教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

三重大、大学院入試と似た問題漏らした教員を懲戒処分

2007年10月19日 16時25分24秒 | 受験・学校

 新聞によりますと三重大教育学部の男性准教授が、2002年度の大学院入試の問題を、試験前に口頭で、同大学院の受験予定だった当時の学生に教えていたとして、同大がこの教員を出勤停止3カ月の懲戒処分にしたことが10月9日分かった。事情聴取に対し、准教授は「受験指導はしたが、入試問題になるとは思わなかった」と話しているという。同大は同日午後、記者会見を開き発表した。 同大によると、准教授は専門科目のうちの1問の問題と答えを教え、英語の試験問題の1問に含まれている論文のコピーを渡していたという。学生はこの時の入試で大学院に合格し、2005年3月に修了。昨年末にこの元大学院生から大学本部に申し立てがあり事実が判明し、大学側が調査していた。准教授は当時、大学院入試問題を検討するメンバーの一人だった。試験問題を最終決定する会議には欠席していたという。 このところ大学院の入試不正事件が多いです。試験は、公正中立で無ければ意味が有りません。不平等な行為やえこひいきは、公平性に欠けます。大学の教育者としての立場を認識し、襟を正すべきです。独立行政法人三重大学の大学としての信用に関る問題です。

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