教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

ニュースを斬る 北朝鮮軍が砲撃に踏み切った真の理由に寺島真一先生から頂いたコメント

2010年12月08日 20時58分00秒 | 国際・政治

寺島真一先生の「精神主義」

先の大戦では、日本人は精神主義で戦って、みじめな敗北を喫した。
日本人の精神力が足りなかったために、戦場においても工場においてもアメリカ人の精神力に負けたのだと考えていたとしたら、それは日本人の誤りである。

日本人には、意思がない。だが、恣意がある。
だから、日本人には能動はないが、願望はある。
米空軍が日本の都市を爆撃し始めたころ、航空機製造業者協会の副会長は「ついに敵機は我々の頭上に飛来してまいりました。しかしながら、我々航空機生産のことに当たっておりますものは、かかる事態の到来することは常に予期してきたところでありまして、これに対処する万全の準備をすでに完了いたしております。したがいまして、何ら憂慮すべき点はないのであります」と述べた。
すべてが予知され、計画され、十分に計画された事柄であるという仮定に立つことによってのみ、日本人は、一切はこちらから積極的に欲したのであって、決して受動的に他から押し付けられたものではないという、彼らにとって欠くことのできない主張を持続することができた。

日本人がどこで希望的観測の罠に落ちるのか、現実と願望 (非現実) を取り違え精神主義に走るのか、きちんと振り返り反省することはほとんど不可能である。
それは、日本語に時制がないからである。
日本語脳においては、現実と非現実を異なる時制を使って表現することができない。
現実を現在時制の内容として表し、願望を未来時制の内容として表すことができれば、それぞれの内容は別世界の内容となり、混乱することはない。混乱しなけれぱ゛キリスト教のような宗教になり、混乱すれば原理主義となる。

だがしかし、我が国では、一つの事態の肯定と否定は、同じ世界のこととして言い表される。
人々は、無為無策でいながら現実が願望へと突然変化 (反転) することをひたすら願うものである。
言霊の効果の出現を望んでやまない。
必勝を心の底から祈願すれば、悲惨な玉砕もあっぱれな勝ち戦に見えてくる。
無理な欲望が強靭であるがために、現実直視は難しくなる。
これが、日本人の精神主義の本質である。
日本人は、祈願を他力本願・神頼みとしておおっぴらに認め合っている。
問題解決の能力もなく、事態を台無しにする危険をはらんでいる。
この閉塞状態が日本人の知的進歩の限界となっている。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
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OECD学習到達度「授業時間確保を」 ゆとり影響、色濃く

2010年12月08日 16時02分51秒 | 受験・学校

『 国際学習到達度調査(PISA)では、読解力も数学・科学の応用力も世界トップクラスには達していない日本の教育の実情が浮き彫りになった。調査対象になった15歳は小学3年から「ゆとり教育」を受け、授業時間が減らされてきた世代。専門家からは「もっと授業時間の確保を」との声が上がった。 「日本の順位が『上の中』で停滞している。勉強の習慣がない、努力を好まない、という子供たちの生活環境の問題だ」。数学の専門家で東海大教育開発研究所の秋山仁所長は今回の結果をこう分析する。ゆとり教育では、授業時間を減らして「総合学習」の時間が導入された。 秋山所長は「総合学習の時間を有効に活用できなかった」と話す。「『最近の円高で、企業は大変』とか『スーパーの円高還元セール』というニュースを耳にして、どういうことなのか興味を持たせ、自分の頭で考えていけば思考能力も高まったはずだ」 埼玉大経済学部の岡部恒治教授は「子供たちが自分で考える機会をつくるためにも授業時間の確保は欠かせない」と話し、ゆとり教育での授業時間“削減”が原因と分析する。 ゆとり教育は実質的に路線転換が図られ、授業時間は増やされ始めた。小学校では平成23年度から正式に脱ゆとり教育の新学習指導要領が施行される。 しかし、単純に授業時間を増やすだけでは、不十分だとの意見もある。東大名誉教授で高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)の兵頭俊夫特別教授は「学校で基礎問題をしっかりと解ける力を身に付けていけば、応用問題にも対応できる。基礎の大切さが見直されるべきだ」と話す。 PISAで併せて行われたアンケートでは、日本の子供たちは以前より読書の習慣が身に付いているという結果も出たが、国語作文教育研究所の宮川俊彦所長は「世界のトップレベルを目指すなら、読む本の内容も問われる。難解な古文や古今東西のさまざまな作品を読むことが必要だ」と注文を付けている。』2010年12月8日(水)08:00産経新聞

