『 都立の中高一貫校が新たな中学受験層を生み出し、注目を集めている。特色ある受験指導などに定評を持つ私学の独壇場だった中高一貫教育に都立勢が挑んだ形だが、まだ歴史も浅く卒業生を出していないため、期待先行の側面があるようだ 「このままだと来年はさらに追い風が吹きそうだな…」。 最近、塾や教育産業の関係者にこんな声が増えてきた。本格的な不況の影響で、学費が断然安い都立の中高一貫校が志願者を伸ばすという意味だ。 一般に、私学に近い形の公立中高一貫校は、高校の入学募集をしない6年間完全一貫体制の「中等教育学校」と高校募集枠を残す付属校タイプの「併設型」の2つがある。私学の入試スタイルと違い知識を「使いこなす力」を重視した各校独自の「適性検査」を課すのが特徴だ。 都立は既存の高校を母体に、2005年春開設の白鴎(併設)を皮切りに現在7校(区立移管された九段=中等=を含む)あり、このうち小石川(中等)や両国(併設)の名門校も中高一貫化された。各校とも難易度は有名私大の付属中などに匹敵し、今春の応募倍率も軒並み5~15倍の狭き門だった。10年春には一挙に11校に増える。 では、一連の試みが都立“復権”をもたらすのか。日能研の井上修進学情報室長は「まず11年春に白鴎の中高一貫1期生の大学合格実績が出ない限り現時点での評価は早計。現在の高倍率も私立本命組の様子見受験が相当数いるため」とみる。 別の大手進学塾関係者は「現場の教師の対応や独自のカリキュラム編成などにまだ試行錯誤もみられ、難関私学に負けない実績を出すには時間を要する」と冷ややかだ。 いまや、都内の公立小と公立中学校の卒業生の進路で私立が受け持つウエートは大きい。従って公教育が私学経営を脅かすような“全面対決”は得策ではないとされている。このため、本音では都立の中高一貫校を「受験エリート校にしたい」と意気込むものの、コトは簡単ではない。当初は入試も超難関校がひしめく試験解禁日の2月1日の前に実施しようとしたが、結局は国立中学と同じ2月3日に落ち着いた経緯もある。 中学受験に詳しい森上教育研究所の森上展安代表は「都内で難関大合格を考えれば、 都立の中高一貫校が新たな中学受験層を生み出し、注目を集めている。特色ある受験指導などに定評を持つ私学の独壇場だった中高一貫教育に都立勢が挑んだ形だが、まだ歴史も浅く卒業生を出していないため、期待先行の側面があるようだ。 「このままだと来年はさらに追い風が吹きそうだな…」。 最近、塾や教育産業の関係者にこんな声が増えてきた。本格的な不況の影響で、学費が断然安い都立の中高一貫校が志願者を伸ばすという意味だ。 一般に、私学に近い形の公立中高一貫校は、高校の入学募集をしない6年間完全一貫体制の「中等教育学校」と高校募集枠を残す付属校タイプの「併設型」の2つがある。私学の入試スタイルと違い知識を「使いこなす力」を重視した各校独自の「適性検査」を課すのが特徴だ。 都立は既存の高校を母体に、2005年春開設の白鴎(併設)を皮切りに現在7校(区立移管された九段=中等=を含む)あり、このうち小石川(中等)や両国(併設)の名門校も中高一貫化された。各校とも難易度は有名私大の付属中などに匹敵し、今春の応募倍率も軒並み5~15倍の狭き門だった。10年春には一挙に11校に増える。 では、一連の試みが都立“復権”をもたらすのか。日能研の井上修進学情報室長は「まず11年春に白鴎の中高一貫1期生の大学合格実績が出ない限り現時点での評価は早計。現在の高倍率も私立本命組の様子見受験が相当数いるため」とみる。 別の大手進学塾関係者は「現場の教師の対応や独自のカリキュラム編成などにまだ試行錯誤もみられ、難関私学に負けない実績を出すには時間を要する」と冷ややかだ。
いまや、都内の公立小と公立中学校の卒業生の進路で私立が受け持つウエートは大きい。従って公教育が私学経営を脅かすような“全面対決”は得策ではないとされている。このため、本音では都立の中高一貫校を「受験エリート校にしたい」と意気込むものの、コトは簡単ではない。当初は入試も超難関校がひしめく試験解禁日の2月1日の前に実施しようとしたが、結局は国立中学と同じ2月3日に落ち着いた経緯もある。 中学受験に詳しい森上教育研究所の森上展安代表は「都内で難関大合格を考えれば、小中高と私学の優位性はそう簡単に揺るがない」と指摘している』IZA・イザより引用
1978年以降東京の都立高校は、東京大学の合格者数でベストテン入りしたことはありません。私立の有名中高一貫校は、少子化による18才人口減少期を見抜き、生き残る為に々東京大学を含め難関大学への合格実績を上げて来たと言えます。進学実績を積み重ねて来た歴史と伝統は今日や明日に出来るものではありません。都立の中高一貫校の人気や受験者が増加してもすぐに難関国立大学合格実績が上がるとは限りません。設立された中高一貫校の6年後、卒業生が出る年にどれだけ難関大学合格者を出せるかどうかが問題です。これは公立、私立の中高一貫校を問わず言えることで、受験業界や教育界では学校の評価の基準です。私立の中高一貫校に対抗して中等教育学校から入学試験を実施し、6年間のカリキュラムを取り入れてもなかなか私学の中高一貫校に負けない難関大学への合格実績上げるのは難しいと思います。
初めての卒業生を出してから、最低10年は掛かると思います。数値の上での大学全入時代を迎えてからになってしまうのではないでしょうか。上位校以外の私立高校が、中高一貫校に名前を変え変身しても昨年度の私立高校の全国的な大学合格者数の水増し公表問題を見れば一朝一夕には、難関大学への合格者数を上げることは困難だということが良く分かると思います。進学校としての歴史が浅いと卒業生の大学受験データの追跡調査や分析もままなりません。本当に都立高校復活を願い目指し、以前のように難関大学への合格実績を上げる教育方針なら都立御三家、伝統と歴史のある日比谷・西・戸山高校に併設中学校を作り、中高一貫教育にふさわしい入学試験を行い私立の中高一貫高校並みの6年間のカリキュラムに基づく授業を実施する必要性があると思います。その為には他の都立高校の中から優秀な教員を集め、腰をすえ転勤の無いシステムを作る必要が有ります。
私立の中高一貫校に入っても、難関大学への合格へのバスポートを得たわけでは有りません。私立の有名中高一貫校の6年間を通じて、トッブクラスの学習成績を上げれるかどうかが問題です。私立の高一貫校の中学校受験に合格しても、その後の6年間どれだれトップの成績を維持出来るかどうかです。私立の有名中高一貫校に合格しても、親御さんの胸膨らむ期待とは裏腹に年々成績が下降し、高校1年の頃には落ちこぼれやる気と自信、学習意欲も失い卒業生としてはふさわしくない私立大学に合格した生徒もいました。小学校からの塾費用や学費、親御さんの経済的負担を考えるとそれだけの成果が有ったかどうかが疑問です。私立の中高一貫高校に合格したお子さん達が、6年間心身とも健康で、学校での厳しい競争に勝ち抜き、良い学習成績を上げるには親御さんの精神面と経済的なサポートや親御さんの健康維持も大切な条件ではないでしょうか。
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