お子さんが大好きな”麩菓子(ふがし)”。あのふかふかした料理に使う麩と同じ材料でできたお菓子は皆さんご存知ですね。
この麩菓子が地元遠州横須賀の「栗山製麩所」で作られています。今回、前回ご紹介の市民記者ツアーでの工場見学です。とはいっても工場は栗山さんが80年続く同所を切り盛りしています。
ちょうど麩を焼き上げて(製造)いるところでその工程を見学することができました。麩菓子の材料は小麦粉。これに食塩水などを混ぜて練り上げます(グルテンができます)。これを延ばして水に浸け、さらに伸ばしていきます(下画像左)。そして焼き上げる製造機(下画像右)に11本を延ばして入れ、じょろで水をかけ焼くこと約20分。
1m以上の長い麩が焼きあがりました(取り出す作業中:下画像左)。これに砂糖を塗り1日乾燥。子供達の喜ぶかじって美味しい甘いふがしが出来上がりました(下画像右)。小画像が、これをカットして販売用に袋に詰めた商品の状態です。多い日には600本も焼くと言っていました。
焼き機は3台。 取り出し作業中。 焼き上がりの長い麩。
試供品をその場でいただくとともにツアー一行の皆さんとともに買い求めて次へ向かいました。
横須賀の街を散策したら、是非お土産に「ふがし」をとおぞ。
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