知識詰め込みと暗記中心戦後の受験勉強の弊害では無いでしょうか。時間内に素早く問題解く受験技術は身に付いていても、読解力、理解力、思考力の低下に結び付いていると思います。授業時間や教科書の学ぶ内容を増やしても、数学や科学の応用力が付くとは限りません。子供達が、落ち着いて考える時間の確保も必要と思います。日本の子供たちは以前より読書の習慣が身に付いているという結果も出たが、成績アップや学力向上にすぐに読書習慣を位置づけるのは、日本人らしい功利的な発想ですが。難解な古文や古今東西のさまざまな作品を読むことを子供達に要求したら、かえって読書嫌いな子供達増え、読書の楽しみが薄れ。活字場慣れが起こるのでは有りませんか。読書の楽しみを持続する方が良いと思います。「総合学習」の時間を子供達の想像力や思考力を向上されるような指導が教育現場で活用出来なかったのかも分かりませんが。最近子供達だけではなく、最近の学校の先生の想像力や発想力も乏しくなっています。学校の先生が、テスト問題や授業で殺人事件を取上げているようでは、子供達に応用力に結び付く発想が生まれないと思います。このような学校の先生に教えて貰っている子供達は、不幸せですし善・悪の判断も出来ず、社会的常識も薄れ、想像力、思考力の向上も望めないと思います。ゆとり学習から急ハンドルを切るのではなく、子供達の目線に立って各教科の関連性から学ぶべき内容を取捨選択して学校で教えるべきでは有りませんか。急に教科書や授業内容を増やしても子供達の学力が向上するとは思えません。科学と関連性の深い数学の学習を充実させる為に教科書知識の詰め込み教育ではなく、科学実験や実習、校外での自然観察、調査、見学学習を重視する科学教育、理科教育の基礎作りと充実が必要と思います。もつとこれからは、試験中心の受験勉強ではなく、自然の中に入って日本の子供達は、学ぶべきだと思います。

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たった1坪、2品で、年商3億!“幻の羊羹”を求めて、吉祥寺の和菓子店、「小(お)ざさ」

2010年12月08日 15時08分09秒 | 社会・経済
ダイヤモンド・オンライン2010年12月7日(火)10:30
 JR中央線・吉祥寺駅北口から徒歩2分。「ダイヤ街」と呼ばれる商店街に、小さな小さな和菓子店、「小(お)ざさ」がある。店舗面積はわずか1坪にすぎないが、年商は3億円超。一般の菓子製造小売業の年間坪当たり販売額が約231万円(2007 年)なので、おそらく坪当たり売上高は日本一だろう。

 しかも、売っている商品は「羊羹(ようかん)」と「もなか」の2品だけ。羊羹は1日150本限定(1本580円)で、“幻の羊羹”ともいわれている。早朝4時、5時頃から、羊羹を買うために必要な番号札を求めて行列がとぎれない。この行列は40 年以上続いているから驚きだ。1個54円のもなかも、年末には1日4万個、年間通しても1日平均1万個売れ続けているという。


