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コロナで病院疲弊?<本澤二郎の「日本の風景」(4650)
2022/12/10 08:143
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コロナで病院疲弊?<本澤二郎の日本の風景」(4650)
<死の商人・覇権国家とA級戦犯国亡霊日本と地域医療の三重構造>より、転載させて頂きました。
日本や中国に限らない。世界各国が混乱と混迷の21世紀を生きている。そこには深い落とし穴が待ち構えている。国際社会は、死の商人が跋扈する覇権大国による戦争経済に振り回されている。アメリカとロシアの武力対決は、ロシアの隣国のウクライナを巻き込んで長期間にわたって繰り広げられ、世界経済を破綻させている。
日本も深刻だ。A級戦犯の亡霊が徘徊する永田町では、財政が破綻しているのにもかかわらず、空前の大軍拡予算を支出する戦争準備を開始した。時は世界を覆うコロナ戦争の渦中だ。
したがって、日本の福祉医療教育は破綻することになる。何と千葉県のK病院では初診料が7700円という、目の飛び出る負担を健康保険利用者に課していることが判明した。10月から強行したというのだ。コロナにかこつけた暴利初診料というべきか。しかも、自治体が運営する大病院で実施されている。驚愕すべき医療崩壊は、他でも強行しているのであろうか。
厚労省の腐敗は、治験のないワクチンを国民に無理やり打たせて、多くの市民の命を奪っている。「老人は消えろ」政策の一環なのか。高度経済成長を支えてきた老人遺棄社会なのか。
<差別医療=初診料7700円の暴利に厚労省が認可?>
それにしても、この事実を患者の付き添い体験で、しかとこの目で確認した事実である。家でじっとしていると、無知の権化のような人間になってしまう。コロナに屈せずに飛び出せと言ってるのか。
この初診料7700円は、大病院と開業医が闇取引して実施したものだ。開業医の紹介状がないと、患者にペナルティーを課すという、いわゆる患者の差別化である。
日本国民は無理しても健康保険に加入して、医療を支えてきた。現役時代はおもに会社も一部負担する厚生健保、引退すると国民健保。初診料などはすべて公平公正でなければならない。そう信じて生きてきた人間は、初診料7700円に驚いた。何かの間違いではないか、と問い合わせたが、7700円払わないと診察をしないという、まるでどこかの官僚独裁国家の日本に変質していることに気付かされた。医療問題に詳しい鈴木俊一財務相は気付いているだろうか。
病院と喧嘩はできない。病人をそばにおいて引き返すことも出来ない。屈服するほかない。悔しいが7700円という超高額初診料を支払うしか、か弱い市民は引き下がるほかなかった。隣国では、医師の誤診で親の命を失った遺族の息子が、怒りで医師を殺害する事件が起きている。貧困生活の中でも、年金から保険料を強奪するような殺伐とした日本社会の危うさに不安と怒りを強く感じる。
<9時予約したのに3時間待たされる患者と付き添いはイライラ病気>
数日、車で30分以上かけての病院通いの知られざる特ダネ的成果であったが、医療事故死の体験者であっても、患者の付き添いは数えるほどしかない。
早朝の必死の思いでの病院通いは厳しい。車のハンドル操作も真剣だ。大げさに言うと、付き添いも命がけである。若い時ならいざ知らず、パソコンいじりの人間の視力は落ちるためだ。
全て予約制であるため時間厳守である。余裕の時間でもって車を走らせるしかない。その日は午前9時に予約した。従って10時過ぎには終わるだろうと予想して家を出た。あいにく夜中の午前1時に便所に行くと時間が気になって眠れない。思い切って4時ごろ床を抜け出して凡人ジャーナリストの日課である「日本の風景」を処理して、午前8時に出発した。
無事に予約時間の10分前に着いた。病院内は患者と付き添いで膨れ上がっているではないか。ほとんどが老人ばかりだ。車いすの患者もいる。歩行がしっかりしていない者もいる。ともかく大変な盛況というと失礼かもしれないが、患者が少なくて「倒産」するような状況とは無縁である。現にコロナで病院は暴利を得たとも報じられている。
考えなくても分かる。病院は老人のためにある?医療費は人間を長生きさせるための施設なのだ。しかし、この当たり前の理屈を厚生官僚・政治屋・日本医師会も理解していない。彼らは「政治とカネ」に命を懸けているが、医師会は「病院とカネ」に命を懸けている腐敗機関なのだ。患者はモノでしかない。運の悪い人間は、どんどん亡くなれということか。「病院は人を殺して金儲けしている」と喝破した識者もいた。医師が自殺したという話を聞かない。金になるのだ。
このように考えると、患者にとって病院はストレスの対象・怖さが先行しかねない。老いた人たちで膨らんでいる大病院の雑踏を眺めていると、ふとそんな気分にさせられる。
「10時過ぎには終わる」はずの9時予約が、3時間も待たされた。診断には満足したが、それでも患者差別は許せない。待っている間のストレスで患者の血圧は上がってしまう。病院での病気を医原病と呼んだことが記憶に残っているが、これではコロナ感染も仕方ないかも?
<731医療?大病院と開業医も金かね今だけ自分だけ、患者はモノ扱い>
大病院が大繁盛で金儲けしている様子を、直に見聞できたことは、一つの成果となった点については、感謝しなければなるまい?加藤勝信よ、わかるかな?政治屋と腐敗官僚の成果でもあろう。確実に日本の医療も崩壊している?違うだろうか。戦争準備に43兆円かける岸田文雄内閣は、統一教会のみならず、医療・子供などあらゆる分野を崩壊させている。
ふと731医療か?と考えてしまった。反省も謝罪もしない東芝病院のことが頭から離れない。東芝病院の日本列島化であってほしくない。病院や医師を敬愛した凡人ジャーナリストを、ここまで貶める罪は余りにも悲劇である。今だけ金だけ自分だけの医療にうんざりだ!
2022年12月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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