教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない

2020年11月14日 18時12分23秒 | 国際・政治

政治・社会 政治ニュース 記事

適菜収
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適菜収作家
1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体 」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

それでもバカとは戦え
真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない
公開日:2020/11/14 06:00 更新日:2020/11/14 06:00

 

(左から)橋下徹、大阪の吉村洋文府知事と松井一郎市長の3氏(C)日刊ゲンダイ
(左から)橋下徹、大阪の吉村洋文府知事と松井一郎市長の3氏(C)日刊ゲンダイ

 
橋下はテレビ番組で「知事、市長をやってた時の話をしゃべり尽くして、もうネタがないんですよ」とコメンテーター“卒業”を示唆している。また別の番組では、大阪府知事の吉村洋文について、「維新のトップ、国会議員になってもらいたい思いはある」と国政復帰

(C)日刊ゲンダイ

 大阪市解体を巡る住民投票の否決後、立憲民主党副代表の辻元清美が「しびれるくらい拮抗したけど、これでノーサイド。どっちを選んだ人も大阪が好きで投票に臨んだ。市長には明日からこれ以上の分断を起こさぬよう細やかな対応を心からお願いしたいと思います」とツイート。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉があるが、冗談ではない。大阪市が好きな人間が大阪市を消滅させる住民投票に賛成するわけがないではないか。日本が好きな人間が日本を消滅させることに賛成するのか。それと同じ。
そもそも維新の会はフェアに戦ったわけではない。元大阪市長の橋下徹が明らかにしたとおり、公明党が賛成に回るように密約を交わし、市民に正確な情報が伝わることを最後まで妨害していた。今やるべきことは真相の究明と責任の追及である。それをやらないから、連中は増長する。

 大阪市長の松井一郎は、ほとぼりも冷めないうちに「広域行政一元化」などと言い出した。要するに、維新と公明で過半数を握る市議会で可決できる条例により、府に権限を集中させるということ。アホくさ。それでもバカとは戦え
(C)日刊ゲンダイ
 住民投票否決で維新の会が弱体化したと考えるのは判断が甘すぎる。

 菅義偉や周辺の政商でパソナ会長の竹中平蔵らが権力を握っている限り、なにが発生するかわからない。竹中はテレビ番組で松井に対し「私は、政治家としての能力、これは菅総理を含めて、みんなものすごく高く評価してるんですよ」「私ね、少し期間おいてね、国政に出ていただきたいんです」と発言。
橋下はテレビ番組で「知事、市長をやってた時の話をしゃべり尽くして、もうネタがないんですよ」とコメンテーター“卒業”を示唆している。また別の番組では、大阪府知事の吉村洋文について、「維新のトップ、国会議員になってもらいたい思いはある」と国政復帰の話を持ち出した。非常にきなくさい状況だ。

 菅は住民投票について「二重行政の解消と住民自治の拡充を図ろうとする大都市制度の大きな改革だと認識している」と評価、否決後は「大都市制度の議論において一石を投じた」と発言している。大阪の3バカが活動拠点を国政に移せば、日本は目も当てられなくなるだろう。
ノーサイドとは、ラグビーの試合終了時の言葉を意味しています。 英語で書くと「No Side」。 すなわち、試合が終了すれば、敵と味方、勝者と敗者の区別はなくなり、お互いの健闘を讃えようというメッセージが、ノーサイドという言葉には込められています。 ... ラグビーは紳士のスポーツ。

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カジノ反対ハマのドンほえた「自民党は全員落とす」

2020年11月14日 12時33分51秒 | まち歩き

 

 

「ハマのドン」藤木幸夫横浜港ハーバーリゾート協会会長(90)が13日、「今日ははっきり申し上げます。自民党は全員アウト。私が落とします」とカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致を推進する首長、議員はすべて落選させると言明した。

 

カジノ絶対反対の藤木氏は23年間トップとして君臨した横浜港運協会会長を今年6月、退任。高齢でコロナを心配する周囲の勧めで横浜市内の自宅に蟄居(ちっきょ)していたが、この日、横浜港ハーバーリゾート協会の拡大役員会に姿を見せた。公の場に姿を見せるのは1月5日の横浜港運協会新年賀詞交換会以来、10カ月ぶりになる。この間、横浜進出を狙っていたカジノ大手のラスベガス・サンズが撤退を表明。IR汚職で逮捕・起訴された秋元司衆院議員は証人買収事件を起こし、再逮捕・追起訴されるなど、IRを取り巻く環境は激変している。