お店の前には、早朝から「幻の羊羹”を求めて」列ができる

 小ざさの創業は1951年。小さな屋台の団子販売から始まった。屋台には1日12時間、 365日休みなく、たった1人で店に立ち、その後、創業者である父・伊神照男氏の薫陶を受けて、羊羹づくりに人生を懸けてきたのが、稲垣篤子社長である。 12月3日には、78歳にして初めての本、『1坪の奇跡―40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」味と仕事―』(ダイヤモンド社刊)が刊行された。 それにしても、これだけの人気があれば、生産量を増やし、多店舗展開して、商いを大きくしようとは考えなかったのだろうか。稲垣社長:店を大きくしますと、目が行き届かなくなりますね。昔の人はよく「身の丈の仕事」と言っていましたが、商売を大きくして大雑把になるよりも、いまやっている自分の仕事をきっちりと、ということでございます。
おかきやとデンボウは大きくなると潰れると言う江戸の諺が諺が昔から有るそうです。昔ながらのおいしい味と品質を一徹に守っておられるので、お客さんが減らないのでは無いでしょうか。昔ながらのおいしい羊羹と最中は味一筋と言えます。今の未曾有の不況中、1坪の奇跡―40年以上行列がとぎれない 吉祥寺「小ざさ」さんは、立派な経営哲学をお持ちと思います。。お体に気付けられて、みなさんの為に幻の羊羹と最中の手作りの味と品質を守り、これからもお商売頑張って下さい。和菓子は、体にも良くて植物繊維が豊富で、冬場のビタミン補給にも役立つそうです。
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北朝鮮、ペクリョン島沖に砲弾=自国側海域に着水、訓練か

2010年12月08日 14時22分02秒 | 国際・政治
 【ソウル時事】北朝鮮が8日午前9時(日本時間同)すぎ、黄海の南北境界線海域に近い韓国の白※(※=令の右に羽)島(ペクリョンド)北東の北朝鮮側海域に砲弾を発射したと韓国軍合同参謀本部が同日明らかにした。同本部は通常の訓練とみているが、11月23日の延坪島砲撃以後、北朝鮮が境界線海域に砲弾を発射したのは初めて。 軍関係者によると、7日も北朝鮮側で砲声が響いた。8日は、白※島北東沖の韓国が海上境界線とみなす北方限界線(NLL)の北側海域に、北朝鮮が砲弾を発射したことがレーダーで捉えられたという。北朝鮮の海岸に近い海域に数発が着水したとみられ、韓国軍が確認を急いでいる。時事通信 12月8日(水)11時9分配信 
北朝鮮が8日午前9時すぎ、黄海の南北境界線海域に近い韓国の白※(※=令の右に羽)島(ペクリョンド)北東の北朝鮮側の海域に砲弾を発射したのは自国の軍事演習と人民への、国威の掲揚の一面も有ると思います。韓国側の砲撃演習に呼応しているのかも分かりませんが。韓国側と北朝鮮側の砲撃事件に発展しないで良かったと思います。同一民族同士、政治体制は違っても朝鮮半島の緊張緩和と平和的解決をお互いに目指して欲しいと思います。
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甲子園出場の京都外大西高、野球部員が女子高生に強姦容疑

2010年12月08日 13時37分06秒 | 受験・学校

 『知人の女子高校生を公園に呼び出して乱暴したとして、京都府警南丹署は7日、強姦(ごうかん)容疑で、府内に住む京都外大西高校2年の男子生徒(17)=強制わいせつ罪で家裁送致=を再逮捕した。容疑を認めているという。 同署などによると、男子生徒は同校の野球部員で、今夏の全国高校野球選手権大会に出場。10月の秋季近畿地区高校野球大会にも出場したという。 再逮捕容疑は5月29日午後7時半ごろ、知人の高校3年の女子生徒(18)に「会って相談したいことがある」などと呼び出し、南丹市内の公園で、無理やり乱暴したとしている。 同署によると、男子生徒は10月上旬に別の女子高校生(17)を追いかけて胸を触るなどしたとして、強制わいせつ容疑で11月に逮捕、家裁送致された。 同校は「責任者が全員不在のため、コメントできない」としている。』産経新聞 12月8日(水)9時14分配信

今夏の全国高校野球選手権大会に出場し10月の秋季近畿地区高校野球大会にも出場した野球部員がどうして 強姦(ごうかん)容疑で、強制わいせつ罪で家裁送致され又再逮捕されたのでしょうか。高校野球の精神が忘れられている今日では無いでしょうか。最近は高校の野球部の不祥事が多過ぎます。野球を通じて人間形成の道を目指すべきでは有りませんか。野球の技術が優れていても、人間性や道徳感が無ければ、野球人として人間として欠落していると思います。同校は「責任者が全員不在のため、コメント出来ないのでは学校として誠意が無いのでは有りませんか。

                                                                       URLhttp://www18.ocn.ne.jp/~abc8181

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中国による海上封鎖想定か=東シナ海で機雷探査訓練―日米共同演習

2010年12月08日 12時59分59秒 | 国際・政治
 【ワシントン時事】自衛隊と米軍による日米共同統合演習で、米海軍が東シナ海で無人小型潜水機を使った機雷探査訓練を実施したことが7日、分かった。米軍の接近拒否戦略を進める中国が台湾有事などの際に機雷を敷設することを想定した訓練とみられる。
 米海軍によると、使用されたのは無人小型潜水機「REMUS100」(潜航能力水深約100メートル)で、主に沿岸の浅瀬での機雷探査に用いられる。「REMUS100」は海軍佐世保基地(長崎県)配備の揚陸輸送艦「デンバー」に搭載され、5日に東シナ海での訓練に使用された。時事通信 12月8日(水)7時20分配信 
自衛隊と米軍による日米共同統合演習で、米海軍が東シナ海で無人小型潜水機を使った機雷探査訓練を実施したことが7日、分かったのは、今回の沖縄沖尖閣諸島中国漁船による巡視船体当り事件や台湾有事時の際の米国海軍の軍事行動や東シナ海での船舶の自由航行の確保も想定して日米共同統合演習をしていると思います。米海軍は、無人小型潜水機「REMUS100」で、主に沿岸の浅瀬での機雷探査に実施したのは、アメリカ軍の最新機器の優れた開発と装備の良さを垣間見れます。機雷探査は、危険な任務なので無人小型潜水機を開発したと思われますが。浅瀬以外の機雷探査が出来る無人小型潜水機もいずれ開発されるかも分かりません。

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大阪エリート校は「グローバルリーダーズハイスクール」

2010年12月08日 12時02分47秒 | 受験・学校

2010年12月7日5時44分 大阪府教委は6日、来年度から進学実績の高い府立高校10校に重点的に予算をつける進学指導特色校制度について、10校の通称を「グローバルリーダーズハイスクール」とする方針を決めた。  橋下徹知事は11月に韓国のエリート高校を視察した後、「進学指導特色校」という名称について、「国内の大学への進学だけが目標になっている感じがする。世界を相手にできるリーダーを育てなければ」として、見直す方針を示していた。10校には北野や天王寺など、旧9学区のトップ校と豊中が選ばれている。  府教委はこの10校に対し、生徒の海外派遣や外国人講師の増員、実験設備の充実など計約2億3千万円の予算を組むよう知事に求めている。

府立10校を進学指導特色校に 大阪・橋下徹知事のエリート校構想2009.6.19 12:32 産経新聞

 大阪府の橋下徹知事のエリート校構想で、大阪府教育委員会は19日、進学指導特色校に指定する府立高校10校の校名と、体育科を設置する高校と教育センター付属研究学校も発表した。いずれも平成23年度に開設される。 進学指導特色校には、旧9学区のトップ校、北野▽茨木▽大手前▽四條畷▽高津▽天王寺▽生野▽三国丘▽岸和田に豊中を加えた。各校とも進学指導の専門学科(定員160人)を新設、入試は2月の前期選抜で実施する。これまで府立高校から約1000人だった難関国立大(東京、京都、大阪、神戸)と難関私立大(慶応、早稲田)への合格者の6割増を目指す。 一方、「学力に加え多様な進路希望に対応する」という知事の主張を踏まえて体育科を設置するのは摂津高校。また充実した教育と教諭の指導力向上を図る教育センター付属高校には大和川高校に決まった。

  • 旧第一学区のトップ高校、北野高校、二番豊中高校、旧第二学区の茨木高校、旧第三学区の大手前高校、旧第四学区の四条畷高校、旧第五学区の高津高校、旧第六学区の天王寺高校、旧第七学区の生野の高校、旧第八学区の三国丘高校、旧第九学区の岸和田高校と 旧第一学区の二番豊中高校を進学指導特色校に来年度入試から指定しましたが。私立の有名中高一貫校や大阪教育大学付属高校と大學進学率を競い、進学塾の言う府立高校の1番高校の10校間の競争により大學進学実績を上げようとする本音と思います。 橋下徹知事は11月に韓国のエリート高校を視察した後、「進学指導特色校」という名称について、「国内の大学への進学だけが目標になっている感じがする。世界を相手にできるリーダーを育てなければ」として、見直す方針を示していしましたが。 二兎を追うもの一兎を得ずと言いますとおり受験教育で、大学への進学実績を上げることと世界を相手にできるリーダーの養成とは相容れないものと思います。3年間のカリキュラムの府立高校が、私立の有名中高一貫校に大學進学者数でどこまで迫れるかは、三年後の大學入試の合格者数に教育成果として出ると思います。 大阪は、橋本大阪府知事の進学指導特色校制度の導入で、国立、私立、府立の当分は大學受験実績数による競争時代の幕開けです。 なぜ旧学区のトップ高校を選んだのか、トップ高校の二番高校との大學合格者実績数で かなり較差が開いているのも事実で早く大學受験合格者を増やしたい思惑も有ると思います。大阪の旧制中学校や 旧制女学校の伝統ある府立名門高校の復活を目指しているエリート校構想と思います。今後大阪市内で、交通機関の便利な進学重点高校には、人気が集り志願者は増えるのでは無いでしょうか。 
  • 『最近特に国立や私立の有名進学校で、男子校で家庭科教育に力を入れる動きが強まっているその傾向が強い。調理や裁縫だけでなく、子育てや介護、男女共同参画といった今日的テーマを考えさせているのが特徴で、体験型学習のメニューも豊富。社会に貢献できる人材を育てるには生活や社会に密着した体験を積ませることが大切、と先生たちは話す。 』少子化による18歳人口の減少も有り、大學進学の合格率を上げる受験教育から、家族や社会の多様性を中高一貫教育の中で学んで行こうと言う方向に時代と保護者の学校ヘの期待もリ変わって来ている。東京の私立御三家の一つ、麻布中高(港区)は「息子たちに、女性や子ども、高齢者と心豊かに生きることの価値を知ってほしい」と保護者らが運動したのをきっかけに、96年から中学では「生活科学」、高校では「生活総合」という科目名で家庭科を導入した。  高1の夏休みには、産婦人科の病院での子どもの世話や遊び相手、老人ホームでのレクリエーションの手伝い、障害者の作業所で一緒に仕事をすることなど18のメニューから選べる体験学習がある。高1の佐野悠太君は山梨と長野の県境にある八ケ岳で有機野菜を作る農業体験をした。土づくりから始め、「有機が良いとか言うけど、そんなに簡単なことじゃない」と実感。「勉強ばかりしているよりも、身近なことができないと人間としてダメなんじゃないかと思いました」  小谷教子教諭は「家庭科は人間力を育む。社会に出たときにリーダーになる人にこそ、生活者の視点を持ってもらいたい」と話す。高1の佐野悠太君は山梨と長野の県境にある八ケ岳で有機野菜を作る農業体験をした。土づくりから始め、「有機が良いとか言うけど、そんなに簡単なことじゃない」と実感。「勉強ばかりしているよりも、身近なことができないと人間としてダメなんじゃないかと思いました」  国立の筑波大学付属駒場中(東京都世田谷区)の中1のクラスで、植村徹教諭が「仕事と生活の調和」をテーマに授業をした。  「中学受験するには専業主婦家庭のほうが良いのか?」  入試から日の浅い1年生には身近なテーマ。活発な意見が飛び交った。  「塾通いの弁当を作ったり、お迎えに来てくれたりするのは、専業主婦でないと難しい」「うちの母は働いていた。夜はコンビニで弁当を買える。口うるさく言われず、自分のペースで勉強できた」  家事労働を年収に置き換えると約280万円、という内閣府のデータを植村教諭が示すと、さっそく時給計算を始めた生徒が「えー、低すぎるんじゃない」。男女の役割や分業へと議論が広がった。」と話す。 有名進学 男子校家庭科に力 調理以外にも子育て介護アサヒコム. 』学力向上や偏差値教育の受験勉強重視するので無く、生活と労働に根差して、社会性を6年間学校を生活を通じて学ぶ、勉強ばかりしているよりも、身近なことが出来ないと人間としては駄目なんじゃないかと小学校から塾が通いで、私立有名進学校、麻布高校佐野悠太君の言葉、受験一辺倒教育の弊害と矛盾への生徒の目から見て直言と思います。有名私立進学高校の先生も子供達も保護者も人間力を培う教育、人間性尊重の教育に目覚める時期が来たのでは無いでしょうか。大阪府や東京都の進学重点高校の指定とは、違う昨今の国立や有名私立中高一貫校の新しい教育の芽生え現象と思います。有名中高一貫校に入学後勉強の意欲を失った子供達や落ちこぼれた子供達、心の病に悩む子供達への学校と保護者の良き処方箋になるのでは無いでしょうか。家庭生活や社会のニーズや要求により、競争を伴う受験験育にも変化の訪れが、身近な学校や家庭から起こっていると言うことです。
  • 大阪阪立天王寺高等学校

                                           校 長   兵 庫 將 夫


           ~理数科17年の伝統と実績・さらなる飛躍と発展~

     6月19日に大阪府教育委員会から「大阪府立天王寺高等学校を進学指導特色校の対象校とす
    る」との発表がありました。この発表は、本年1月に策定された「『大阪の教育力』向上プラン」に示
    されている「進学指導特色校の設置」事業にもとづき、大阪府教育委員会の総合的な判断から決
    定されたものです。
     この事業の目的は、「高等教育につながる学習を深化させることにより、生徒の進学希望の的確
    な実現を図るとともに、豊かな感性と幅広い教養を身に付けた、社会の発展に貢献する志を持つ、
    知識基盤社会をリードする人材の育成をめざす」とされています。
     本校に於いては、普通科・理数科の実績を踏まえながら、学習指導、生徒指導、進路指導等に
    おいて、さらなる工夫・改善を図るとともに、教育課程の工夫により、生徒同士が互いに切磋琢磨
    できる学習環境を創出するなど、これからも普通科と専門学科が一体となった進学指導特色校とし
    てさらに発展させてまいりたいと存じます。

    <<< 天王寺高校の取り組みを紹介します。 平成22年6月発表(抜粋) >>>

       
    文理学科の入試選抜について 平成22年5月14日発表(抜粋) >>> 

     全日制の課程文理学科の入学者選抜

     (1)対象校:北野高校、豊中高校、茨木高校、大手前高校、四條畷高校、高津高校、
             天王寺高校、生野高校、三国丘高校及び岸和田高校
               (通学区域は、各校とも府内全域)

     (2)選抜の時期:前期入学者選抜の一部として実施

     (3)選抜の資料:学力検査、小論文、調査書

    学 力 検 査

    小論文

    調査書

    保体

    技・家

    文理学科

    100

    120

    120

    20

    15

    15

    15

    30

    30

    15

    15

    15

    15

    これまでの発表資料

    <<< 進学指導特色校 設置計画について(抜粋) >>> 

    ■事業目的

      「豊かな感性と幅広い教養を身に付けた、社会に貢献する志を持つ、知識基盤社会をリード す
      る人材を育成する。」

    ■事業概要

      生徒の学習ニーズや保護者・府民の府立高等学校における進学指導の充実を求める声に応え
      るため、府立高等学校の特色づくりの一環として、10校を「進学指導特色校」とし、文系・理系と
      もに対応した進学指導に特色を置いた専門学科を設置する。

    ■基本計画

      Ⅰ 実施対象校

    設置計画
    対象校
    学区
    所在地
    募集開始
    進学指導特色校
    (普通科・専門学科併置)
    北野高校 1学区 大阪市淀川区 平成 23 年度
    入学生募集時
    豊中高校 豊中市上野西
    茨木高校 茨木市新庄町
    大手前高校 2学区 大阪市中央区
    四條畷高校 四條畷市雁屋北町
    高津高校 3学区 大阪市天王寺区
    天王寺高校 大阪市阿倍野区
    生野高校 松原市新堂
    三国丘高校 4学区 堺市堺区
    岸和田高校 岸和田市岸城町

     Ⅱ 対象校の選定

      <選定方針>
       ⅰ)進学指導特色校の趣旨を踏まえ、教育課程、進路指導、特色ある教育活動等の観点から、
        これまでの教育実践や実績を総合的に判断し、選定する。
       ⅱ)府内における地域バランスや通学の利便性を考慮して、府域全体からの通学が見込まれる
        高校を選定する。

      <対象校の共通事項>
       ⅰ)次代をリードする人材育成研究開発重点校(エル・ハイスクール)やスーパーサイエンスハ
        イスクール等、府や国の研究開発事業に積極的に取り組み、高大連携や公開授業、授業評
        価を先進的に実施し成果をあげてきた。
       ⅱ)二学期制や65分、45分授業の導入、1 週30単位を超える授業時数の設定等に早くから
        取り組み、その成果を他の府立高校に普及してきた。
       ⅲ)他府県の公立高校に勝るとも劣らない進学実績をあげ、生徒の進学希望の実現を果たして
        いる。

       以上から、上表の10校が進学指導特色校として適当であると考え、対象校とした。



      Ⅲ 募集・入学者選抜

       ⅰ)「専門学科」は「普通科」との併置とし、定員は、各校1学年4クラス、160名とする。
       ⅱ)「専門学科」は、前期選抜により府内全域から生徒を募集する。
       ⅲ)募集は、専門学科として一括して行い、入学後、文科(人文・国際)と理科(理数・自然科学)
        に分かれることとする。



     Ⅳ 取組み内容

       ⅰ)各対象校が、自校の伝統や実績、教育目標等を踏まえ、それぞれの特色を生かしながら、
        学習指導、生徒指導、進路指導等のさらなる工夫・改善を図るとともに、10校間の連携・交
        流を推進し、情報の共有と活用を図ることにより、教員の指導力と学校力の向上をめざす。
       ⅱ)「専門学科」・「普通科」併置のメリットを生かした教育課程の工夫により、生徒同士が互い
        に切磋琢磨できる学習環境を創出し、教育効果の向上を図る。
       ⅲ)きめ細やかな進学サポートを可能にする体制づくりや対象校間の切磋琢磨を図ることにより、
        生徒の進学希望の実現をめざす。
       ⅳ)研究・公開授業、成果発表会の開催や情報提供等により、取組みの成果を発信し、府内全
        域で共有し、大阪の教育力の向上を図る。

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