教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

ヒトデを肥料にジャガイモ丸々

2007年12月13日 12時15分23秒 | 受験・学校

このところ暗いニュースばかりですが。京都府立海洋高校の明るい話題です。 京都府宮津市上司の京都府立海洋高校は、アワビを食い荒らす漁業の敵・ヒトデを農業に活用しようと、ヒトデを細かく砕いて混ぜた土でジャガイモを栽培する実験に取り組み、12月3日に掘り起こして発育状況などを調べた。結果はヒトデ肥料の畑のジャガイモは玉太りがよく、雑草の生育を抑える作用も確認された。 かご漁などで引き揚げられるヒトデは含有する窒素分を生かし、北海道では肥料を作っている。これを知った海洋技術コースの星川俊一郎教諭・36歳が授業で試すことを発案した。ヒトデは、生徒らが舞鶴湾に潜って14キロ、約300匹を捕獲、乾燥して砕いた。  海洋技術実習棟横にある約10平方メートルの実験用畑を2区画に分け、一つには約5センチに砕いたヒトデを土に混ぜ、もう1区画では混ぜないで、9月に10個ずつ種イモを植えた。 約3カ月たったこの日掘り起こすと、ヒトデ肥料の区画から93個、7.68キロを収穫。ヒトデ肥料なしの区画は92個、6.64キロ。ヒトデ肥料の畑の方が約1キロも収穫が多く、1個当たり10グラムほど玉太りがよかった。 また、刈り取った雑草はヒトデの畑は約62グラムに対し、入れない区画は約85グラムで、雑草を抑える効果も確認した。  星川教諭は「面白い実験結果が得られた。詳しくデータを分析して、来春以降も栽培実験を続けたい」と話している。先ごろの「 経済協力開発機構・OECDは、12月4日に15歳を対象に06年に実施した国際的な学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。3回目となる今回は57カ国・地域が参加し、知識・技能を実生活に応用できるかどうかを主眼に合計40万人、国内は約6000人の高校1年が受けた。日本は、「読解力」で前回(03年)14位から15位、「数学的リテラシー(応用力)」では6位から10位に順位を落とした。東京都千代田区の日本記者クラブで先行して公表された「科学的リテラシー」でも2位から6位に下がっている。」と言う結果の指摘も有りますが。京都府立海洋高校の皆さんのヒトデを利用したジャガイモの栽培実験のトピックス素晴らしいでは有りませんか。先生と生徒皆さんが協力してヒトデを自分達で取り、自然環境にやさしく雑そうを増やさない肥料作りに成功しましたね。乾燥したヒトデを使った科学的な分析や実験で、応用化学や農芸化学の勉強にもなりましたね。海の環境問題に取り組まれ、自分達の知識や技能を十分生かされていますよ。理科離れが叫ばれる中皆さんの技術実習や海の実地調査で、環境問題の視点に立ち魚業保護や農業のジャガイモ栽培に将来役だつのでは有りませんか。京都府立海洋高校の皆さんこれからもしっかり頑張って、実験と技術実習を進めて下さい。最近は、大学進学率を上げている高校ばかりに脚光が浴びていますが。もっと職業高校の良さや、卒業後社会に出て実際に役立つ実習や実験をし、実践的に学んでいる職業高校の輝く存在も見直して欲しいと思います。これからは、職業高校からもカリキュラムを工夫し大学進学を目指せるよう制度広めて下さい。普通科高校にない技術実習や実験で学んだ実践的な知識が大学での勉強に生かされると思います。理科や化学の勉強は、教科書だけではなく実地調査や実験と実習が大切です。日常の地道な研究や実験により、成果が得られるのでは有りませんか。自分達の住んでいる自然環境や自然状況を調研究しその中から学んでいく姿勢が大切では有リませんか。自然破壊や環境汚染が叫ばれている今日、自然に学び自然を生かす事が大切であると言う大自然からの問いかけではないでしょうか。

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「じろじろ見た」のは元教え子=最後まで気付かず-暴行教諭ら2人逮捕・鳥取県警

2007年12月13日 11時12分22秒 | 受験・学校

鳥取県警米子署は、12月8日に暴力行為法違反の疑いで、鳥取県米子市錦町、私立米子松蔭高校教諭松本裕樹・38歳、双子の弟の同県境港市渡町、境港市社会福祉協議会職員松本直樹・38歳の両容疑者を逮捕した。 被害に遭ったうちの1人は裕樹容疑者の元教え子。レストランで3人で飲食していたところ、店内にいる教諭に気付いた。 米子署の調べによると、両容疑者は、12月6日午前0時50分ごろ、米子市冨士見町のレストラン駐車場で、店から出てきた会社員・34歳と同じ会社のパート社員・23歳に「何をじろじろ見ていたのか」と因縁をつけ、顔を平手で殴打、腹をけるなどした疑い。
 両容疑者は店内で飲酒しており、裕樹容疑者は自分を見たのが元教え子とは最後まで気付かなかったという。この頃先生による飲酒運転や飲酒による暴力事件が多いです。職業柄お酒好きの先生は多いですね。酒を飲むと人柄が変わるのか、分かりませんが。お酒に飲まれないようにして下さい。飲酒事故を起こす人は、交通刑務所の専門家の分析で、知らず知らずの内に本人がアルコール依存症状に掛かっている場合が多いと指摘しています。忘年会シーズンに入りますので、飲酒事故や深酒で、一生取り返しの付かないようなことに為らないようにして下さい。自分だけの問題ではありません。家族も他人をも不幸にしますから、お酒は程ほどにしましょう。
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