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毎日摂取しているマルチビタミンに効果があるのか疑問に思ったことない? 最近、マルチビタミンに認知症の発症リスクを下げる可能性があることが判明した。
『アルツハイマーズ&デメンティア』に掲載された新しい研究によると、マルチビタミンを3年間に渡って毎日摂取した高齢者の、グローバル認知機能(順応力/注意力、記憶力、言語流暢性、言語力と視覚空間能力)、エピソード記憶(個人的な過去の経験から特定のエピソードを思い出し、精神的に再体験する能力)、および実行機能(ワーキングメモリ、柔軟な思考、自制心を含む一連のメンタルスキル)が改善したという。
簡潔に言うと、マルチビタミンのサプリを3年間服用するだけで、高齢者の脳機能が大幅に改善されることが研究で分かったそう。
ノースカロライナ州のウェイクフォレスト大学医学部の研究者はボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院と共同で、高齢者を対象にカカオ抽出物のサプリ、マルチビタミン、またはプラセボのいずれかを3年間毎日服用してもらい、認知機能を分析。
研究チームは以前からカカオやダークチョコレートの健康効果に関する見解があったため、カカオ抽出物がもっとも脳の健康に有益だと予測していたが、その調査結果に驚かされた。
この研究の著者であり、ウェイクフォレスト大学で老年学と老年医学の教授を務めるローラ・ベイカー博士は、「CNN」に次のように語った。
「カカオ抽出物がもつ心血管の効果に関する先行報告から、認知機能にも何らかの効果をもたらすと私たちは信じていました。データ分析でそれが実証される瞬間を待っていたのです。しかし認知機能に効果があったのは、カカオ抽出物ではなくマルチビタミンでした」
ベイカー博士いわく、研究チームは「この調査結果により、認知機能低下を防ぐためのシンプルで手に入れやすく、安全で安価な方法が見つかったことに興奮している」という。
ただし、この調査に参加した被験者たちの人種や民族性が高齢のアメリカ人を代表するものではなかったため、この研究の結果は決定的なものではなく、一般に当てはめることはできないという。
さらに注目すべきもう1つの制約が、参加者の薬歴と既往歴は自己申告であり、人為的ミスが生じる可能性もあるということ。参加者がそれぞれもっている認知症のリスク要因を考慮することも重要である。
健康な体と活発な精神は、認知症のリスクを管理する最善の方法です、と語るのはミシガン州立大学神経内科医長のアミット・サハデフ医学博士。
「この研究は、健康な体の維持にマルチビタミンの補給が有用な方法の1つになる可能性を示唆しています」と続けている。
プロビデンス・セント・ジョンズ・ヘルス・センターの神経科医であるクリフォード・セギル博士も、記憶障害や認知症の発症は多因子プロセスである可能性が高く、マルチビタミンをこれらの病気の予防に活用するのは納得です、と話している。
「記憶障害患者に対するマルチビタミンの使用について、この治療を裏付ける臨床研究はないものの、私自身臨床神経科の診療で日常的に行っています。そのため記憶障害患者に対するマルチビタミン使用の潜在的効果を定量化しようとしたこの研究は、読んでいていて新鮮で興味深いものでした」
マルチビタミンを毎日摂取するべき理由はたくさんあります、とサハデフ博士。マルチビタミンは通常、足りない栄養を補ったり、元来食品に含まれるさまざまな栄養素や化学物質を少しずつ摂取する目的で使用される。
しかし「認知症リスクの軽減こそが、マルチビタミンを推奨するもう1つの理由です」と博士は語る。
また記憶障害や認知症のある高齢患者に、マルチビタミンの服用を推奨しているというセギル博士。
「記憶障害の高齢患者を治療する臨床診療で、マルチビタミンを使用することは合理的と言えるでしょう」
とはいえ、マルチビタミンはメインの医薬品の代替品ではなく、あくまでも補完するものとしての使用が望まれます、とセギル博士は警告する。
https://youtu.be/Qg9VqVYZBdQ
"岸田首相は嘘吐きか?増税ありきの首相は完全に財務省の犬。防衛増税1兆円で所得倍増は吹き飛び、防衛予算倍増が実現!?元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊" を YouTube んん