教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

<刺殺>刺した同級生「約束ごと守らなかった」と供述…奈良

2009年07月04日 15時46分04秒 | 受験・学校
<刺殺>刺した同級生「約束ごと守らなかった」と供述…奈良
『刺殺事件で会見する浜田さんが通う高校の副校長(左手前)=奈良県桜井市で2009年7月4日午後0時37分、内林克行撮影
 同級生の間に何があったのか--。奈良県桜井市の近鉄桜井駅ホームで4日起きた私立高校の男子生徒による同級生刺殺事件。2人は期末試験のため登校する途中だったが、逮捕された生徒は新品の包丁を通学かばんの中に隠し持ち「約束ごとを守らないので腹が立った」と供述したという。高校生が多数利用する駅で起きた事件に乗客らはショックを受け、学校側は対応に追われた。 現場の桜井駅は、近鉄大阪線とJR桜井線が乗り入れるターミナル駅。土曜の4日朝も授業や部活動で登校する生徒たちの姿が目立った。
 近鉄などによると、通報を受けて駅員2人が駆け付けると、血を流して倒れている浜田知哉さん(18)と、もう1人の男子生徒のそばに長さ20センチほどの包丁が落ちており、駅員が男子生徒に「刺したのか」と聞くと、軽くうなずいた。駅の助役が夏用の制服の半袖シャツを脱いで浜田さんの止血をしたという。 2人と同級生の男子生徒(17)は「浜田さんは優しく、勉強も一生懸命。(逮捕された生徒とは)あまり話したことはない」と話した。同級生の女子生徒は浜田さんについて「おとなしい性格で、部活動にも入っていなかったと思う」としたうえで、「理由は分からないが、2人は高校1年の時にトラブルがあったようだ。2人だけ特別授業を受けていたこともあった」と明かした。
 2人が通う高校の副校長は「全職員が心を痛めている。命の大切さを指導していただけに大変残念。浜田さんの冥福を心からお祈りします」と沈痛な面持ちで語った。期末試験後の4日午前10時50分ごろから全校集会を開き、生徒に「大変な事件が起こった。命の大切さを考え、人への思いを確認してほしい」と呼びかけたという。 現場周辺では、乗客らが不安げな表情を浮かべた。大学生の息子がいるという近所の男性(45)は「包丁を持ってきたなんて、計画してのことなのだろうか。息子と年が近いから怖い」と話した。高校3年の女子生徒(18)は「高校生が事件を起こしたことがショック。こんなことが起きるなんて」と、唇を震わせた。 駅前でたばこ店を営む女性(69)は「お客さんから、刺された高校生が青い顔色をして救急隊員に運ばれたと聞いた。怖かった」と話し、駅近くで働く女性も「救急車やパトカーが多く来て驚いた。周りにも人が多くいたと思うので、とても怖い」と青ざめた。』読売新聞 約束を守らないからと言って同級生を新しい包丁で刺して物事は解決するものではないと思いますが。同級生の命を奪って何の解決となるのでしょうか。人間と動物の違いは言葉を話せ、お互いに話し合え理解することが人間には出来ると言うことではありませんか。同級生で有っても人は自分の思うようになりませんし、考え方もそれぞれ違います。特に生命や死に対する認識が希薄になっているのではないでしょうか。ゲームの作られた虚構の世界と現実の日常生活をしている世界との認識区別が出来ずに自分に取って都合の悪いことは総て消してしまえ、なくしてしまえば良いと考えるのは大間違いです。自己中心的な考えで、他人の立場や他人のことを考えない大人も増えています。高校生にもなってお互いに理解しあえるまで十分話し合えないのでしょうか。今の高校生は、刃物や凶器となるような物を持てないと喧嘩も話し合いも出来ない高校生なのでしょうか。最近大人も高校生を笑えない人達ばかりで、駐車場でのトラブル家の台所から包丁を持ち出し問題を起こした大学准教授もいました。私の学生時代は、凶器になるような物を持たないと喧嘩も出来ないような男の子は、弱虫と言われた時代でした。今のようにナイフを持ち歩いたり、包丁で人を刺したりする高校生は少なかったと思います。小さい時から外で友達と遊ばずに、喧嘩もしないでゲームや携帯電話のメールばかりをしていたら、賢い知識の機械に強い子供に育っても人間関係が希薄なり、トラブルやゴタゴタが起こっても話し合いによって解決できると言う体験が出来ていないのでは有りませんか。小さい時から子供達同士、口喧嘩をしたりして成長するのでは有りませんか。昔は喧嘩は、すればするほど強くなると言われていましたが。小さい時から喧嘩はしない様にと教養有る教育ママに育てられて、男らしさやたくましさを忘れてちまちました女性の腐ったような日本男児が増えたのと思いますよ。小さい時からのいろいろな体験や経験を積む大切さ、喧嘩はしてはいけません、怪我をし無いようにしましょうか、危ないと言いい。昔で言えば女の子遊びのような室内での遊びに没等しているのが近頃の男の子達ですよ。
喧嘩はばかりしているのは良く有りませんが。子供の内からいろいろと良くないことも良いことも経験する大切さを忘れてはなりません。それが本当の育児教育と思います。
学歴の有る教育ママに、小学校3年生勉強を仕込まれるのも大切ですが。友達との成績や点数を上げる競争意識だけで子供の成長に必要な人と人とのつながりや人間関係の大切さも教えるべきでは有りませんか。入学試験は、学力も大切ですが健康で、体力のある子供が最後に勝ち残りますよ。『死を通して生を考える教育 、Death・Education(デス・エデューケション)の第一人者東京純心大学の中村博志特任教授の「少子高齢化や、核家族化、住環境の影響で、子供達の周りから『死』が遠ざかっている現実があり、『死に対する認識』が希薄になっている。」との指摘があり、中村教授の調査では、 『一度死んだ動物が生き返るか?』との質問に「何と5割り近くの小中学生生き返る。生き返ることも有ると答えているのである。」マスコミのでの調査約4割がそのように思っているとの数字が報道されている。何と歯学部の学生でも域か売ることが有ると思っていたという。ゲームのようにリセットすればいいだけと考えていたと言うのです。これが現実です『いじめにより自殺者』ももしかすると自殺しても生き返ると思って自殺したのかも分かりません。』「まわりをみるな前を見よ」西口正著ぱるす出版・③ぺットは忠実な家族、実体験として「死」を見据えるP45~P46より引用。動物でも人間でも一度死ぬと二度と生き返らないと言うことを小さい子供の頃から教えるべきです。精神科医は、難しい精神用語を使い私達の頃無かった新しい病名を付けますが。果たしてそれで解決するでしょうか。新しい病名や診断法を唱えられてもなぜ起こるのか原因を解明するのことが大切で、入院出来る病院を増やさないといけない結果になるのと思うのですが。この2人の高校生は、高校1年のときから何かトラブルが有ったようですので学校の生活指導の対応に問題は無かったのかと思います。近畿日本鉄道の桜井駅の助役さんが、夏用の制服の半袖シャツを脱いで浜田君の止血をされたのに本当に残念です。近鉄桜井駅の助役さんも、浜田君の命を助けようと一生懸命だったと思います。今の日本では、人間の尊い命と心を大切する教育が忘れられているように思えてなりません。弘法大師の教え『生かせ命』、自分の命も、人の命も、家族の命も大切にして下さい。
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