新聞によりますと受験料学校持ちで優秀な生徒一人に73学部・学科に合格実績を上げさせていた大阪学芸高校は、8 月25日の二学期の始業式で高橋峰和校長が在校生に受験料負担制度の廃止などを説明し「公平な進路指導に努めます」と語りかけた。同校は7 月に「上乗せ 」が発覚した後学校案内とパンフレット2万5千部ずつ急遽刷り直した。掲載する合格実績の人数は、関西大学56名から23名に関西学院大学を34名から5名 に同志社大学8名から3名に、立命館大学34名から2名に減らした。これまでは現役受験生と既卒の浪人生を合わせ、合格した延べ人数を載せていた。それを、現役生が実際に進学した数に改めた。大阪府私学課は8月初旬、私立高校側に「学校の都合で生徒を受験させないことや、合格実績が延べ合格者数が実際の進学数かの注記をつけることを求めた。8月18日 と8月19日に大阪市内で開かれた学校説明会「大阪私立学校展」で、今春生徒5人に計213 学部・学科を受験させ139学部・学科に合格していた梅花高校は上乗せしていた実績をのせた学校案内の修正プリントが間に合わずプリントを差し込んだ。担当者は「来春の募集にどれほどの影響が出るか分からない」と話している。正々堂々と毎年大学合格者数を増やして下さい。上乗せしないと来春の生徒が集まらないと考えるのは間違いでしょう。正々堂々と毎年大学への合格者数を増やして下さい。そうすれば学校への保護者の信頼が増し、生徒も集まるでしょう。いつまでも上乗せ合格者数に頼っていたのでは、学校の評価が下がり私立高校は、少子化時代に生き残れず定員減から、経営破綻となるでしょう。上乗せ合格で学校の信用を失ったのですから、取り戻すのは時間が掛るのではと思います。学校内部では、生徒間の信頼と公平間を喪失したように思えてなりません。不当表示だと言う保護者の怒りの声が大阪府私学課にも届いたそうです。合格実績の「上乗せ」に使われたのは、大学入試センターの成績だけで決まる私立大学の入試枠です。受験生は私立大学独自の試験を受ける負担が無いので、多数出願出来る。私立大学側は、国公立大学の志望の受験生を取り込める上、試験会場を確保することなく受験料が入るメリットがある。大学入試センター試験を利用する私立大学は全私立大学の8割近くを占める。関西大学、関西大学、同志社大学、立命館大学の有力私立大学は今春、大学入試センター試験だけで合否判定するタイプの受験料で計13億円近くを得た。こうした状況も有り、上乗せ問題の発覚後、私立高校側からは、「大学入試センター試験さえ受ければ、お金次第でいくつもの学部・学科を受けられる仕組みが上乗せの誘い水になった」の声が上がっている。大学入試センター試験を受ければ最大50以上の学部・学科 ・ コースに出願出来る立命館大学の担当者は「出身地や得意分野が異なる学生を集めるのが目的、水増しに利用されるのは想定外だった。」と話している。別の私立大学の幹部は「私立高校側の倫理観の問題なのに、大学入試制度が悪いかのように言われても困ると」反論している。どちらの側にも問題があると思います。一人の受験生が、50以上の学部・学科も受けることが出来るのは、大学入試センター試験の制度にも問題があると言わざるを得ません。私立大学側が、一人で必要以上に多くの学部・学科を出願出来ないようにチエック出来ないでしょう。大学入試センター試験の利用の私立大学枠が、盲点となってしまいました。いずれにせよ受験料の無駄遣いになると思います。社会的格差の広がっている今日もったいないとしか言いようが有りません。上乗せ合格を発表しても大学合格者の実績を上げた訳では有りません。上乗せ合格者数発表したその私立高校の生徒全体の底上げや実力が向上したのでも有りません。来春からは、本当の大学合格者数を公表し、保護者の皆さんや社会敵評価と教育界の信頼を回復して下さい。
9月4日午後3時55分頃、大阪府枚方市楠葉の淀川の浅瀬で魚とりをしていた男児2人が川に流された。1人は近くで散歩中の男性・52歳に助けられたが、枚方市牧野北町の清水絵利子さん・34歳の長男で枚方市立牧野小学校5年の凜りん君、10歳が行方不明になった。凜くんは約2時間半後に約5キロ下流で発見され、大阪市消防局のヘリコプターに救助されたが間もなく死亡が確認された。 枚方警察署の調べでは、凜くんは下校後、午後3時ごろから、同級生ら計6人で遊んでいて、深みにはまって流されたという。現場は京阪牧野駅の北約1キロ。今年は、 暑い夏ですので、水の事故が多いように思います。親御さんは子供さんに川の危険性を教えし、深いところには近づかないように注意して上げて下さい。昔の人は、川に河童(かつぱ)が住み、河童に引き込まれると言ったそうですが。自然の川は、深みや流れも速く川の浅いところより水温の低い所があるので危険と指摘する人もいます。9月に入りましても暑い日が続いていますので、川や池の水の事故には、くれぐれも用心して下さい 。 稟君のご冥福を心からお祈り申し上げます。