小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ
【週プレNEWS】震災から3年。「汚染水漏れ事故」に慣れてしまうことの危険性
2014年3月14日2014年3月11日付の週プレNEWSのWebサイトに、小出さんへの取材記事『震災から3年。「汚染水漏れ事故」に慣れてしまうことの危険性』が掲載されていましたので、小出さんのインタビュー箇所のみを情報として転載致します。記事全文は転載元のWebをご参照ください。
2014年3月11日付の週プレNEWSのWebサイトに、小出さんへの取材記事『震災から3年。「汚染水漏れ事故」に慣れてしまうことの危険性』が掲載されていましたので、小出さんのインタビュー箇所のみを情報として転載致します。記事全文は転載元のWebをご参照ください。
天木 直人
Naoto Amaki
私がブッシュ大統領のイラク攻撃を支持した小泉元首相を批判した時、同時に批判したのが平和政党を掲げる公明党だった。
連立政権でありながらなぜ小泉首相を止めようとしなかったのかと。
平和政党を名乗る資格があるのかと。
私は公明党から嫌われたが怯(ひるま)なかった。私が正しいからだ。
そしていま再び公明党は正念場を迎えている。
安倍首相が集団的自衛権行使の容認を解釈改憲で行おうとしているからだ。
連立政権にとどまってこれを認めるようなことになれば、今度こそ公明党は護憲政党を名乗る資格はなくなる。
もちろん私はその時はあの時以上に公明党を批判するつもりだ。
きょう3月16日の読売新聞も書いている。
4月以降の国会では集団的自衛権をめぐる議論が本格化するが支持母体である創価学会に慎重論が根強く、公明党は安倍政権との板挟みになっていると。
公明党はまさしく正念場を迎えているのだ。
私が不思議でならないのは、公明党が平和政党に踏みとどまれるかどうか、ここまで正念場を迎えているにも関わらず、支持母体である創価学会の名誉会長の姿や声がまったく見えず、聞こえてこないことだ。
彼こそ平和をもっとも重視しているはずではなかったか。
彼の一声ですべてが決まるのではなかったか。
どんなに健康状態が悪いと言っても、いまこそすべてのエネルギーを振り絞って平和を訴えるべきではないのか。
不思議である。
なぜメディアはその事を書かないのか。
かつては何でも書いていたではないか。
何を遠慮しているのか。
もっと不思議である(了)
河野談話見直し否定を国会で明言した安倍首相に対し、朴韓国大統領がこれを評価したと韓国の大統領府報道官が明らかにしたらしい。
米国務省報道官も歓迎の意向を表明したという。きょう3月16日の各紙が一斉に報じた。
これで勝負あった。
もはや安倍首相は二度と河野談話見直しを口にすることは出来ない。
それを行ったら、今度こそ日韓関係は修復不能になり、米国の安倍首相に対する不信は決定的になる。
これを要するに河野談話をめぐる安倍首相と朴大統領の攻防は安倍首相の敗北に終わったということだ。
しかもこれは安倍首相にとってさらなる敗北の始まりに過ぎない。
韓国は靖国参拝を含め安倍首相の歴史認識の誤りの修正を求めてくる。
そして、安倍首相が自らの歴史認識を認めない限り、少なくともそれを封印しないかぎり、日韓関係の真の改善は望めない。
無理して首脳会談が出来たとしてもその後が続かない。
しかしさすがに安倍首相は自らの歴史認識の誤りを認めるわけにはいかないだろう。それを認めれば安倍首相はたちどころに存在価値がなくなる。
「戦後レジームのチェンジ」を唱えない安倍首相など、もはや何の意味もない政治家となるからだ。
かくして安倍首相は追い込まれることになる。安倍首相は追い込まれることになる。
しかし安倍首相は最後は対米従属となるだろう。
安倍首相を支持してきた者たちは最後はあっさり裏切られることになるだろう(了)
新刊発売のお知らせ
すなわちきのう3月14日に安倍首相が参院予算委員会で答弁した河野談話見直し否定の発言について、日本政府が外交ルートを通じて事前に米国政府と韓国政府に、この安倍首相の国会答弁に注目して欲しいと伝えていたというのだ。
これは何を意味しているのか。
それは韓国政府にこうメッセージを送ったということだ。
安倍首相はこの通り歴史認識で譲歩を示したから、今度は韓国の番だ。日韓首脳会談に応じてほしいと。
斎木次官の訪韓はこの八百長芝居のシナリオがうまく行くか探りに行ったのだ。
そして米国政府に対してこうメッセージを発したのだ。
安倍首相はこの通り精いっぱいの外交努力をしているから、今度は米国の番だ。米国から朴韓国大統領に対しもっと強く首脳会談に応じるように強く働きかけてほしいと。
こんな安っぽいシナリオがうまく行けばお笑いだ。
それにしても、安倍政権も外務官僚もどこまで日本外交を貶めるつもりか。
それにしてもこのようなニュースを平気で流すNHKはどこまで安倍政権の御用報道に成り下がったか・・・
この続きはきょうの「天木直人のメルマガ」で書いています。
<板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
読売新聞 3月16日(日)12時54分配信
『16日午前8時40分頃、広島県三原市宮浦の市芸術文化センター・ポポロで、駐車場脇のポプラの木(高さ約15メートル、直径約1メートル)が根元から折れて倒れ、近くを歩いていた同市内の女性2人に当たった。
2人は病院に搬送されたが、51歳の女性が頭を打って意識不明の重体。57歳の女性も背中にけがを負った。』
「犬も歩けば棒に当たる」では無く、人間ポプラの木(高さ約15メートル、直径約1メートル)が根元から折れて倒れ、突然、近くを歩いていた三原市内の女性2人に当たったのは本当に避けられない災難です。三原市宮浦の市芸術文化センター・ポポロが、ポプラの木を手入れをしていなかったのでしょうか。以前京都の造園業者の方に木にも寿命が有りますと教わりました。