先日、復興庁主催心の健康サポートセミナーに参加してきました。
講師は日本医科大学海原純子先生(TVでお馴染み)
何かを見たり聞いたりすると思い出すイヤーな感情
これはどこから来るのでしょう。
安部総理が心の復興などと言っていますが、今日はあれから3年目です。
そして、一人暮らしの高齢者が急増する社会にこれから向かいます。
心の仕組みが少しでも理解できると、楽になりますヨ。
心と身体のほっとケア。仏のケア(ホトケノケア=ほっとケア)が必要です。
以下セミナーのレジュメを引用します------------
心が出すサインに気づき、対処するのが心の健康の第一歩
まず気づくことが心の健康の第一歩
心のサインとなる4つの柱
1-気分のサイン 2-行動のサイン 3-体のサイン 4-表情のサイン
1-気分のサインについて
おこりっぽい--楽しいこともない--イライラ--自分が無価値に感じる--孤独感--やる気がしない--億劫
2-行動のサインについて
動作のスピードが鈍くなる、決められない、身だしなみに構わなくなる、遅刻が多い、ミスが増える、家事ができない。
3-表情のサインについて
笑がなくなる、表情がない。
4-体のサインについて
睡眠障害、体の痛み、めまいや耳鳴り、肩こり、食欲の変化だるいなど。
心の健康具体策--1
回復力を高めるために身体や行動、気分が変だと気づいたら
自分の気持ちを表現することが大切
*信頼できる人に話す
*自分ノートをつくり気持ちを書く(書くことの意味--表現する--書くことで自分の考え(認知)を点検する
*絵や音楽で感情、こころを表現する
*歌う、楽器を演奏する
心の健康具体策体---2
身体を通して心の回復力に働きかける
*できる範囲で体動かす
*ストレッチやのび
*口角を上げる、温かい飲み物、足元を暖める
*体をゆるめて心を癒す、深呼吸をする
考え―気分-行動のスパイラル
ネガティブな考え⇒⇒気分(不安怒り心配落ち込み)⇒⇒行動(引きこもる物に当たる)⇒⇒ネガティブな考え
負の連鎖が止まらない
ここに着目したのが「認知行動療法」
自分の考え方「くせ」に気づく
?
視点を変える
?
行動を変化させる
心の健康具体策
気持ちが落ち込んだとき抜け出すヒント
思考回路の点検をしよう
考え方の癖を見つけてみよう
こんな風に考えていると気持ちが落ち込みやすい
?
気持ちが落ち込む考え方の癖「その1」---サキヨミ志向
例)食事をしようと友達にメールをしたら翌日も返事が来ない
こんな時どんな考えが浮かびますか?
メールに返事が来ない
?
食事に行きたくないのかな?⇒嫌われているのかな?⇒憂鬱(ゆううつ)
見方を考える具体的ポイントをチェックしてみる
その考えは事実かor思い込みか?
ノートにかく--表現する
(書くことで自分の考え(認知)を点検する)
心の健康具体策
いいつながりは心の健康に不可欠
サポーターになろう!サポーターを見つけよう!
いい仲間といると元気になる
気持ちは伝染する
(友人の友人の友人が私たちに影響する。)
サポートのいろいろ
直接支援
回復力を高める支援
話をする仲間
一緒に歌う 一緒に食事 一緒にお茶
一緒に歩く 一緒に遊ぶ -------共感する!!
灯台効果
助け人自身が助けである。
その人がそばにいてくれるだけでという気持ち
仏教の言施、顔施に通じる
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上を向いて歩こう♪
という歌がありますが、悲しい時には下を向くとかえって悲しさが増します。
下を向くと、ため息しか出ないからです。
悲しい時ほど、上を向きましょう。
上を向いて、ため息をつく人はいません。
上を向くと涙がこぼれないためだけではないのです。
青空見上げ、星空見上げ、悲しくても上を向きましょう。
そーすると元気が出てきます。心が前向きになってきます。
大丈夫大丈夫!必ず乗り越えることができます。
こんなところでも、心とカラダはつながっているのです。
心とカラダのつながりが実証できたはずです。