教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

10年度から延滞通報=奨学金、在学生も対象-支援機構

2008年12月06日 15時28分48秒 | 受験・学校

『 大学生らに奨学金を貸与する日本学生支援機構は5日、信用情報機関への延滞者の通報を2010年4月から始めると発表した。新規に貸与を受ける学生だけでなく、継続して貸与を受ける在学生なども制度の対象となり、年間5万件程度の情報が登録される見込み。
 支援機構は11月、銀行などが会員の全国銀行個人信用情報センターに加盟。センターの情報は消費者金融や信販会社も利用しており、通報された延滞者はローンを組んだり、クレジットカードを作ったりしづらくなる。
 通報するのは滞納から3-6カ月後。金融機関からの借用状況を点検できるようになり、ほかでも滞納していれば督促や強制執行の申し立てを行う。所在不明の場合は住所確認に利用する。』 時事通信

奨学金の食い逃げならぬ借り逃げや、奨学金を貸与されたのに返していない未返納者や延滞者も多いと思います。このまま行けば奨学金の未返納者や延滞者が増加する一方で、日本学生支援機構の赤字が増え、日本の大学の奨学金制度は崩壊してしまいます。自分は奨学金を受けたので、後の奨学金を受ける学生はどうでも良いのでは余りにも利己的過ぎます。お互いに助け合う「相互扶助の精神」が無いのでしょうか。どうせ国家が赤字分を補填してくれから大丈夫と考えているのでしょうか。「親方日の丸」の護送船団方式は今の日本では通用しません。もうどんぶり勘定の時代は済みました。後に続いている大学で奨学金を受けなければ学べない学生のことは考え無いのでしょうか。大学人として、良識と良心、教養が有っても後輩への人間としての思いやりが無いのでは有りませんか。奨学金の返却額を巡って貸与者と日本学生支援機構が裁判で争っているケースも多いらしいのですが。大学院時代奨学金を貸与されある私立の男女共学高校の専任教諭になりながら、奨学金を借り逃げした貸与者も居ます。無責任な借り逃げ貸与者もかなりいると思われます。「喉元過ぎれば、熱さ忘れる」の諺通りでは困ります。学生時代の苦学したことは、過去のことと思わないで下さい。教育基本法の「教育の機会均等」の精神を生かし、実施する為に皆で支えあう必要があるのではありませんか。奨学金の貸与者の枠が狭められたり、貸与額が削減されないように経済的に恵まれ裕福になられた奨学金の元貸与者は、後に続く新規貸与者の為に返却して上げて下さい。

☆ウェブサイト:http://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

                                                                   

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