教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

非行防げ、夜回り大学生 福岡、兄貴・姉貴目線で声かけ

2009年07月11日 13時09分40秒 | 受験・学校
 『少年たちの非行防止に、大学生らが一役買う試みが福岡で始まっている。警察官らと夜の繁華街などに出向き、気さくに少年に声をかける。「大人の視点」には反発する子どもたちも、年代的に兄貴、姉貴分にあたる学生には気を許すのでは、との期待からだ。少年の非行者率の高さが「全国ワースト1」の福岡。これを汚名返上の一手とすることができるのか。  週末の夜。福岡市東区のゲームセンターに、おそろいの黒いベストを着た大学生10人の姿があった。福岡県警などでつくる県少年補導員連絡協議会が募集した学生サポーターの一団だ。警察官や少年補導員、PTAのメンバーと毎月2回、夜間の街頭補導に加わる。  この日は夜8時から1時間ほどかけ、ゲームセンターやパチンコ店を巡回した。途中で立ち寄ったJR駅では、階段に座り込む3人の少年の前で足を止めた。学生らと一緒にいた東署員が「いつまでも座ってないで早く帰れよ」と声をかける。少年たちはうなずき、立ち上がった。  この日の街頭補導で大学生や警察官たちが声をかけた未成年は、計15人。同行した九州産業大4年の坂田誠弥さん(21)は「大人と一緒のチームで回っているから声をかけやすい」。  学生サポーターの制度は、県警が08年度から始めた。警察官らの街頭補導に同行したり、補導された少年少女の立ち直り支援教室に立ち会ったりする。県警少年健全育成室の田中恭幸室長は「警察官が注意すると反発する子どもたちも、年齢の近い大学生が声をかけると話を聞いてくれやすい」と期待を込める。  取り組み初年度は、県内7大学から75人が参加。説教する口調になりがちな警察官と反抗する少年の間で、会話の接点になるなど溝を埋める役割を担ったという。今年度は家庭裁判所の調査官や教師を目指す学生ら、120人がサポーターに登録した。  制度導入の背景には、福岡県内の少年非行者率の高さがある。10~19歳の少年少女1千人あたりに占める刑法犯少年の人数は14.1人。最も少ない山形の3.5倍で、6年連続で全国ワースト1の記録を更新し続けている。 県警は、深夜徘徊(はいかい)は喫煙や飲酒などの非行へ発展し、犯罪につながる恐れがあると警戒している。このため街頭補導を強化し、非行の芽を摘もうとしている。 前年度に引き続き学生サポーターとして活動する福岡大2年の内野敬介さん(20)は「一人でも多くの子どもの声に耳を傾け、子どもとの接し方を学びたい」と意気込む。将来は経験を生かして、教員になりたいという。』アサヒコム
少年少女達と年齢の離れていない大学生が夜回りすれば非行が少なくなると思います。少年少女達は、学校の先生や両親、警察官に言われると反抗して言うことを聞かない場合が多いと思います。気軽に話せる大学の兄貴、女の子には姉貴に当たる女子大学生が声を掛け、話し合えば良く話を聞き納得するのではと思います。大人に高飛車に言われると反抗したくなるのではないでしょうか。日頃から自分のことを心配してくれ、話しかけてくれる人がいないので意外と心の中は寂しいのではと思います。若くて年齢も近い大学生が、気さくに声を掛けると良く聞き、話し合う雰囲気が出来るのではないでしょうか。家庭裁判所の調査官や教師を目指す120人の学生サポーター皆さん、少年、少女の非行を無くす為に頑張って下さい。この学生サポーターの経験が家庭裁判所の調査官の仕事や学校の教壇にたった時に役立ち、きっと生かせると思います。子供達の気持ちや考えを理解し、子供達の置かれている現実が分からないと非行問題にも取り組めずに解決出来ないと思います。現実に経験したことがこれから生きて来ると思います。大人の目で見るのではなく、子供達の目の高さ、目線に立って、非行の道に走らないように気軽に声掛け、話し合い、子供達の為に頑張って下さい。少年の非行者率の高さが「全国ワースト1」の福岡県も汚名返上の一手となると思います。最近話し合うことの機会の少ない子供達とざつくばらんに話し合い、解決の糸口を皆で見つけ出して下さい。子供達との対話、話し合うことが大切なように思うのですが。
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