内の3公立図書館に寄贈いたしました。

   

    常夜燈に関する解説ページ。              全86ヶ所のデータ一覧。 

            

     地区ごとに所在地を図示。             全86ヶ所の常夜燈の写真を掲載。

 次に、目で見る資料として、二つのDVDに編集しました。一つはパソコンでのみ見れるDVDです。12/4付けの最終回を含む前4回のご紹介記事の最後に、市内4地区ごとのスライドショーをご紹介しましたが、これをDVDに編集したものです。パソコンに挿入しますといつでもどこでまスライドショーがご覧いただけるものです。 

 もう一つは家庭のテレビでも見ることができるDVDに別編集で作成しました。BGMやアニメーションなどをつけて楽しめるものに編集しました。下画像が、その二つのDVDをケースに収めたものです。

    

   ケースに収めた2種類のDVD。         そのうちの1つを拡大しました。(テレビ用)

 秋葉山常夜燈を取材するきっかけとなったのは、当時、静岡新聞に秋葉街道塩の道常夜燈が存在していたという記事があったからです。そこで、掛川市内にはどんな常夜灯があるのかと思ったのがきっかけでした。最初は20~30ヶ所ぐらいあるのかと思っていましたが、調べれば調べるほど増えてきて取材・撮影も大変でしたが、上記のようにまとめることが出来、達成感もありました。

 皆様のご来訪に重ねて感謝いたします。

 

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秋葉山常夜燈(31=最終回)掛川市大須賀地区の3ヶ所ご紹介

2013-12-04 17:07:02 | 掛川の神社仏閣と文化財

 約2年間にわたりご紹介してきました掛川市内に現存する秋葉山常夜燈86ヶ所のご紹介が今回で終了となります。 

 今日のご紹介は掛川市南部・大須賀地区の3ヶ所の常夜灯をご紹介します。

 最初は西大渕地区の今沢公民館前にある「石燈籠:神前型」の常夜燈です。四つ辻の角にありよく見える位置にあります。電灯線も引かれていましたから夜来れば、点灯風景が見えたかも。上の小画像と下2画像です。1842年建立。

 

            

                       西大渕今沢公民館前の常夜燈。

 続いては同じ西大渕地区ですが河原崎の道路沿いにある「石燈籠:神前型」常夜燈です。画像でお分かりのようにたいへん土台ががっしりとした安定感のある常夜燈です。1953年建立。

   

                     西大渕地区河原崎の常夜燈。

 最後は、山崎地区小谷田公会堂前の「石燈籠:神前型」の常夜燈です。後ろに山を控えていますが南向きの陽の良く当たるところにありました。1862年建立。

  

                 山崎地区、小谷田公会堂前の常夜燈。

 以上をもちまして掛川市内に現存する秋葉山常夜燈のすべてのご紹介を終了します。長いことご覧いただきありがとうございました。

 前回同様、掛川市南部地区(小生区分のD地区)の常夜燈をスライド賞にまとめてありますのでご紹介します。下記アドレスをクリックしてお進みください。(ご紹介しました第28回~今回までの4回で、全86ヶ所の常夜燈をスライドショーでご覧いただくことも可能です)

  南部(D)地区の秋葉山常夜燈ご紹介スライドショー

http://www.digibook.net/d/14148b1fb05b8600eb7cb02530ff12a1/?viewerMode=fullWindow

 なお、全86ケ所のご紹介は終わりましたが、近日中に「秋葉山常夜燈総括」編を予定しております。

  

 

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