藤木氏は「コロナでカジノは全滅です。習近平もマカオだけ残して(中国人に)あとは行っちゃいけないと言ってんだから。世間知らずで何も知らないやつらが『先生』『先生』なんて呼ばれて、秋元なんかそうでしょ、一番大きい仕事は何だといったら、収賄なんですよ。そんなのが自民党にゴロゴロしている」。

菅義偉首相は議員秘書をしていたころから面倒を見てきた。「昼飯を持ってくるのが菅だった。秘書じゃないんだよね。おさんどんだね。悔しい思いをしているのよ」。2世、3世ばかりの永田町にあっておさんどんから成り上がってきた菅氏を評価するが、「権力は人を変える」とも話した。

来年は横浜市長選がある。IR推進派の林文子市長は4選を目指して出馬するかどうか態度を明確にしていないが、藤木氏は「私は女の人をいじめることはしたことないけれど、(港運協会の)若い連中には『泥塗られてよく黙ってるね』『何ぐずぐずしてるんだ』『林の野郎を呼んで、ぶん殴ればいいんだよ』と言われている(笑い)。支持するどころじゃないですよ」と話していた。

 

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名残惜しそうな客、寂しげに見送る経営者…ススキノ飲食店は営業時間短縮

2020年11月14日 10時52分37秒 | 社会・経済

名残惜しそうな客、寂しげに見送る経営者…ススキノ飲食店は営業時間短縮

名残惜しそうな客、寂しげに見送る経営者…ススキノ飲食店は営業時間短縮

道や札幌市からの要請を受け、午後10時の閉店後に片付けをする「三貴」の従業員(11日、札幌市中央区のススキノで)=佐々木紀明撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 新型コロナウイルスの感染者が急増している北海道内。道と札幌市はクラスター(感染集団)が相次ぐ市内の繁華街ススキノの飲食店約4000店に営業時間の短縮などを要請した。しかし、クラスターはススキノ以外でも多発しており、効果的な対策が見通せない段階に入っている。(大前勇)

専門家も賛否

 

 ススキノのスナック「三貴」。午後10時前、響き渡っていたカラオケの歌声がやんだ。客たちが名残惜しそうに店を出て行くと、経営者の小笠原三希子さん(45)は寂しげな顔で見送った。

 同店は道と市の要請に従い、午前1時だった閉店を3時間繰り上げた。要請に応じた店には支援金20万円が支給されるが、小笠原さんは「20万円は十分ではないが、ススキノに向ける人々の目が厳しい今、10時以降に店を開けることはできない」と苦しい胸の内を語る。

 札幌市保健所によると、10月に市内で発生したクラスターは21か所。このうち、ススキノは14か所と3分の2を占め、クラスターが出た店の客や従業員が職場や家庭で感染を広げている例が確認されている。

 鈴木知事は「感染者が多い地域で対策を講じ、全道の感染を抑制したい」とススキノの飲食店に営業時間の短縮などを求めた理由を説明する。道や市によると、人口規模が比較的近い名古屋市の栄地区と福岡市の中洲地区の繁華街で8月、飲食店の時短営業や休業の要請が行われ、市全域の感染拡大をある程度抑えられたのを参考にしたという。

 ただ、11月に札幌市内で発生したクラスターは13日までに22か所で、うちススキノは4か所にとどまる。札幌医大の當瀬規嗣とうせのりつぐ教授(細胞生理学)は「1か月ほど前はススキノを中心に感染が拡大していたが、もう市全域に広まっている」と指摘。現段階はススキノ以外を含んだ広範囲な自粛要請が重要だとして、「効果が見通せない中、ススキノを狙い撃ちにする対策は飲食店をさらに苦境に立たせるだけだ」と否定的だ。

 これに対し、感染症予防に詳しい北海道医療大の塚本容子教授は「(時短営業などの要請は)ススキノの人出が減るなど一定の感染抑止効果が期待できる」とみる。ススキノ以外の飲食店に客足が流れることが考えられるため、「そこで感染が広がっては意味がない。マスクの着用など市全域で予防を徹底させる対策が必要だ」と強調する。

 忘年会シーズンの12月は飲食店にとってかき入れ時。小笠原さんは「道や市は今月中に感染を抑えたいからと協力を求めているが、本当にススキノの店に負担を押しつけるだけでいいのか。12月は無事に営業できるのか……」と不安を募らせる。』

