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jlj0011のblogお天下の一大事<本澤二郎の「日本の風景」(4659)
2022/12/19 10:283
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天下の一大事<本澤二郎の「日本の風景」(4659)
<緊張を作り出すことに成功したゆでガエルの岸田文雄も売国奴>より、転載させて頂きました。
安保3文書の中身は、A級戦犯の亡霊がまとわりついた、安倍晋三の日本軍国主義・神国日本の復活野望を総まとめしたような、極右・日本会議の危険すぎる軍事戦略であろう。それを本来は、護憲リベラルの伝統のある宏池会の岸田文雄が、議会や司法の判断を抜きにして、たかだか閣議決定で強行したものである。大義も正当性もない代物である。
他方、内閣の広報紙は「お陰で年を越せそうだ」との見出しで、岸田の軽すぎる心境を報じた。しかも「大きな転換点にもなった」と満足そうに語ったとも、余裕のあるコメントも載せた
周辺は「これで安倍の引継ぎに道筋をつけた。来年は本格的にやりたい年にしたい」との声も伝えた。すなわち、この恐ろしい謀略安保政策は、岸田と安倍の密約だったことを内外に明らかにした。
これらの動きに、善良な国民ほど気がくるうほどの危機感を抱いている。日本にとっての戦後政治の空前の大転換である。憲法が許さない。平和を願う国民が断じて許すはずがない。毎日新聞は内閣支持率が25%と世論調査の結果を報じた。新聞テレビ特にNHKが真っ当に報道していれば10%を切っていたはずである。
(毎日新聞は17、18の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は25%で、11月19日の前回調査の31%から6ポイント減少し、政権発足以降最低となった。不支持率は69%で前回(62%)より7ポイント増加し、発足以降最高となった。)
(共同通信の世論調査によると、2023年度から5年間の防衛費を現在の1.5倍の約43兆円に増額する岸田首相の方針に賛成39.0%、反対53.6%だった。)
<歴史を無視し、憲法を無視する悲劇を繰り返す愚か者=A級戦犯の亡霊の政治クーデター>
その国の民主主義のレベルは、議会と言論が健全に機能しているのかどうかにある。今の日本の言論界は、電通・博報堂など広告代理店による金によって、自由なはずの言論が封じ込められている。言論の自由はないに等しい独裁国家レベルである。
従って正確な世論調査の数字を国民は判らない。とくに政府広報紙といわれる全国紙とNHKの情報操作報道によって、国民の政治感覚は大きく狂わされてしまった。史上最低の国賊・売国奴の「国葬」の強行を目の前で目撃させられた日本国民である。
コロナワクチンをほぼ強制的に打たれ、多くの国民は健康だった身内の死亡や障害に泣かされている。ワクチンの大量購入には、恐ろしいほどの利権が渦巻いている。その天文学的な巨額資金が厚労相の懐に隠されているだけではない。秘密は必ず露見する。露見させる義務があるのだが、この人口削減政策を推進する過程で、そそくさと戦後政治の一大変革を強行した岸田文雄・自公内閣の罪は、正に万死に値する。
人びとは歴史の教訓を放棄した大軍国主義復活政策に気付いていない。平和憲法を根幹から否定するような蛮行に対して、戦後教育を受けた人びとはまだその危険すぎる蛮行を理解できないでいる。
それは小選挙区比例代表によって政界に籍を置く与野党議員にもいえる。岸田の記者会見は、電通によって仕組まれた罠に沿って繰り広げた。何も起きなかった。官邸は安堵したろう。
筆者は佐藤栄作引退表明会見を現場で目撃した。政治部に配属されて半年後の1972年6月17日のことだった。官房長官は竹下登。この場で佐藤はテレビを優先する発言をした。驚いた内閣記者会の幹事社、特に共同通信の幹事が佐藤に食って掛かった。
佐藤が「私はテレビと会見する」という発言に幹事が猛然と抵抗した。駆け出し記者は詳細を理解できなかったが、幹事社の毅然とした発言に満足して、内閣の記者会見場を飛び出した。その後どうなったのか、記憶がないが、自民党総裁選では、大平・田中の大角連合が岸信介と佐藤が応援した福田赳夫を破って、7月7日に大角内閣が実現した。3か月後に一気呵成に日中国交が実現した。
国際社会は台湾の中華民国から、北京の中華人民共和国の政府を中国の代表にした。その中国が経済成長に成功したことから、ワシントンと東京・ロンドンなどがへそを曲げ、台湾独立に足場を移した蔡英文に安倍と岸信夫が食らいついて「台湾有事」を叫んだ。ロシア・ウクライナ戦争も人々の心理に影響を与えていた。日本の新聞テレビも、統一教会と電通の路線で報道する中で、A級戦犯の亡霊チームが決起した事実上の政治クーデターである。
<法の正義を貫徹する愚直な戦い=全ての選挙で自公体制をひっくり返す戦いが平和憲法の立場>
宇都宮徳馬の声が耳に届いてくる。「権力に屈するな。ナベツネを見習うな。忘恩の徒になるな」と。ついで「日本人の平和主義はいい加減なものではないよ」と。赤紙一枚で300万人が虫けらのように死んだ。しかも中国では1500万人以上の死傷者を出した。国家神道の罪が消えることはない。神国日本は、日本人とアジア諸国民を冒涜するものである。「森喜朗と萩生田光一の動向を監視せよ」という。確かだろう。
法学者は立ち上がる、必ず立ち上がるだろう。ここまで日本を駄目にしたA級戦犯の亡霊を復活させては、アジアの人々に申し訳が立たない。同じ愚を子供や孫にさせてはならない。老人も立ち上がる。
真っ先に統一地方選で統一教会とグルになっている自公を追い詰め、落選
させる国民運動が表面化するだろう。待ったなしの善良で平和な国民の一世一代の戦いである。
<1%のための軍国主義で平和を生み出すことは出来ない>
敵は1%である。戦後に復活した財閥である。99%が屈していいわけがない。汗水たらした血税を1%に吸い取られる社会を受け入れる人間はいない。
早くも戦いの駒が動いた。被爆地のナガサキだ。国民は長崎に続けだ。ヒロシマもフクシマも。7000,8000の子ども食堂の人たちも。正月餅でお腹を膨らました市民運動家も立ち上がる。
(長崎新聞)安全保障関連3文書が16日に閣議決定され、長崎県内の市民団体などは17日、軍備増強に反対する集会を長崎市で開いた。参加者約160人が「敵基地攻撃能力の保有は憲法違反であり、強く反対する」などとするアピール文を採択した 。
志のある国会議員、地方議員そして市民から議会に駒を進める勇気ある人たちも現れるだろう。大地を蹴って無数の市民が正義の国民運動に協賛してくれる。戦争準備を許してなるものか。売国奴政権を放任することは、断じてあってはならない。出来るすべてをぶつける市民運動に参加しよう。その動きを伝えることに専念することを約束したい2023年である。
2022年12月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)