教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「どこつかんどんじゃ。土人が」 機動隊員が沖縄で暴言 芥川賞作家に

2016年10月19日 14時42分18秒 | ニュース

 

沖縄タイムス 10月19日(水)6時55分配信

 目取真俊さん(左端)を4人がかりで押さえ込む警察官=18日、東村高江・米軍北部訓練場N1地区表側出入り口

 沖縄県東村高江周辺の米軍北部訓練場内のヘリパッド建設で18日、N1地区ゲート前で抗議していた芥川賞作家の目取真俊さんに対し、機動隊員が「触るな。土人(どじん)」と発言したことが分かった。目取真さんは「あまりにもひどい。市民をばかにしている」と憤った。同日午前9時45分ごろ、目取真さんら市民数人がN1ゲートそばで、沖縄防衛局が市民の出入りを防ぐため設置したフェンス越しに工事用トラックの台数を確認していた。その際、機動隊員3人がフェンスから離れるよう指示した際、1人が「触るなくそ。どこつかんどんじゃボケ。土人が」と発言した。市民側は発言者を大阪府警の機動隊員とみている。機動隊員の発言について、県警は本紙の取材に「現時点で把握していない」としている。 午前11時半ごろには、工事用トラックの進入を防ごうとした目取真さんを、機動隊員4人が地面に押さえ付ける場面もあった。 同日は市民70人がN1ゲート前で抗議活動を展開。工事用トラック36台が同ゲートから訓練場に入り、資材を搬入した。市民5人が北部訓練場内に入り、工事の進捗(しんちょく)を確認した。

 

 17日に器物損壊容疑で現行犯逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治議長の釈放を求め、市民らは名護署前で集会を開いた。

関西大学文学部名誉教授鈴木祥蔵先生が、生前に戦前は日本人が一番優れた民族で、南洋諸島に住む原住民の人たちことを土人と言い蔑視していたと『酋長の娘』の歌を歌い説明されたのを思い出しました。

今の流に言えば、戦後生まれでも国際化時代に戦前で、思考が停止している人物と言えます。沖縄県出身の芥川賞作家の目取真俊さんに対する差別発言です。

1892年にミクロネシアのチューク諸島(トラック島)に移住し、島の酋長(首長)の娘と結婚した実在の日本人(高知県出身の森小弁)をモチーフにした作品である。

 

作品発表当時、ミクロネシアは国際聯盟委任統治領

【初音ミク】南洋土人の唄 (酋長の娘/私のラバさん) 

酋 長 の 娘

 

作詩・作曲 石田一松

昭和5年

1 私のラバさん 酋長の娘 

  色は黒いが 南洋じゃ美人

 

 

2 赤道直下 マーシャル群島

  ヤシの木陰で テクテク踊る

 

 

3 踊れ踊れ どぶろくのんで

  明日は嬉しい 首の祭り

 

 

4 ララララ ラララーラ ララララ ラララ

  ララララ ララララ ララララ ラララ

 

 

5 踊れ踊れ 踊らぬものに

  誰がお嫁に 行くものか

 

 

6 きのう浜でみた 酋長の娘

  きょうはバナナの 木陰でねむる

 

 

7 私のラバさん 酋長の娘

  色は黒いが 南洋じゃ美人

【初音ミク】南洋土人の唄 (酋長の娘/私のラバさん) 音痴すぎ by うま ...

www.nicovideo.jp/watch/sm3113040 - キャッシュ - 別窓で開く

2008年4月27日 ... 【初音ミク】南洋土人の唄 (酋長の娘/私のラバさん) 音痴すぎ [VOCALOID] いや、 すんごい曲名だね。昔の人はおおらかというかなんというか。(追記)うpしてから爆睡して 、目...

 

 

 

 

 

 

 

 

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小沢一郎代表が、共産・自由・社民統一候補を「1人区」全てに立てると、政権交代でき、安倍晋三首相は恐怖!

2016年10月19日 12時07分30秒 | 国際・政治

 

板垣英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

 

 

~ニュースにブログ~

小沢一郎代表が、共産・自由・社民統一候補を「1人区」全てに立てると、政権交代でき、安倍晋三首相は恐怖!

2016年10月19日 06時58分43秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」

小沢一郎代表が、共産・自由・社民統一候補を「1人区」全てに立てると、政権交代でき、安倍晋三首相は恐怖!