ススキノ飲食店は営業時間短縮で、客が減り売り上げが減少して閉店、廃業に今後追い込まれるのでは有りませんか。

日銭を稼ぐ、商いです。

枯れススキの飲食街にならないように北海道庁と札幌市が、支援すべきです。

 

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◆「猶太思想及運動」〈上〉~第二次世界大戦をなぜ「ユダヤ戦争」と呼ぶか(四王天延孝陸軍中将著 昭和6年7月5日初刊 ※復刻版・板垣英憲監修2016年7月31日刊― 序・男爵 平沼騏一郎

2020年11月14日 10時42分52秒 | 国際・政治

「猶太思想及運動」〈上〉~第二次世界大戦をなぜ「ユダヤ戦争」と呼ぶか(四王天延孝陸軍中将著 昭和6年7月5日初刊 ※復刻版・板垣英憲監修2016年7月31日刊― 序・男爵 平沼騏一郎

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
◆「猶太思想及運動」〈上〉~第二次世界大戦をなぜ「ユダヤ戦争」と呼ぶか(四王天延孝陸軍中将著 昭和6年7月5日初刊 ※復刻版・板垣英憲監修2016年7月31日刊― 序・男爵 平沼騏一郎』より、転載させて頂きました。






 序

 猶太民族の思想乃運動の世界人類に及ぼせる影響は、夙に頗る廣汎に亙り、且つ甚だ深刻なるものもあり。苟も經世の志あり、家國の前途を憂ふるの士は、早きに及んで其の眞相を究め、之が對策を講ずるの要あること、固より呶々を俟たざる所なり。
 四天王君其の蘊蓄を傾けて『猶太思想乃運動』を著はし、之を手民に附して世に問はんとす。其の所説悉く當を得たるや否やは今姑く之を舎く。其の研究の眞摯にして其の知識の該博なる、決して射名釣利の尋常著作と同日に語るべからず。蓋し時勢に感ずる所あり憂國の念禁ずる能はず、是の書を提げて一世を警醒せんとする者に似たり。予は其の志を多とすると共に大方識者の深く此の問題に留意せんことを切望し、題言の請ひあるに及び、わずか聊か所感の一端を述べて序となす。

昭和十六年六月中浣

男爵 平沼騏一郎
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◆「猶太思想及運動」〈上〉~第二次世界大戦をなぜ「ユダヤ戦争」と呼ぶか(四王天延孝陸軍中将著 昭和6年7月5日初刊 ※復刻版・板垣英憲監修2016年7月31日刊― 序・男爵 平沼騏一郎

2020年11月14日 10時40分51秒 | ペットフード

「猶太思想及運動」〈上〉~第二次世界大戦をなぜ「ユダヤ戦争」と呼ぶか(四王天延孝陸軍中将著 昭和6年7月5日初刊 ※復刻版・板垣英憲監修2016年7月31日刊― 序・男爵 平沼騏一郎

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
◆「猶太思想及運動」〈上〉~第二次世界大戦をなぜ「ユダヤ戦争」と呼ぶか(四王天延孝陸軍中将著 昭和6年7月5日初刊 ※復刻版・板垣英憲監修2016年7月31日刊― 序・男爵 平沼騏一郎』より、転載させて頂きました。






 序

 猶太民族の思想乃運動の世界人類に及ぼせる影響は、夙に頗る廣汎に亙り、且つ甚だ深刻なるものもあり。苟も經世の志あり、家國の前途を憂ふるの士は、早きに及んで其の眞相を究め、之が對策を講ずるの要あること、固より呶々を俟たざる所なり。
 四天王君其の蘊蓄を傾けて『猶太思想乃運動』を著はし、之を手民に附して世に問はんとす。其の所説悉く當を得たるや否やは今姑く之を舎く。其の研究の眞摯にして其の知識の該博なる、決して射名釣利の尋常著作と同日に語るべからず。蓋し時勢に感ずる所あり憂國の念禁ずる能はず、是の書を提げて一世を警醒せんとする者に似たり。予は其の志を多とすると共に大方識者の深く此の問題に留意せんことを切望し、題言の請ひあるに及び、わずか聊か所感の一端を述べて序となす。

昭和十六年六月中浣

男爵 平沼騏一郎
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詩の終わり 「自助」とは、国家は何もしないのでよろしく、ということ

