【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は5日、北朝鮮が同日午前9時8分(日本時間同)ごろから同43分ごろにかけて、首都平壌の順安付近などから日本海に向けて短距離弾道ミサイル8発を発射したと発表した。日本政府も少なくとも6発の弾道ミサイル発射を確認。岸信夫防衛相は記者団に「1発以上、変則軌道のものが含まれる」と述べた。日本の排他的経済水域(EEZ)外へ落下したとみられる。異例の連続発射で、日米韓は追加発射を警戒している。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射は5月25日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を含む計3発を発射して以来。