◆〔特別情報1〕
 「小沢一郎代表が総指揮をすれば、共産・自由・社民の3野党統一候補は、自公候補を倒せる」―新潟県知事選挙で東電柏崎刈羽原発再稼働反対の米山隆一候 補が当選した厳然たる事実が見事に実証してみせた。これをズバリ突きつけられた安倍晋三首相は、急速に自信を失っており、「2017年1月16日通常国会 冒頭解散→1月31日公示・2月12日投開票」の総選挙による「長期政権戦略」に狂いが生じている。それでも12月15日に来日するロシアのプーチン大統 領との日ロ首脳会談に一縷の期待を残して、その成果を問う総選挙で中央突破しようとしている。党名を「自由党」に戻した小沢一郎代表の勢いが強風を巻き起 こす事態が発生した場合、出処進退を自ら決断する覚悟を決めているという。要するに、今後の政局の行方は、小沢一郎代表の手中にあるということだ。



平成28年10月22日 (土)12時30分~16時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学
~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
テーマ:「天皇陛下が創造する新世界~世界のマスメディアが尊崇!」
場所 小石川後楽園内「涵徳亭」円月
参加費 5,000円


第16回 板垣英憲・『悠久の歴史研究会』
日時2016年10月22日(土)16時30分~20時30分
シュメール・バビロニアをルーツとする
「我が皇室の淵源 天皇の尊号と理想信仰」
~「日ユ同祖論」についての1考察




第59回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成28年11月13日 (日)
「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~新大統領選出! どう動く米国、どうなる安倍晋三政権と日本経済


◆板垣英憲の新刊のご案内◆

トランプと「アメリカ1%寡頭権力」との戦い 日本独立はそのゆくえにかかっている!
クリス・ノース(政治学者),ベンジャミン・フルフォード(元フォーブス誌アジア太平洋支局長),板垣英憲(元毎日新聞政治部記者),リチャード・コシミズ(日本独立党党首)
ヒカルランド

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ふくらはぎがボコボコ…下肢静脈瘤は日帰りレーザー治療で改善

2016年10月19日 11時53分30秒 | 健康・病気

 

ふくらはぎがボコボコ…下肢静脈瘤は日帰りレーザー治療で改善

下肢静脈瘤を発症したふくらはぎ。ボコボコとこぶができている

(産経新聞)

 ふくらはぎの血管がボコボコとこぶ状に膨らむ下肢静脈瘤(りゅう)。脚のむくみやかゆみ、こむら返りなどが主な症状で、命に関わる病気ではないが、重症化すると皮膚に潰瘍ができることもある。近年は、日帰りのレーザー治療が受けられる医療機関も増えている。(櫛田寿宏)

15分で終了

 東京都内の女性会社員(69)は40代後半に下肢静脈瘤を発症、太ももからふくらはぎの裏側の皮膚がボコボコと盛り上がった状態になった。「見た目が気になってスカートをはけないし、温泉にも行けなかった」と振り返る。

 3、4年前から左足が重症化し、ひどいかゆみに悩まされた。家族の勧めで今年9月、レーザー治療を受けた。

 「15分ほどで終わり、その日のうちに歩いて家に帰れた。こぶは目立たなくなり、かゆみも治まりました。もっと早く治療を受ければよかった」。今では好きなスカートをはき、旅行も楽しめるようになったと笑う。

女性に多い

  脚には、太い深部静脈とそこに川の支流のようにつながる表在静脈がある。この表在静脈の内側には、血液の逆流を防止する弁がいくつもあるが、下肢静脈瘤は この弁が壊れ、本来は心臓に戻るべき静脈血が逆流して脚の下の方の血管にたまって起こる。こぶはふくらはぎの内側にできることが多い。

 下 肢静脈瘤の治療を多く手掛ける北青山Dクリニック(東京都渋谷区)の阿保義久院長によると、弁が壊れる原因としては、加齢や運動不足、長時間の立ち仕事な どが考えられるという。腹圧が上がる妊娠中に発症する人も多く、男性よりも女性に多く見られる。40歳以上の女性の1割が発症するとされる。

 見た目を気にする人もいるが、直接命に関わる病気ではないため、積極的に治療をしない人も少なくない。しかし、「時間が経過しても症状は改善しない。放置すると重症化して治療が困難になることも多い」と阿保院長は説明する。

傷は針穴のみ

  治療は脚の付け根などから傷んだ静脈に特殊なワイヤ(ストリッパー)を通して、血管の一部を取り除くストリッピング手術が一般的だった。平成23年に血管 を切らずにすむレーザー治療が保険適用となり、手掛ける医療機関も増えている。レーザー治療は静脈に光ファイバーを挿入し、先端から出るレーザー光で静脈 内部を焼いて塞ぐ治療法。出血も少なく、傷跡もほとんど残らないなど、患者にかかる負担が軽減された。

 阿保院長は「治療は早いほうがいい。気になる症状があったら、ひどくなる前に医療機関に相談してほしい」と呼び掛けている。

 ■下肢静脈瘤の予防には

 ふくらはぎの筋肉には、静脈の血液を心臓まで送るポンプの役割がある。筋肉を鍛えるため、1日20分の早歩きをするとよい。横隔膜など呼吸筋も静脈の流れをスムーズにするのに重要な役割を果たしているので、朝晩10回ずつ深呼吸をするのが有効だ。