2020年11月14日 10時36分01秒 | ペットフード

詩の終わり 思考停止の官僚的差配と没落への道
抵抗戦線
詩の終わり 「自助」とは、国家は何もしないのでよろしく、ということ』より、転載させて頂きました。
20/11/14 01:41
 菅という人物は、日本国の憲法や法律がその権限と地位を定めるところの内閣総理大臣(内閣の長、三権のうちの行政府の長で内閣に属する国務大臣の一人)であり、国内はともかく?対外的には世界に向かって国(又は内閣)の「代表者」のイメージで対する者である。イメージだから実体が伴わなくともよい。問題はこの者の権限だが、当然に他の二権、司法と立法府に対してその長足りえず、二権に対して何らの権限も有しないと解される。つまり、「元首」という古い言い回しの権力者というよりは、どちらかと言えば頭一つ抜けた国会議員の一人と言わねばならない、それほどにその権限は限局されているといえる。むしろ限局されている故にこそあらゆる独裁的な権力的横暴は国家体制自体を揺るがすことになるといえる。どういうことか。
 例えば総理大臣が、その口ずから明確に「説明のできない(説明したらぼろが出る)」権力的采配を振るった場合(日本学術会議会員任命拒否案件)、先ずその法的裏付けについていえば、既に過去に中曽根元首相がこれを「形式的任命」と位置づけた先例があるのにかかわらず、現学術会議会長のあずかり知らぬところで勝手に事務方で(形式的任命権というものは)「任命義務とまで言えない」と解釈変更の謀議(というしかない)を凝らし(勿論、ある権力的上位者の支持なり命令に添って)、これに基づいて任命権者である首相、でない者(官房副長官で間違いない)が事前に6名を排除し総理大臣にあげた、という、まさに「説明のできない(説明したら必ず追及される)」経緯を辿ったということだった。
 事実関係は誰が見てもそういうことだが、ここで問題になるのは菅義偉という人物が内閣総理大臣で、その権限が局限されているにもかかわらず、専門性の高い独立機関という位置づけの、一般国家公務員と同列にはない日本学術会議の、専門的にしか評価のしようがないはずの会員に関する選任内実を、たかだか一介の国会議員に過ぎない見識(客観的評価に値しない)で一方的に決めつけ権力的に不当に評価した(官房副長官の意見に従って総理大臣が最終決裁をした)という一点で、その評価の「説明のできない」部分こそ、時の権力に批判的な意見の持ち主に対して、不当で非民主的な、時代錯誤の、結果的にはかつて横行した思想的弾圧というものを試みた(学問の自由に対する挑戦というほどのものではない)ということになる。菅他、官房長官などがしどろもどろにでたらめ答弁しても彼らのしていることは明らかに戦後民主国家体制への明白な背信行為、代議員に過ぎない輩の途轍もない越権行為、一種のテロといえる。
 一方今回の行政管理に関する越権行為の確信犯そのものであるこの杉田官房副長官は、まさに警察庁上がりの老獪で高圧的な「特高並み」のナチスヒムラー亜流であり、秘密警察並みの陰険さで官僚等支配の現体制を仕立て上げ、アベスガイズムの権力維持・独裁体制構築の立役者(陰の実力者、隠れた総理)と目されている。排除すべきはこの男だ。この男にある暴力団のドン的強権主義は、この国の戦後の悪しき保守主義路線が醸成した利権構造そのものの土台であり、post truth風潮をパンデミック化すべく機能する毒虫以外ではない。
 果たして論点すり替え学術会議攻撃は定めて様々な国家的民族的歴史的悪臭を放っているが、ネトウヨ、政治家ジャーナリスト等彼ら自身の軽薄で底の見えた正体を曝け出している。コロナ禍でも仕事をせず、おのれらの責任を「自助」責任にすり替えて専ら空虚な「反対の反対」論をでっちあげて悦に入り、そこにある答えのない答えに自己満足するていたらく。トランプといううつけの愚行に無意味な喝采を喚きたて、本来的価値を蔑ろにして倒錯した熱狂を喜ぶ。かつてナチスドイツの国民が陥った、理由のない、従って説明する論理的筋立てのない「ある声」に溺れたように、「何故熱狂したのかわからない」未来を先に立たぬ後悔とともに迎えることだろう。国民の猛省が求められている。彼らを選んだのはほかならぬあなただ。(つづく) 
#政治
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jlj0011のblog 消費税ゼロが万民の願い<本澤二郎の「日本の風景」(3904

