教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「夫は外、妻は家庭」に「反対」、過半数に 内閣府調査

2007年09月30日 14時38分31秒 | 社会・経済

内閣府が9月29日付で発表した世論調査で、内閣府男女共同参画局は「女性の社会進出を男女の地位が平等だと感じている人の割合が20.9%と過去最高を更新したことが分かった。ただ、調査を始めた1995年から1.4ポイントしか増えておらず、内閣府男女共同参画局は「女性の社会進出を促す施策を進めてはいるが、劇的に改善するのは難しい」としている。 全国の成人5000人を対象に今年7、8月に調査。3118人が回答し、回収率は62.4%だった。 社会全体での男女の地位について聞いたところ、「男性が優遇されている」は「非常に」「どちらかと言えば」をあわせて73.2%。「女性が優遇されている」は4.2%にとどまった。 また「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考え方に「反対」と答えたのは52.1%で初めて過半数になった。日本国憲法の第24条の「第1項に婚姻は両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。第2項に配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」と家庭生活における個人の尊厳と両性の本質的平等が定られています。 日本国憲法第24条に基づく、戦後の「男女同権思想と教育」の成果だと思います。夫と妻の家事や育児分担、女性の社会進出に伴う、仕事上の地位、待遇改善と賃金格差も是正していく必要があると思います。日本でも、家事や育児の上手な夫が、主夫業で、妻が外で働き、社会で活躍するケースも多くなるのではと思います。

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