教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

夏休みに新型インフル余波 近畿の公立校、休校分短縮も

2009年07月19日 16時35分01秒 | 受験・学校

『近畿の多くの公立小中高で17日、終業式があった。しかし、新型インフルエンザの影響で5月に約1週間の休校などとなった大阪、兵庫両府県では、終業式を遅らせるところも。夏休みの一部が授業に変更となり、旅行などを予定していた家庭からは戸惑いの声も聞かれた。 大阪市では17日に市立小中学校の終業式があった。夏休みを短縮し、2学期は8月27日から始める。補えない分は短縮授業の日を平常授業とするなどして対応する。 大阪市福島区の市立鷺洲小の終業式では、古田豊子校長が「今年はインフルエンザのため8月27日から2学期が始まります。夏休み中も手洗い、うがいの習慣を続けましょう」と話した。1年生の奥出凪津子(なつこ)さん(7)は「夏休みが短くなり、ちょっと悲しいけど、インフルエンザで休んだ分、お勉強もしなくちゃいけないから。休みの間はいっぱいプールで泳ぎたい」と笑顔で話していた。  兵庫県宝塚市も17日に終業式があったが、2学期の始業式は8月25日。市教委の担当者は「秋以降の新型インフルエンザが心配される中、不足した授業の穴埋めをずるずる先延ばしにはできない。8月中に補っておかないと安心できない」と話す。  一方で、大阪府茨木市の市立小学校は17日も平常通り、授業をした。終業式は大阪市より1週間遅い24日となる。茨木市立小に5年の長男と2年の長女を通わせる主婦(36)は、7月下旬のキャンプに2人を参加させることにしていたが、登校日と1日重なった。子どもだけで参加する人気の催しで、早々と4月に申し込んでいた。主婦は「夏休みの最初に予定を入れる人は多いので、できれば時期を考えてほしかった」と話す。 このほか、大阪府貝塚市や兵庫県の伊丹市、市川町などは夏休みを削らず、平時に少しずつコマ数を増やして不足分を解消する。大阪府豊中市も、夏休みの短縮は小学校で1日、中学校で2日にとどめた。神戸市は夏休み中に3日程度の授業日を設けることにしており、時期は学校に委ねた。大阪と兵庫の府県立高校の多くは夏休み中の一部を授業日にする。 』アサヒコム

今回の新型インフルエンザの影響で、一週間の休校措置で各家庭の夏休みの計画も狂ってしまったと言えます。夏休みを短縮すると言っても関西の夏は暑いです。今年の夏はどうなるか分かりませんが。関西の暑い夏休みは、気温も高くて蒸し暑く勉強の能率も上がりません。子供達の学習効果も考えるべきです。一週間の休校の補充授業は、公立校では週休5日制が未だ実施されていますので、新学期に入ってから休みの土曜日に授業を行い授業を行い補講としたら良いと思います。土曜日の午前中授業なら学習能率が上がると思います。これからも緊急事態や新型インフルエンザの再流行で、学校が休校措置を取らなくてはならない場合も有り得ます。今年の秋以降には、又新型インフルエンザの再流行が懸念されます。新型インフルエンザが、再流行する可能性も考え無くてはなりません。現行の週休5日制の休みの土曜日を大いに子供達の為に活用すべきでは有りませんか。公立の小学校から高校まで、臨時措置として活用すべきです。私立の中高一貫校は、週休5日制で、授業を休んでいる私立学校は現実には有りません。規則と規則と考えずに子供達の勉強や日常生活に無理やひずみが出ないよう子供達の目線に立った学校運営が大切だと思います。夏休みだからと言って、昔のように遊んでいる子供達はいません。朝から夜遅くまで進学塾や予備校の夏期講習会に出席する生徒がほとんどです。今回の新型インフルエンザの影響による休校措置で夏休みが短縮され、休校措置の授業の補講で、進学塾や予備校の夏期講習会の授業が、学校の補講分の授業が重なる可能性も有ります。インフルエンザによる休校措置の余波かも分かりませんが、各県と各市の地域の学校の補講分に合わせて、進学塾や予備校は夏期講習会や集中強化講座の授業日程を調整せざるを得ないのではないでしょう。

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