jlj0011のblog
日米醜態競争<本澤二郎の「日本の風景」(3897)
2020/11/07 09:26コメント11
前の記事
ホーム
日米醜態競争<本澤二郎の「日本の風景」(3897)
<哀れ菅首相の日本学術会議6人斬り説明不能>より、転載させて頂きました。
昨日午後、運動不足を少しでも解消しようとして、亡き母の実家である山奥のを目指した。歩いていると、懐かしい祖父母が頭に浮かんできた。4、5歳のころであろうか。一人で何度も、出かけ、小学生になっても繰り返した。当時は電気はなく、ランプ生活だった。唯一の喜びは、朝ご飯に祖母が、放し飼いの鶏が生んだ新鮮生卵に、庭先のネギを刻んで、醤油をかけてくれた栄養たっぷりの、当時としては最高級の卵ご飯に舌鼓を打ったことだ。譬えようもなくおいしかった。
この山道には、米軍機B29に撃墜された日本軍戦闘機の残骸が、道端に無残に放置されていたものの、それが何なのかさえ理解できなかった。若い未来ある航空兵の悲劇的死について、考慮する能力もなかった。誤れる国の指導者の存在さえも、理解不能だった。
散歩から帰宅して、思い出したようにラジオをかけると、参院予算委員会で共産党の小池晃が、日本学術問題について菅に噛みついていた。映像を見ていた国民がどれくらいいたろうか。例によって、しどろもどろの出鱈目答弁に質疑は何度も止まった。
ラジオからも、菅の無能答弁が耳に飛び込んできた。テレビ観戦者の菅評価は、推して知ることが出来よう。「この程度の日本国首相か」「いま首相に手を上げたことを猛省しているのではないか」「無能無力の菅義偉がかわいそうだ」という感じを抱いてしまった。まさに醜態である。
<往生際が悪すぎる権力執着魔神のトランプ哀れ>
ワシントンでは、再選に失敗したドナルド・トランプが、同じように権力にしがみつこうとして、往生際の悪さを世界に発信していた。
誰もがトランプの再選を信じていなかったものだから、余計に彼の醜態に付き合わされている国民も哀れだ。昨日も書いたのだが、財閥富裕層向けの「アメリカ・ファースト」に中間層も落下、貧困層は政治から見放されていた。したがって、そうした弱者が決起した異常な大統領選挙だった。
無党派層・弱者が決起した選挙なのだから、票数でジョー・バイデンが上回ることになる。不正選挙さえなければ、バイデンの勝ちだが、トランプは証拠もなく法廷闘争へと持ち込んで、政治危機を増大、事態を混迷化させている。
不動産屋の習性なのであろうが、彼の対応は、到底世界から尊敬されることはないだろう。哀れトランプである。
<野球なら直球も変化球も空振り三振の日本国首相>
日本学術会議問題に対する菅答弁を、野球に例えると、バッターボックスの菅選手は、相手のピッチャーの素行調査までした上で、慎重に構えたものの、
直球も変化球も見逃しの三振。
ホームランはおろかバントで打ち返すこともできなかった。
過去に田中角栄は「地方議員上りは、地元でのドブ板選挙、手練手管はうまいが、国家ビジョンがない。国政は無理だ。国のトップに立つことは出来ない」と決めつけていたが、日本国憲法を尊重擁護する義務が課せられていながら、破憲首相では話にもならない。
「菅は一度も憲法を読んでいない。読んでいれば、人権主義・学問の自由への政治介入という、憲法違反をするわけがない。官房副長官の杉田も雲隠れしているではないか。公安・警備の杉田の破憲判断を、そのまま受け入れた菅は、文句なしに首相失格。辞めて秋田の土になるしかない」とも酷評されている。
<尊敬されない破憲首相と加憲ナツオの政治責任>
菅を尊敬する日本人がいたら、手を挙げてもらいたい。おそらくいないだろう。彼は、既に官房長官時代に自爆しているではないか。東京新聞の望月記者に見破られている。
ただし、支持する人たちは一部に存在する。支援勢力は財閥1%・電通大魔神である。電通は、IOCのバッハという利権アサリの弁護士を抱き込んで、来年7月の五輪を強行する構えである。
