教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

、「前教育指導室長が発案した」との調査報告書をまとめた

2007年10月14日 21時13分11秒 | 受験・学校

 新聞記事によりますと東京都足立区教育委員会は10月12日、2005年1月に行われた都の公立小中学校に対する学力テストの1カ月前に校長会で問題の一部を配布したことについて、「前教育指導室長が発案した」との調査報告書をまとめた。前室長は事前配布について教育長の了解を得たとしているが、当時の教育長は「知らない」と答えているという。 前室長は部下に問題配布を指示した際、「漏洩(ろうえい)につながるからまずいのではないか」との進言を受けたが、「教育長の決定だ」と聞き入れなかったという。 調査過程では、前室長が配布後、「やらせてください」「問題形式に慣れさせてください」などと発言したとの校長の証言もあったという。だが報告書では、前室長が配布した目的は「(テストの)円滑実施のサンプルにするためだった」とし、「不正行為を促す意図はなかった」と結論づけている。問題の一部 でも学力テスト前に配布したのは、学力テストの公正中立性を損ない学力テストの意味が失われるのでは有りませんか。正しく公正な結果が出ないと思いますが。やはり一部でも学力テストの漏洩に当たるのでは有りませんか。教育に携わる者は、「公正無私」の精神がないと良い教育は、出来ないのでは有りませんか。最近試験の漏洩事件が多いので、教育者としての襟と姿勢を正しく下さい。

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