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首都圏危うし<本澤二郎の「日本の風景」(3906)
- 2020/11/16 11:53
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首都圏危うし<本澤二郎の「日本の風景」(3906)
<最も危険な軍用機・オスプレイが木更津駐屯地に永住か>
軍用機・オスプレイは、世界で最も危険な軍用機として定評がある。それを安倍・軍拡政権は、17機も大量購入したのだが、その一部が首都圏の木更津
駐屯地に、事実上配備された、と事情通が報告してくれた。11月6日には試験飛行も実施。本来防衛省が計画した佐賀空港から、首都圏に腰を下ろすと見られている。列島どこからも敬遠されるイージスアショアと共通して、オスプレイも世界から嫌われ続けている最も危険な軍用機で、事故多発機を誰も否定できない。
「空中でヘリコプターとジェット機を瞬時に切り替えるという芸当は、実際は技術的に難しい。パイロットのミスは当たり前だ」と専門家は警鐘を鳴らしているほどである。どこに墜落するのか、首都圏民は安眠できない。
<羽田・成田の国際空港の超過密渋滞の米軍支配の超危険空域>
断るまでもないだろう、成田・羽田は、自由に飛べない危険な米軍監視空域で知られる。わずかな空域を利用して、民間機が飛んでいる実情にある。これは、沖縄の空域もほぼ同様である。
成田と羽田が交差する過密空域に泣かされている民間機の操縦士の神経を逆なでするような、防衛省・千葉県・木更津市・地元選出のやくざ文化を背景とする国会議員と地方議員が強行したものであろうが、これは大きな間違いである。必ず墜落事故が起きる。100%の確率で!
オスプレイ事故による被害の一切の責任を取るとの一札を彼らは、千葉県民のみならず首都圏民に入れるべきである。強く求めておきたい。
安倍・自公・日本会議の改憲軍拡の延長線上にあることを、菅も岸もよくよく承知しておくべきだろう。人命よりも軍拡優先、人命よりも電通五輪優先という点を忘れてはなるまい。
福田赳夫元側近の厳しい指摘であることも、あえて付記しておきたい。
<江戸前・浅草ノリの特産地も危険地帯に!>
木更津駐屯地の東京湾の海岸は、名物・浅草ノリの本場である。財閥・三井不動産が埋め立てをしなかったころは、内房線から海苔養殖採取の小舟が浮かんでいて、東京湾に彩を添えていたものだ。
海岸を埋め、内陸地に山砂採取とゴルフ場と高速道路による乱開発によって、今では猿やイノシシなどが山里に下りてきて、畑や水田を荒らしまくっている。自然を破壊する中で、気候変動が地上と海を混乱させ、そこから新型ウイルスが次々と現れ、人間の命を奪う悲惨な地球になり果てている。
それでも悪魔人間は、軍拡による戦争に血税を投入、財閥を太らせることに懸命である。安倍も菅も悪魔人間なのか。因果の応報は、科学的に証明されている。戦争三法にNOを突き付けた日本学術会議推薦の6人は、当たり前のことをしたのだろうが、国家主義政権の下では英雄に値する。
彼らは、ゴマスリのジャーナリストでも、科学者でもない。
<佐賀県漁民は健全、特産の海苔ブランドを守りぬいてオスプレイNO>
それにしても、佐賀県民は賢い。知恵のある人たちが多い。やくざに支配されたような房総半島とは異なる。
特産の有明海のブランド海苔を、見事に死守したかにみられる。佐賀・鍋島藩には、人材が多い。平和軍縮派の戦闘的リベラリストで有名な宇都宮徳馬は、父親が鍋島藩出身の陸軍大将の太郎。軍閥・長州の山形有朋の独裁に抵抗した人物で知られる。朝鮮の3・1独立運動に際しては、朝鮮軍司令官として、軍の発砲を禁じて、陸軍大本営の指示に反対した。
愛野與一郎は、外務省政務次官のとき、田中角栄の意向を外相の園田直に進言して、日中平和友好条約締結(福田内閣)の捨て石になった。彼のお陰で、1993年に北朝鮮を訪問、幸運にも金日成と会見する好機をつかむことが出来た。
<木更津市のオスプレイ基地OKの背後で何があったのか>
オスプレイを受け入れる市民は、日本のどこを探してもいない。安倍と菅のための軍事利権に反対する国民は、多数である。
それでいながら、木更津市の愚かすぎる渡辺という市長は、受け入れて市民を裏切った。昨年の15号台風の渦中、雲隠れした警察官の倅のタレントは、それでも10年知事を務めた。ことほど低すぎる民度が災いした。渡辺も同類なのだろう。木更津市民を恥じる我も情けない。
人脈をたどると、渡辺の父親とやくざ代議士・ハマコーは親密な仲だった。ハマコーもそうだが、倅も防衛省利権に目がない人物で知られる。防衛省が声をかけたか、それとも地元が内々手を上げたのか、ともかく木更津駐屯地にオスプレイが襲い掛かってきた。
事情通は、政治利権がらみだ、と指摘している。
<ハマコーの地元、倅も自衛隊と関係、市長を恫喝か?>
ぶちまけると、市民の噂によると、なんとハマコーの倅が、渡辺を口説いた、ということになる。防衛省は、ともかく佐賀の漁民に断られてしまい、あとはどこでもよかったらしい。そこにハマコーの倅が現れた、という?
事情通は「ハマコー父子と軍事利権は長く強い。倅が懸念する渡辺を、恫喝して抑え込んだのだろう」という。当たらずとも遠からず、に相違ないだろう。
次の市議選で変化が起きる、起きないと、このあたりの袖ヶ浦市、君津市、富津市は崩壊するかもしれない。すでにハマコーの故郷の富津市の財政は破綻しているという。
<木更津レイプ殺人犯の介護施設もすぐ近くの不思議>
不思議なことがあるものである。木更津オスプレイの近くに「木更津レイプ殺人事件」犯人のやくざ浜名の介護施設「かけはし」がある。
浜名が反対運動をしたという事実を聞かない。それどころか、推進派だったかもしれない。公明党創価学会は、確か渡辺支持派と見られているのだから。
浜名は今も公明党創価学会派なのであろうか?興味がある。千葉県警も木更津署も、人々の監視の目がきつくなってきていることに気づくべきだろう。
被害者の戦争遺児の地獄からの監視もある。オスプレイ襲来の行く先を見抜いているのかもしれない。
2020年11月16日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
陸上自衛隊は6日、木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備している輸送機オスプレイの試験飛行を始め、7月に配備された2機のうち1機が、同駐屯地内でホバリングを行った。自衛隊が保有するオスプレイが国内で飛行するのは初めてで、10日以降は駐屯地外で飛行する。(時事通信)