今日のご紹介は手作り工芸品の2点です。
まず、下画像は、伊藤さん作の能面です。今年の作品名は小尉(こじょう)です。小尉とは一般的には老人が自分をへりくだって言う語。能では、神の化身として登場する老人が用いる面で、最も格調高く品があり世の中を明るくする静謐(せいひつ)の相をなしています。小牛尉(こうしじょう)とも言います。能面のいわれのように品格のあるすばらしい作品だと思います。
小画像は、近藤さんからの真多呂人形(木目込み人形)です。(1/5にも近藤さんの木目込み人形をご紹介しています)
真多呂人形は今から260年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた 高橋忠重という人が作った小ぶりの人形が木目込人形の始まりとされており、鴨川のほとりの柳の木を素材に木彫りと溝を施し、神官の衣装のハギレを埋め込んだもので、この技を磨き現代に伝えるのが真多呂人形です。三体とも加茂人形で、表情と動作が豊に表現されている見事な作品です。

まず、下画像は、伊藤さん作の能面です。今年の作品名は小尉(こじょう)です。小尉とは一般的には老人が自分をへりくだって言う語。能では、神の化身として登場する老人が用いる面で、最も格調高く品があり世の中を明るくする静謐(せいひつ)の相をなしています。小牛尉(こうしじょう)とも言います。能面のいわれのように品格のあるすばらしい作品だと思います。
小画像は、近藤さんからの真多呂人形(木目込み人形)です。(1/5にも近藤さんの木目込み人形をご紹介しています)
真多呂人形は今から260年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた 高橋忠重という人が作った小ぶりの人形が木目込人形の始まりとされており、鴨川のほとりの柳の木を素材に木彫りと溝を施し、神官の衣装のハギレを埋め込んだもので、この技を磨き現代に伝えるのが真多呂人形です。三体とも加茂人形で、表情と動作が豊に表現されている見事な作品です。