 立ちっぱなし、座りっぱなしも避けたい。どうしても長時間の立ち仕事をしなければならないときは、脚の静脈を保護してくれる弾性ストッキングをはくとよい。座りっぱなしのときはときどき立ち上がって脚を動かす。

 血液をサラサラに保つことも予防に有効で、水分を十分に摂取するよう心がけたい。お酒を飲むと体内の水分が失われるので、飲み過ぎには注意。たばこは血管の炎症反応を引き起こすので禁煙は重要だ。」

静脈瘤で悩まれている女性の方は、御覧下さいませ。

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「なぜクマは人を襲うようになったのか?」 追跡28年の熊仙人に聞く

2016年10月19日 11時12分27秒 | まち歩き

「なぜクマは人を襲うようになったのか?」 追跡28年の熊仙人に聞く

「なぜクマは人を襲うようになったのか?」 追跡28年の熊仙人に聞く

(フォーブス ジャパン)

栃木県に「熊仙人」と呼ばれる白い髭の男がいる。クマの生態を観察し続けて28年。日光市在住の横田博(68)だ。

今年、クマが人間を襲う事件が相次ぐことについて、横田は栃木訛りでこう言う。

「なぜクマが人を襲うようになったのかを探るのではなくってさ、今までなぜ人を襲わなかったのか。クマにブレーキをかけていたのは何だったのかを考えた方がいいんでないか?」

もともと横田は地元で接骨院を経営しながら中禅寺湖などで淡水魚の水中写真を撮影していた。しかし、1988年6月、地元に近い足尾銅山でクマに遭遇して以来、28年にわたって山に分け入り、クマの生態を映像に収め続けている。

そうした横田の活動は、昨年、NHK『WILDLIFE』で紹介され、横田が撮影に成功した「子供のクマを襲って食べるクマ」など、知られざる生態として放映され、話題となった。

私(筆者)が旧知の横田を訪ねたのは、急増するクマ被害の原因を知りたかったことと、学者や狩猟解禁期間が3か月と限られているハンターよりもクマの生活を彼がよく知っているからだ。

ブナの実の豊凶説は本当か?

「ク マがエサを求めて山から下りてきた」という説が報じられている。今年5月から6月にかけて、秋田県でクマに襲われたと思われる4人の遺体が発見された。ク マに襲われてケガをするケースも東北地方を中心に相次いでおり、クマの好物であるブナの実の豊作・凶作と、クマの出没に因果関係があるというのだが、横田 はエサ説に首をかしげて、ある映像を見せた。

「この映像は、クマが一度に3頭もやって来たやつだね」

足尾の山の岩肌。大きなツキノワグマが鹿の死骸をむさぼり食う姿だった。すると、どこからともなく2頭目、3頭目がやってきて、鹿の頭を残して食い尽くそうとしている。

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干物状態となった鹿の死骸と食べるクマ (c)横田博 *無断転載禁止

「クマは新鮮なものだけを食べるわけではないんだよ」と、横田が言う。

「鹿 が植樹した木の皮を剥ぐ被害が増えて、年間5,000頭の鹿を県は駆除している。以前はハンターが鹿を仕留めると、持ち帰ってジビエ用に売っていたけれ ど、最近では数も多いこともあって、撃ったらそのまま放置していることが多い。過去に大雪による鹿の大量死が起きた時、死骸の匂いを追って、クマが移動し てきて増えたこともあったよ」

春一番の季節になると餓死する鹿がいたり、イヌワシが子鹿を襲い、崖から落ちて死んだ子鹿も、クマのエサとなる。

また、足尾銅山の社宅があった廃墟に、鹿の頭蓋骨など白骨が散乱していた。

「骨を食べに来ることもある。クマだけでなく、リスが鹿の背骨を食べに来たりね。自然の食物連鎖で、鹿が死ぬとカラスや鳥に始まり、微生物からクマまで、いろんな生物が食べに来て、死体をきれいに掃除してくれるんだよ」

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廃墟の側溝に散乱する鹿の白骨 (c)横田博 *無断転載禁止

つまり、クマは何でも食べる雑食で、木の実の豊凶だけが原因とは考えにくいのだ。ちなみに、クマは共食いもする。子供のクマを食べるのだ。世界的にも珍しいそのシーンを、横田は映像に収めた。

