教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

小2女児、路上で刺され死亡 兵庫・加古川

2007年10月18日 18時46分22秒 | 受験・学校

新聞記事によりますと10月16日午後6時5分頃兵庫県加古川市別府町(べふちょう)新野辺(しのべ)、水間(みま)一(はじめ)さん宅に住む娘の江梨香さん・27歳から、「自宅の玄関先で子どもが何者かに刺された」と119番通報があった。2分後に救急隊員が到着したところ、江梨香さんの次女で、同市立別府小学校2年、鵜瀬(うのせ)柚希(ゆずき)さん(7)が路上で右胸と腹部の計2カ所を刺されてうつぶせに倒れていた。柚希さんは神戸市須磨区の県立こども病院に搬送されたが、午後7時46分に死亡が確認された。死因は失血死とみられる。県警捜査1課と加古川署は、殺人容疑で同署に捜査本部を設置した。  調べでは、柚希さんは自宅から約300メートル北東の公園で、妹や同級生ら5人で鬼ごっこをして遊んだ後、自転車で帰宅した直後に刺されたとみられる。妹は先に帰宅していた。江梨香さんが悲鳴を聞き、玄関先で倒れている柚希さんを見つけたという。  柚希さんは病院に搬送中に「男の人に刺された」と話したとされる。事件発生前に、近所の人が、男が騒ぐ声を聞いたという情報があり、県警が確認を急ぐ。現場で凶器などは発見できていない。  近所に住む女性によると、柚希さんは母親、姉、妹らとともに、母方の実家の水間さん方で暮らしていた。父親は1年半くらい前に母親と離婚したという。救急隊員が駆けつけた際、柚希さんの傷は腹部深くまで達しており、意識レベルは低く、かろうじて受け答えに応じる程度だったという。 現場は、加古川市役所から南に約3キロ、山陽電鉄別府駅から西に約1キロの住宅街。近くには、神戸製鋼所加古川製鉄所がある。  近所の人は、自転車に乗っている姿をよく見かけたという。同級生の母親は「明るくてかわいい子でした。先月の運動会で、娘と一緒にダンスや徒競走をしていました。娘が知ったらとてもショックを受けると思う」と話した。 小さい子供への通り魔事件が多いですが、今の日本、大人の心も荒んでいると思います。自分より弱い幼児や子供達に危害を加えるのは止めましょう。一種の弱い者いじめです。卑怯としか言いようが有りません。自分より弱い者にウサを晴らしたり、自分の行動で、幼児にどのような不幸をもたらすかも想像し、考えないのです。昔の人の言葉を借りれば、この加害者心に鬼が済んでいるのでしょうか。幼児の命も、命を奪った加害者の命も同じ命です。皆親から貰った尊い命では有りませんか。同級生の子供達に与えた恐怖心や子供に大人に対する人間不信を植え付け、将来人として信頼を子供達が失くしてしまいます。罪深いことです。「命」を奪い、人間同士の人間性を喪失させようとした事件は、本当に許せません。社会が、心が病んでいるとしか言いようが有りません。子供も大人も、自分の命も家族の命も人の命も大切にして欲しいと思います。心からご冥福をお祈りするだけです。

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