掛川市の北部で、垂木川の上流となるねむの木学園を通り過ぎた先の吉行淳之介文学館の前にある大きな池が桜木池です。
池といっても桜木池は分類上は、掛川市所有の「自由超流式の洪水吐(アース式ダム)」ということです。
桜のシーズンのころの水を貯える桜木池。
池が満水になると、水は堤を超え、手前の道流部へと流れて来ます。
この画像の手前後ろ側は、急斜面の道流部となっていて、垂木川下流へと流れていきます。
急勾配の道流部。(上から見た画像です)
堤高は17.3mあるということです。
周辺は公園化されており、上図の案内看板も設置され散歩コースになっています。
上図の手前から中央の島を覗いてみます。
現在は工事中とのことで水がかなり抜かれ、島が陸続きのように見えますが、その先中央に社のようなものが見えます。水神宮とのことです。(後日改めてご紹介します)
その、水神宮周辺からこちら側(吉行淳之介文学館側)を眺めた画像です。↓
水面がかなり低下していますが、稲作の始まることには工事も終わり満々と水をたたえることでしょう。
この池で白鳥を見ることがあります。
この白鳥は長崎のハウステンボスから贈られたとのことです。
春、桜の咲く頃、桜木池周辺を訪ねてみてはいかがでしょうか。
※ 今回ご紹介したデータ等は、ダムマニアのネット情報等を参考にしました。