
1964(昭和39)年の東京大会以来、56年ぶりの2020オリンピックが今朝、東京開催に決まりました。 まことにめでたく祝福をいたします。
その話題にちなみ、本日は、1964年の東京大会を記念した記念切手が当時たくさん発行されていますので、その時の切手を取り出し郵趣の目から東京大会の再来を祝したいと思います。
下画像が第18回東京オリンピック東京大会の記念切手で、新設された大会会場の建造物が5円、10円、30円、40円、50円の5種類の切手に描かれ発行されています。
第18回オリンピック東京大会の記念切手5種。
上の小画像は、この5種の切手を小型シートに収め、左側のタトウに挟み入れ発行されています。(売価140円)〔本日のタイトル文字をクリックすると拡大してご覧いただけます〕
また、第18回大会では、競技種目は20種目。大会の資金の一部を集めるため、昭和36年から39年にかけ各競技ごとの20種類が春秋各1回の6回に分け、当時のはがき代金5円に寄付金5円(売価10円)を乗せ、かなりきつい寄付金の集め方で発行されました。(下画像二つ:ひし形のデザインで発行されました)
20種の各競技ごとデザインされた寄付金付き五輪切手。
この20種の発行が終わった後も、オリンピック資金財団の要望により、さらに1億5千万円以上の寄付金を集めるため上記20種の切手を1~6次の小型シートの形式にして昭和39年8月20日に一括発行されています。(下画像二つ)
小型シートに形式を改め追加発行された寄付金付の五輪切手。
寄付金付き切手の単片(各1種1枚)はそれぞれ20面シートで販売されていますから、小生のコレクションにはシートで保管されており、当時としては、オリンピックにかなりの協力をしたことになります。2020年大会にも素晴らしい記念切手が発行されることをコレクターの1人として期待しております。
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