教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

西富士中の男性教頭、女子生徒に 6人が殴られ1人けが /静岡

2007年10月30日 12時00分05秒 | 受験・学校

 新聞記事によりますと富士宮市上井出の市立西富士中(生徒数146人)の男性教頭・56歳が女子生徒6人に体罰を加えたことが10月15日、分かった。うち1人は拳で殴られたうえ、廊下に倒れた際に足でけられ、左腕打撲で全治1週間のけがを負ったという。同校は教頭を15日から当面、自宅謹慎処分とした。 市教委によると、10日午前10時10分ごろ、教頭が休み時間に入ってからも2年生の授業を続けていたところ、別のクラスの女子生徒6人が廊下で話をしていたため注意した。教頭は「誰が話していたのか」と聞いたが生徒から答えがなかったので6人に拳や平手で殴るなどの体罰を加えたという。教頭は女子生徒の話し声を「休み時間だから早く終われ」という意味に受け取ったらしい。 佐野敬祥教育長は「再発防止に向け信頼の回復を図っていきたい」と説明。小林睦校長は「残念でならない。今後はこういうことが絶対にないようにしていきたい」と話した。今後、県教委が処分を検討する。学校教育法第十一条「学生生徒等の懲戒」で、体罰は禁止されています。体罰で生徒に怪我をさせた教頭先生は良くないと思います。手加減と生徒が怪我しないような配慮が必要です。絶対教育現場で体罰は、良くなく絶対禁止となれば先生は生徒を指導出来ないと思います。毎日毎日学校の授業や校内活動で、先生が生徒生徒を叩いたり、殴ったり、蹴ったりするのは問題です。戦前の鉄拳の飛ぶ軍隊式のスバルタ教育では、今の生徒は誰も着いて来ませんし、怖がって生徒の心が萎縮するだけです。必要以上に生徒に体罰を加えても教育的効果はありません。生徒を叩いて良い気持ちがするかと言いいますと後味が悪いです。私もかって出席簿で生徒の頭を叩きましたし、授業で余所見して聞かない生徒の頭を拳骨で怪我をしないように力を入れず叩いたり、差し棒で頭を叩いたこともあります。高校生に先生、学校教育法第十一条に「体罰を加えることは出来ない。」と書いてあるのを知らんのかと言われたことが有ります。私は、知ってるでえ!こんなん体罰のうちに入れへんでえと反論しました。生徒も悪の権太でもこの頃勉強していますよ。私は、生徒を手叩くのが嫌いで、体罰否定論者ですが。先生としては、生徒に愛情を持って叩いてでも教えないといけないこともあると思います。但し生徒に怪我をさせるのは良くないです。先生は、生徒を叱る時、一歩待つ心の余裕を持つのが鉄則ですが。現実の状況においては時間的余裕の無い時もありますから。その時叱って置かないと後で叱っても駄目な時もありますからね。先生は、叱る時教育現場では感情的にならず生徒より冷静さを持つて、生徒を指導するのが理想論ですが。現実は、先生も大変です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする