◆日本人の大半は、大東亜戦争(日中戦争、太平洋戦争、アジア解放戦争などの複合戦争)の終戦を「1945年8月15日」と思い込んでいる。だが、ベトナムでは、大日本帝国陸軍の第34独立混成旅団参謀・井川省少佐をはじめとする高級将校から兵卒にいたるまで志願兵約600人、これに加えて陸軍のスパイ養成機関「中野学校」出身の残置諜者が独立運動に参加して、ベトミンに軍事訓練をしたり、作戦指導を行ったりした。ベトナム初の士官学校であるクァンガイ陸軍中学の教官・助教官全員と医務官は日本人であった。30人を上回る日本人がベトナム政府から勲章や徽章を授与されたという。
このベトミンは、1954年5月7日に列強国の1つである帝国主義・植民地主義国家のフランス軍をディエンベンフーの戦いで陥落させ、その後、南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)は、ベトナム戦争に突入してきた米軍を敗北させた。すなわち、第2次インドシナ戦争(1960年12月~1975年4月30日)である。この戦争には、「中野学校」出身の残置諜者に教育、訓練された北朝鮮軍が参戦しており、大日本帝国陸軍出身者は、この1975年4月30日をもって、大東亜戦争が終結したとしている。
しかし、「中野学校」出身の残置諜者の戦いは、朝鮮半島ではまだ終わっていなかった。残置諜者の畑中理(朝鮮名・金策、元副首相)が「第2の日本」として建国した北朝鮮の金日成将軍(国家主席)が北朝鮮軍を率いて行った朝鮮戦争(1950年6月25日開戦~1953年7月27日休戦)が、まだ休戦状態のままであるからだ。畑中理は、朝鮮戦争をいわゆる「本土決戦」と考えていたと見られている。畑中理の長男である朝鮮労働党の金国泰政治局員(中央委員会検閲委員長)は12月13日、急性心不全などのため89歳で死去したが、二男の金乙男(北朝鮮政府高官の地位にあり、北朝鮮「第3金王朝」の「裏天皇」的存在)は、健在である。
朝鮮戦争が休戦状態のままであるということは、大東亜戦争が実は、まだ決着していないということを意味している。本当の終戦は、「北朝鮮の金正恩第1書記=元帥による朝鮮半島統一・大高句麗国建設」が実現し、大日本帝国の勝利したときである。
◆新藤義孝総務相(1958年1月20日~)が1月1日午後、東京・九段北の靖国神社を参拝したというので、中国や韓国が猛烈に反発しており、これは安倍晋三首相が靖国神社に公式参拝(2013年12月26日)して米国からも「失望した」と表明されて浴びた批判に加えて、火に油を注ぐ形になっている。
新藤義孝総務相は参拝後、私的参拝とした上で「戦争で命を落とした方々への尊崇の念と平和の願いを込めた。外交問題になるとは考えていない」と記者団に語っている。安倍政権発足後、新藤義孝総務相は2013年4月と終戦記念日の8月15日、10月などに参拝。今回で6回目だった。
これは、確かに新藤義孝総務相の心情からは、当然のことだった。母方の祖父が、小笠原兵団長(兼第109師団長)として陸海軍硫黄島守備隊を総指揮(小笠原方面最高指揮官)、すなわち硫黄島の戦いにおいて守備隊司令官として戦死した「栗林忠道陸軍中将」(1891年7月7日~1945年3月26日、戦死後、大将に昇進)であるからだ。米軍上陸部隊と大激戦の上、甚大な損害を与えた。「戦死した祖父が祀られている靖国神社に参拝して何が悪いのか」ということである。
◆栗林忠道中将は、持久戦方針を立てて、後方陣地と全島の施設を地下で結ぶ全長28kmの坑道構築を計画(設計のために本土から鉱山技師が派遣)、司令部・本部附のいわゆる事務職などを含む全将兵に対して陣地構築を命令、「一掘りの土は一滴の血を守る」を合言葉に作業が続けた。坑道は深いところでは地下12mから15m、長さは摺鉢山の北斜面だけでも数kmに上った。
硫黄島でのこの坑道構築作戦は、米軍に敗れたものの、ベトナムのジャングルでは、縦横無尽に張り巡らされた地下坑道構築作戦は、米軍を悩ませて、勝利した。さらに、朝鮮半島でも、北朝鮮軍が、休戦ラインを越えてソウルの権力中枢「青瓦台」にまでつながる何本もの地下坑道を掘っているうえに、北朝鮮全土に広がる極めて硬い地下岩盤をくり抜いて、壮大な地下要塞を構築しており、韓国軍、駐韓米軍が攻めるには、難攻不落の要塞になっているという。この意味で栗林忠道中将の大東亜戦争は、まだ終わっていないのである。
そればかりではない。米国オバマ大統領は、「第2次朝鮮戦争」で米軍の将兵が、多数戦死傷し、消耗するのを回避しようとしており、同盟国である韓国防衛に「及び腰」である。日本の自衛隊を米軍の身代わりに立てて、参戦させようとしている。
それが、安倍晋三首相が熱を入れている「集団的自衛権行使容認」→「憲法第9条改正による国防軍創設」などとして表れている。だが、幸いなことに、韓国の朴槿恵大統領はじめ、韓国民の大半が、旭日旗や軍艦旗を忌み嫌っており、陸海空3自衛隊が朝鮮半島の土を踏むのを極度に恐れているので、いくらオバマ大統領らが、「日米韓の関係をよくしたい」と考えていても、ムダなことであり、自衛隊を身代わりにすることは不可能である。ましてや、陸海空3自衛隊が、「第2の日本」である北朝鮮と戦うことは、あり得ない。
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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
世界支配層は、世界政府樹立の大事業を実現できる国際政治家「小沢一郎代表を新帝王に指名」している ◆〔特別情報①〕
世界支配層(主要ファミリー)から新帝王に指名されている小沢一郎代表が、東京都世田谷区の私邸で開いた「新年会」で、「古来中国において、良い政治が行われる時に麒麟が出現すると言い伝えられてきたという。私自身も麒麟となって、全力で駆け抜けて参りたい」と日本のみならず、世界のトップ・リーダーとして「善政」を実現するために、決然と立ち上がる強い意志を示したという。小沢一郎代表は午(ウマ)年で「調整の年」と言われている。今年は、世界政府樹立のための環境づくり・仕組みづくりである第1段階(2012年~2014年)の最後の年である。実行に向けて準備する第2段階(2015年~2017年)半ばに「小沢一郎政権誕生」、世界統一政策が実行に入る第3段階(2018年~2020年)という決められたスケジュールに従って、小沢一郎代表は使命と役割を粛々と果たしていくのである。
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第25回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成26年1月13日(月)成人の日
「大転換期到来!どうなる世界の情勢、
どう動く日本の政治経済、そして国民生活」
~いま世界と日本で起きていることを明かす【お知らせ】
板垣英憲の新刊が発売されました
板垣英憲の最新著書 「ロスチャイルドの世界派遣奪還で日本の《政治・経済権力機構》はこうなる」(ヒカルランド刊)
■NEW司令系統で読み解くこの国のゆくえ―新帝王に小沢一郎が指名され、旧ロックフェラー派は大粛清、しかし日本は消費増税分の大半を上納しなければならない詳細はこちら→
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■TPP本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか2013年9月刊
まえがき
第 1 章 TPPとアメリカの食糧支配
第 2 章 TPPの最大のネライは保険だ
第 3 章 TPPで日本医療界への食い込み ―― 国民皆保険制度の崩壊
第 4 章 TPPで雇用はどうなる ―― 解雇自由の法制化
第 5 章 米国「軍産協同体」が防衛省を食い物に ―― 米国の肩代わりをする「国防軍」の建設
第 6 章 米国が日米事前協議で日本政府に強い圧力をかける
第 7 章 日本のTPP参加に向けての経緯
あとがき
**********板垣英憲『勉強会』の講演録DVD販売********板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会12月開催の勉強会がDVDになりました。 「スパイ天国・日本、汚名返上へ」~「日本版NSC」「特定秘密保護法」「集団自衛権行使容認」で日本はどうなるか?
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板垣英憲・講演録DVD 全国マスコミ研究会【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】
『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』(2010年1月20日刊) 目次教訓1 岩崎弥太郎「日の当たる商売、時流に乗る商売をしろ」②■龍馬の『新しい王国の海援隊を創る』という夢に強く影響を受ける
しかし、経済官僚として奔走する弥太郎と自由な立場で政治改革を志向する龍馬とは、活動の内容は大いに違っていた。龍馬はグラバーから強い影響を受けて、薩長同盟仲介、亀山社中設立、海援隊創設、船中八策立案へと独創性を発揮していく。
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