電通が死力を尽くして、人の命よりも、利権アサリに突進する姿に、改めて大魔神の野蛮すぎる実力に驚愕するばかりである。
問題の6人斬り事件に沈黙している加憲のナツオも、墜落寸前と今朝ほど連絡が入ってきた。大阪都構想では、自ら大阪入りして、それまで逃げ回っていた4人の公明党衆院議員を連れ出して、維新に忠誠を見せつけたのだが、それでも公明党創価学会の半数以上が反対して、ナツオを撃墜した。
結果、ナツオの責任問題が、信濃町で表面化しつつあるという。当然のことであろう。太田ショウコウと共に、あろうことか戦争三法を強行、カジノ強行にも手を貸した、やくざ弁護士の正体をさらけ出したのだから、因果応報といえるだろう。
<米国民主主義も壊れてしまっている!>
トランプ敗北を占いで知ったものか、安倍晋三はそそくさと病気理由に退陣して、多少は安堵しているようだが、彼はおそらく改憲による日本分断の先輩として、アメリカ分断をトランプに伝授したものか?アメリカンデモクラシーは大統領選挙で危機に瀕している。
トランプの暴走に対して、足元の共和党内部からも批判が出ている。米産軍複合体が水面下でどう動くのか、注目したい。連邦最高裁と米国下院をも巻き込んでの泥仕合を、世界に発信するのであろうか。
ともあれワシントンの内外政は、心臓部が壊れた時計そのものである。公正・公平な社会であれば、経済衰退・コロナ禍でも乗り切ることが出来るが、どうなるのか。人類がつかんだ史上最高の民主主義が、日米ともに危機に追い込まれている。
2020年11月7日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
コメントを書く
コメント(1件)
カテゴリなしの他の記事
米大統領選挙の教訓<本澤二郎の「日本の風景」(3896)
官邸の毒針<本澤二郎の「日本の風景」(3895)
検察官適格審査会の出番ですよ!<本澤二郎の「日本の風景」(3894)
怪情報?<本澤二郎の「日本の風景」(3893)
有権者の覚醒!<本澤二郎の「日本の風景」(3892)
前の記事
ホーム
LINEで送るこのエントリーをはてなブックマークに追加
コメント 1
1.
桃子
2020年11月07日 14:20
アメリカの国民は目覚めています。
彼らはトランプがディープステート(悪)と闘うケネディに次ぐ
人であることを、知っているからです。トランプはエリートですが、心はエリートと一線を引いています。ですから、彼自身が古い友人はいなくなったと、演説で言っているのも事実でしょう。彼は実に国民への愛情のある素晴らしい大統領であることを、アメリカ国民はよくわかっています。
どのように、世界中のメディアによる嘘が流されようとも、アメリカ
国民の意識はとても高いのです。
ブッシュ、オバマ、バイデンはそのディープステートのコマであり、世界支配者のコマに過ぎないことを深く認知する能力にたけています。
これはアメリカ国民へのコントロールが日本よりも緩やかだったことも
あるかもしれませんが、日本人へのコントロールはいまだ、どの階層からも、解脱できていないようです。
目覚めは一度には来ませんが、やがて真実に目覚める日が来るでしょう。
アメリカ司法省は、選挙投票について、調べ始めています。
トランプの票が大量に排除されていたことも事実ですし、この不正選挙問題が日本人にわかることも、実は日本人の選挙問題にも一石を投じるはずです。けして対岸の火事ではありません、
すでに不正選挙に声をあげていた、犬丸勝子さんは亡くなりました。
また、東京都知事選挙に出馬していた一人も不正選挙を問題視する人でした。
野党も山本太郎も、わかっていても手が出せないのがこの問題なのではないでしょうか?それとも、本当に知らないのでしょうか?それでは政治家とは言えないでしょう。