2020年11月14日 10時31分16秒 | 国際・政治
jlj0011のblog


消費税ゼロが万民の願い<本澤二郎の「日本の風景」(3904)
2020/11/14 10:160
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消費税ゼロが万民の願い<本澤二郎の「日本の風景」(3904)


<世界恐慌を乗り切る唯一の秘訣、GoTo旅行はコロナ感染拡大策!>より、転載させて頂きました。


 コロナ検査を著しく少なくしてきた日本でも、東京・大阪・北海道で感染が急拡大している。その一方で、菅内閣は国民の人命を横において、来夏の東京五輪強行に突っ走っている。電通五輪利権に狂奔するおぞましさに、世界各国政府は驚愕しているという。




 ご存知、日本経済のけん引役だった重厚長大の財閥企業も衰退して、IT社会で生き延びることは厳しい。日本にアメリカのように金融で生きる力はない。何よりも経済のけん引役の主体である、消費を活性化させるしか方法はない。したがって、真っ先に消費税ゼロを実現することが、この国の生きる道・大道である。




 GoToトラベルなどの一連の安倍・菅路線は、金持ち優遇策の一つであって、大衆にとって無縁である。それどころかコロナ感染拡大策であることが、このところの大都市での感染数字が裏付けている。




 安倍に次いで、菅のメッキもはがれてしまっている。日本の前途どころか明日から先が見えない。右も左も真っ暗闇である。身内を救済するだけの菅の


政治は、およそ政治に値しない。




<まやかしのインフレ率2%アップ、超金融緩和で株財閥1%優遇策>


 安倍の経済政策は、超借金による大型財政政策と日銀の黒田起用による超金融緩和という福沢1万円札を刷りまくる、ただそれだけの事だった。




 インフレ率2%路線を公約に掲げて8年。膨れ上がった超金余りに財閥もそっぽを向いて、超巨額資金を株式に流し込んで、実体経済無縁の株高を演出して今にある。


 恐慌化の超デフレ経済のもとでは、アベノミクスは意味不明の念仏でしかなかった。それでも国民は沈黙した。電通操作による新聞テレビの成果である、と断じることが出来るだろう。




 財閥は、500兆円の内部留保資金でほくそ笑んでいる。これが、いうところのアベノミクスである。




 政策の全てが、民衆から離反して、富裕層・財閥に集中している。同時に、万民には、消費税10%という重い課税。政府は言い値の法外な武器弾薬を購入、役人はろくろく仕事もしないで、贅を尽くした生活。その心は、内部告発にブレーキをかけることだった。




 これが自公・日本会議の、大衆から身ぐるみをはがす収奪路線である。わざわざマルクスを登場させなくても、素人でもわかる方程式であろう。




<消費税ゼロに踏み込んだ山本太郎は大阪で再浮上>


 悪政にもかかわらず、消費税で福祉を維持している、というこれまた大衆を欺く宣伝に、政治に屈服するだけで、抵抗さえしない大衆と野党のピントボケの主張によって、10%重課税は今も生きている。これは21世紀の日本政治の奇跡に違いない。




 ここに風穴を開けた人物が、れいわ新選組という妙ちきりんな政党を名乗る山本太郎という威勢のいい素人政治家だった。




 東京で沈んでしまったようだったが、先の維新と公明党による大阪都構想なる、これまた怪しげな政策に真正面から対抗して、見事浮上することに成功した。大阪は山本のホームグランドである。




 消費税ゼロは、万民共通の願いである。経済活性化の決め手でもある。山本の勝機は大阪と見たい。維新と公明を駆逐するかもしれない。いい人材をそろえれば、消費税廃止運動の旗手として府民の歓迎を受けるであろう。ことほど日本経済は、瀕死の状態に置かれてしまっている。




<安倍と菅の化けの皮が剥がれた2020年>


 2020年はコロナに明けて、コロナで暮れることになる。2020年は、安倍と菅の化けの皮がはがされて、政変のマグマが地中で燃え盛っている年であろう。2021年は、爆発する時であるが、その柱は消費税ゼロ公約である。




 同時に、財閥富裕層向けの課税強化公約で、自公は崩壊する運命にある。バイデン路線でもある。息を止めているような無党派層を動員できる奇策でもあろう。まずは人間生きるための第一歩に筋道を立てることである。




