岩波書店、東京都千代田区が、12月8日に教師100人を対象に行った調査で、小学生の国語力が低下していると感じる教師が約9割に上ることが分かった。同社は「現場の先生が危機感を持っている表れではないか」としている。 調査結果によると、国語力について「非常に低下」とした教師は15人で、「やや低下」の73人と合わせるとほぼ9割に達した。「全く低下していない」との回答は皆無だった。 具体例を挙げてもらったところ、4年生が「八つ」を「はちつ」と誤読したほか、数え方を知らずに、何でも「個」とする児童がいたという。国際化時代にこそ正しい母国語、日本語を学ぶべきです。小学校が高校まで国語力が低下している事は、事実です。日本語が正しく読め、書け、話せるように小学校から指導すべきです。平仮名だけの作文も調査で有ったと言うのも問題です。先生が手本になり、正しい漢字の読み方や物の数え方を学校で正しく教えて貰うしか方法が有りません。この頃高校生でも野菜の名まえの読み方知らない高校生が多いとスーパーマケットの人が言っていました。小学校からの作文指導で先生に作文の書き方を教えて貰い、誤字、脱字を直して貰い、誤った文章表現の添削し指導して貰うのが一番良いと思いますが。校務で、お忙しいでしょうが。頑張って頂きたいと思います。携帯電話のメールやEメールを使うようになり国語力が低下したのでしょうか。文章を書くことが、大切だと再認識する時来ているのでは有りませんか。Eメールの文章でも目上の人に正しい敬語の使い方を知らない高校生を持つ親御さんもいますし、手紙でも同じことが言えました。手紙の古来からのマナーです。言葉遣いも乱れていますが、52歳にもなるお母さんですが法事の後自分より目上の人にご苦労さんと言ったそうで話言葉の正しい使い方も知らない良い年をした女性もいます。自分を安く見せたくない、目上の方に対しても卑下したくない気持ちかも分かりませんが。目上の方や先輩の方にも敬語を使わ無いのは本当に無礼だと思いますし、人の道に反します。日本人としての心得でしょう。友達感覚では、失礼です。驕り高ぶった人物に良く見られ、人間関係が損なわれます。親の躾の悪さでしょうか。日本語で書かれた文章は、書かれた人の人柄と教養を表しています。「年賀状に幸あるように」と元首級のお言葉を書いた年賀はがきが送られて来て、随分年下なのに無礼と怒ったお年よりも大阪に居られました。敬語の使い方を知らない日本人が増えたと苦言を呈する国語学者も居られます。日本語の乱れは、大人の世界にも浸透して来ています。小学校の国語力の低下は、大人や親御さんの正しい日本語の話し方や読み方、文章の書き方に影響を受けているとしかいいようが有りません。最近間違った日本語の、話し言葉や汚い言葉使いが多くなって来ています。日本語教育は、他の教科の基本で、基礎学力の低下にも関連性が深いと思います。