「早期胃癌の見逃しを減らしたい」という、ひとりの内視鏡医の思いから開発が進められてきた胃癌鑑別内視鏡AIが、世界初のAIを活用した胃領域の内視鏡診断支援システムとして承認の時を迎えようとしている。5月に京都で開催された第8回内視鏡AI研究報告会では、株式会社AIメディカルサービス/武蔵浦和メディカルセンター ただともひろ胃腸科肛門科の多田智裕氏が、この胃癌鑑別AI開発の経緯、製品の仕様や意義、将来展望について講演した。