『福岡市中央区のモスバーガー笹丘店で21日、客ら9人が一酸化炭素(CO)中毒の症状で病院に搬送された事故で、COが発生したとみられる揚げ物調理器具「フライヤー」の排気口に食材が詰まっていたことが関係者への取材で分かった。福岡・中央署は、不完全燃焼を起こした原因の可能性もあるとみて調べている。 モスバーガーを経営するモスフードサービス(東京)によると、21日の開店前後の午前9時半と同11時にフライヤー2台を点火した。うち2台目の排気口にアップルパイが詰まっていたという。正午前に女性店員が倒れ、客らも次々と体の不調を訴えた。 福岡・中央署や福岡市消防局によると、従業員の1人は「(事故当日の)朝から調子が悪く、火がついているのに油の温度が上がらなかった」と話していたという。
また、同社によると、笹丘店は95年10月にオープンし、使用しているガス機器などを年1回点検するよう指導していた。しかし、少なくとも昨年10月以降実施されていなかった。 事故では、5~41歳の客と従業員9人が病院に運ばれ、従業員2人の血中からCOが検出された"』7月23日19時23分配信毎日新聞
日本では昔から台所には、置所、おくどさん(と読みますがかまどの意味で)がおられると言われ、一家の主婦は火を大切に扱い、大事にし、台所を綺麗に掃除して来ました。三宝荒神さんをかまどの上にお祭りして居られる家庭もあると思います。皆日本のお母さん達は、おくどさんと言い、かまどの神さん、台所の神さんを大切にして来ました。それは台所を大切にし、台所から火を出さないようにお母さんからお母さんに家庭で伝え、教えられて来たことです。外食産業に携われている男性の目だけから、厨房を見ると見落としていることも沢山あると思います。日本料理の料理人は、昔からの火の扱い方や厨房の仕来りや教えを守って来ています。日本料理の修行中板長さんから厳しく仕込まれていると思います。かまど屋さんと言う名前を使っている弁当さんも有りますね。火の扱いとお台所を大切にして来た日本の昔からの家のお母さんからお母さんに語り継がれてきた来た智恵を今の時代にこそ生かすべきではないでしょうか。排気口にアプルパイ詰まっていたのは、やはりモスバーガーの調理場の清掃と調理器具や換気装置の安全点検をおこったからではないでしょうか。もつとお店の台所、厨房を愛し大事にすべきです。今回の事故台所の神様に叱られたのでは有りませんか。外食産業は、独自のマニュアルや調理法、安全管理システムを実行していると思いますが。やはり日常の調理後の後かたずけや調理場の清掃と衛生管理、調理器具類の安全点検は、便利な調理器具や装置が出来たとは言えベテランお母さんの台所使用法や意見も取り入れ、主婦の目配りと視点が必要なのように思います。外食産業は、男性や若い女性が活躍していますが。ベテラン主婦の台所の使い方や智恵で、調理場を管理しないとこのような調理器具による一酸化炭素中毒事故はなくなら無いと思います。台所や厨房に電気やガスを利用した便利な調理器具が出来ても、昔からの火を扱う台所であることには変わりが有りません。家庭のベテラン主婦の目線から見て考えて、厨房の使い方や調理法を生かし、営業が終わったら綺麗に清掃し、調理器具類の安全点検を実施し無事故を達成して下さい。
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