<コロナ給付金で大魔神・電通が特務機関として発覚>


 血税の無駄遣いの黒幕は、コロナ救済のための給付金で、見事にあぶりだされた。役人も役所も何もしない。電通に丸投げして、電通にまずは巨費を猫ババさせるのである。さらに電通子会社複数に転がして吸血、企業や国民の手に届くまでに、莫大な血税が電通の懐に落ちていた。


 このようなあくど過ぎる広告代理店の存在は、コロナが暴露してくれたものであるが、世界どこを探しても電通のような大魔神は存在しない。




 追及すると、電通は政府の特務機関として君臨していたのだ。自由・民主の日本に、戦前の関東軍下の特務機関そのものである。アエン王の里見機関が、新聞テレビ報道を抑え込み、東京五輪も電通によって具体化したことも発覚した。電通のための五輪であった。




 電通と安倍と電通の菅を分析すれば、日本政府の正体を暴くことが出来るだろう。多少の体験者として断定することが出来る。誰も書けない日本の真相である。山本太郎にできるか?




<消費税ゼロで税金の無駄遣い解消と本気の行革始動>


 消費税ゼロの効果は絶大である。政府の税金の無駄遣いが無くなるだろう。朝昼晩とホテルの高給レストランでの官房機密費を存分に使っての食事会首相が、恥ずかしくて止めるしかないだろう。




 安倍内閣以降、この国の首相官邸の高級料理人はどうしたのであろうか。筆者は、よく官邸のカレーライスを食べながらの首相懇談を経験したものである。一度たりともホテルの高級レストランの世話になったことがない。以前の官邸はまともだった。




 菅も消費税ゼロ時代になれば、秘書官と官邸の高級料理人の食事をするようになるだろう。なぜなら、彼の公約は「国民のため」という、それこそ中国・周恩来レベルになるはずだからである。




 結局のところ、役所の贅を尽くした現在の無駄遣い予算が無くなるはずである。そして本格的な行革が始動するはずだ。超高給の議員報酬を半減するとか、定員の半減などに力点を置くからである。




 うまくすれば、空前絶後の借金の山を、孫や子供の世代にツケを回している悲劇的な課題が解消するかもしれない?そんな夢を消費税ゼロは、万民に約束してくれるだろう。


2020年11月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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ノーベル物理学賞・小柴昌俊さん死去、94歳 ニュートリノ観測成功

2020年11月14日 10時17分11秒 | 学問

ノーベル物理学賞・小柴昌俊さん死去、94歳 ニュートリノ観測成功

 

小柴昌俊さん=文部科学省で2003年10月6日、塩入正夫撮影

 超新星爆発に先立って飛来する素粒子ニュートリノを観測する天文学に道を開き、2002年にノーベル物理学賞を受賞した東京大特別栄誉教授の小柴昌俊(こしば・まさとし)さんが12日、死去した。94歳。東京大が明らかにした。

 1926年、愛知県豊橋市生まれ。東京大理学部物理学科4年の時、湯川秀樹氏のノーベル賞受賞を記念して創設された「湯川奨学金」を取得。大学院に進み、宇宙線の実験を始めた。55年に博士号を取得し、70年には教授に就任した。

 78年、岐阜県神岡町(現飛驒市)にある鉱山の地下1000メートルに3000トンの水をたたえた巨大装置「カミオカンデ」の建設を発案。研究グループを率いて83年から観測を始めた。

 定年直前の87年2月23日、地球から約16万光年の大マゼラン雲で起きた超新星爆発(星が寿命を終える時に起こす爆発)で放出されたニュートリノを観測することに成功した。天体からのニュートリノを、その方向、時刻、エネルギー分布まで明確に検出したのは世界初で、この成果は超新星爆発の仕組みやニュートリノの謎の解明に大きく貢献。02年のノーベル賞受賞につながった。

 
カミオカンデはその後、数十倍の観測能力を備えた「スーパーカミオカンデ」に引き継がれた。98年にはニュートリノに質量があることを示す「振動」という現象がこの実験装置でとらえられ、世界にセンセーションを巻き起こした。

 この間、スイスの欧州合同原子核研究所(CERN)、米シカゴ大などで客員教授を歴任。03年にはノーベル賞の賞金をもとに、基礎科学や科学教育の振興を目的にした「平成基礎科学財団」(現在は解散)を設立、理事長に就任した。

 87年仁科記念賞、88年文化功労者、97年文化勲章。00年には、ノーベル賞を一緒に受けた米ペンシルベニア大の故レイモンド・デービス名誉教授と、イスラエルのウォルフ賞を共同受賞している。

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