教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

4人目の同級生を逮捕 神戸の高3自殺 兵庫県警

2007年10月29日 12時40分00秒 | 受験・学校

 新聞によりますと神戸市須磨区の私立高校で7月に、校舎から飛び降り自殺した3年の男子生徒・当時18歳が、同級生らから現金を要求されていた事件で、兵庫県警は10月29日に、同校3年の少年・18歳神戸市須磨区を恐喝容疑で逮捕した。逮捕された同級生はこれで、計4人となった。 県警少年捜査課などの調べでは、少年は今年5~6月ごろ、携帯電話で「ブレスレットを買わなければ、友達が危害を加えると言っている」との内容のメールを生徒に送信。ブレスレットを売りつけ、代金の一部として現金5000円を脅し取った疑い。 この事件では、別の同級生のフットサル仲間の3少年が、自殺した生徒と「うそをついたら、1回につき1人ずつに1万円を払う」との罰ゲームを取り決めていた。3人は今春以降、再三にわたって携帯電話のメールで金を要求したとして、恐喝未遂容疑で逮捕された。3人は恐喝未遂の非行事実で家裁送致され、少年審判の開始が決定している。この事件は、いじめでは無く、少年達 の企んだグループ犯罪です。いじめの定義や範囲を越えています。少年非行の問題で、恐喝で犯罪です。学校も見過ごし、生活指導面で非行問題に取り組んで来なかったのではないでしょうか。学校の生活指導にも問題が在ったように思います。生活指導で非行の芽は小さいうちに摘み取れが鉄則であり、基本では有りませんか。何でもいじめ問題として取り扱う危険性を感じます。明確な区別が必要なのでは有りませんか。一人の少年が自殺したのですから、学校も「命の尊さ」を考え直して下さい。

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