「ジ ローと名付けたメスのクマがいて、子供と一緒にカラマツの木に登っていたんだよ。そしたら、巨大なオスのクマが現れて、猛然と木に登ってジロー親子を襲お うとする。子供を守ろうとしてジローはオスと取っ組み合いになり、木から落ちると、取っ組み合いをしたまま山の斜面を転げ落ちていった。ジローがオスの足 をがぶりと噛んで抵抗したんだけど、オスはジローを振り切り、ものすごいスピードで斜面を駆け上がると、木に登って子供を食べてしまった。離れたところか らジローが呆然とした姿で、子供が食べられるところを見ていたね」

ハンターがクマを仕留めて腹を割くと、胃の中からクマの子供のツメや毛が出てくることがある。クマの雑食性や凶暴性を物語る話である。

では、人間を襲う理由は何かと聞くと、冒頭のように「襲わなかった理由から考えてみた」と言うのだ。

超高齢社会とクマ社会

横田が富山県で講演を行った時のこと。立山で驚いたのは、尾根をまるでアリの行列のように登山者が連なっていることだった。

「どこの山でも登山者が増えたね。定年退職して時間ができた高齢者が山の奥までハイキングをするようになったんだね。山の奥深いところは若いクマでさえ入らない。そこはエサが豊富で、一番強い巨大なクマの縄張りだから。

そこに登山者たちが入り込むと、人間を恐れるクマが追い出されるように山奥から出てきたんだと思う。以前は、人間社会とクマ社会がお互いを警戒して、住み分けていた。ともに学習するから、互いの領域には入ろうとしなかった。そこが崩れたんだと思うよ」

横田は人間の歩き方にも言及する。

「人間が現れると、クマは人を恐れて林の中に潜む。人間が歩いて立ち去るのを待つんだけど、山菜取りに来る人間は一定方向にまっすぐ歩かない。山菜を探しているから、行ったかと思ったら、また戻ってきたり、右に左に歩き、それを見たクマは自分に向かってきたと驚くんだよ」

ある日、横田は同行する新聞記者に「絶対に声を出すな」と命じて、山の中に入った。すると、夏だったせいか、毛に覆われたクマは風通しの良い木の上で涼んでいた。しかし、人間の姿を見て、木の上で息を潜めたのに、クマを見た記者が驚いて、「横田さん!」と叫んでしまった。

「ばか!」。横田が咄嗟に記者を黙らせようとしたのも束の間、「クマは見つかったと思ったんだろうね。ドサッという音とともに俺の真後ろに落ちてきたんだよ」。おびえた記者が猛ダッシュで走り去ると、横田の背後に落ちたクマも、脱兎のごとく逃げ去ったという。

クマの生息地に人間が入るようになり、また人が住んでいた集落が高齢化や過疎化で人がいなくなっている。そこにクマが現れるようになり、時折、人間と遭遇するようになったと考えるのが自然だろう。

クマ社会と人間社会の暗黙の掟。それが、人間の都合で崩れたのだ。

牛舎で牛と寝ていたクマを追うと・・・

熊仙人の横田が撮影した写真に、牛小屋の乳牛の隣に現れたツキノワグマの写真がある。

里山にあるこの牛小屋の主人はビックリして大騒ぎしたのだが、なぜ牛小屋に現れたかというと、牛の飼料であるデントコーンを食べに来るのだ。

横田が見に行くと、足跡からクマは1頭だけではなく、3頭いることがわかった。しかも頻繁に来ているせいか、牛はクマが来ても暴れなくなり、牛の隣でクマが堂々と寝ていることもあったという。

また、クマは3頭一緒に現れているのではなかった。まずオスがやって来て、牛のエサのコーンを食べる。その間、母親と子どものクマは林の中に潜み、オスがいなくなるのを待っている。前述したように、オスが子供を食べてしまうからだ。

順番待ちをしているせいか、母子クマが牛小屋に現れるのは、夜明け近くになる。牛のエサを食べ終わった親子の足跡を辿ると、林の中を通り抜け、川に辿り着いた。

いろんな方角からクマの足跡が川に集まっていて、川べりは足跡だらけだ。牛小屋で前足が泥だらけになったので、クマは川で洗っていたのだ。これは捕食する時、相手を前足で捉えるため、前足は重要であり、汚れているのを嫌うからだ。

し かし、夜明けに牛小屋からやって来た親子のクマはそこで釣り人と遭遇した。驚いた釣り人が声をあげたため、クマも驚いたのだろう。クマは釣り人の目をめが けて前足を振り下ろしたのだ。もし人間を食べるのが目的だったら、人間ののど元に噛み付くはずだ。人間を食べるのが目的だったのではなく、驚いた結果の事 件であったと思われる。

熊仙人の横田はこう言う。

「30年近くクマを観察し続けてきた自分がいる地元で、クマの被害がでてしまうと、俺自身の恥だ。人がクマに襲われないように注意喚起を促すこと。それが俺に課せられた役割だと思うんだよ」

藤吉 雅春

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