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最高裁の腐敗<本澤二郎の「日本の風景」(4668)
2022/12/28 11:291
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最高裁の腐敗<本澤二郎の「日本の風景」(4668)
<電通OB・高橋治之保釈8000万円即座に用意=電通に配慮した司法>より、転載させて頂きました。
政府の血税予算から巨大行事の利権などすべて電通任せ、他方で電通は世論の政府批判を封じ込める。満洲国策会社が生きている!その一角が師走の27日に発覚した。裁判所がそそくさと電通OBの悪党を保釈した。安倍晋三を殺害したとされる山上徹也に対して、国民の同情が集まっているが、高橋治行に国民の同情はない。
電通は悪の権化である。凡人ジャーナリストもここ10年の間に気付いた。政治屋の子弟の就職先としても知られる。庶民・国民の敵である。血税であるコロナ予算でさえも抜き取っていたが、それでも電通首脳部は誰も罪を課されていない。
案の定、高橋は保釈金8000万円をポンと用意していた。「8000万円あれば高級マンションも買える金額。それなのに」と怒りは、司法の黒幕である最高裁にも向けられている。最高裁が電通に配慮したものだろうと誰もが思う。不届き千万である。
<安倍・石原・森と電通本体を助けた世紀の悪党>
4か月も豚箱生活を強いられ、夜も眠らせない捜査に耐えられる人間はいない。冤罪事件はそうして起きる。しかし、電通の悪党には、こうした検察の手厳しい捜査など無縁である。
高橋治之は、安倍晋三や石原慎太郎や森喜朗らの極右の売国奴らに対しては、口をつぐんだ。その結果、森は助かったらしい。勇気ある国民は、森を刑事告発から検察審査会に提訴するかもしれない。「日本は天皇中心の神の国だ」と馬鹿げた神国論に司法がたじろいだものか?
<悪党の「車いすポーズ」に市民の怒り=月収6万円の74歳夫人の反発>
夫の浮気に耐えかねて離婚、それでも二人を子供を大学に入れたあっぱれな関西の74歳になる聡明な女性と電話がつながった。つい「生活保護を受けてはどうか」と口を滑らしてしまった。
気丈な夫人はいまも行政関連のアルバイトをしている。「最賃法が適用されない」とぼやいていたが、子供たちは働いて奨学金を返した。子供は母親の姿を見て生きている。すごいと思った。
古くて狭い公団住宅に住む彼女は、年金6万から部屋代を払っている。僅かな預金でカバーしている。「生活保護は受けません」と凛々しい言葉が返ってきた。当然のことながら賄賂で莫大な金を手にした電通の悪党に対しては、怒り百倍だ。
8000万円をポンと払い、車いすで留置場から出てくる姿に「ポーズだ」と厳しい批判を投げた。
<次男正文医療事故死で警視庁告訴=MHK読売共同時事など新聞テレビ通信社が取材して報道せず>
筆者も同じ思いだ。2010年4月7日に東芝財閥経営の東芝病院に救急車で搬送された次男正文は、その日の夕刻前に誤嚥性肺炎の疑いで1週間の入院が決まったのだが、数時間後に急死した。
「心配はいりません。家族はお帰りください」といわれて帰宅した2時間後に緊急電話。すぐ近くにいた妻の眞知子がタクシーで5分ほどかけて病室に飛び込むと、既に心肺停止状態。担当医は痰がのどに詰まっての窒息死と遺族に説明した。
東芝病院は、患者を個室に押し込んでいながら警報装置・モニターさえも取り付けていなかった。看護師は100分も放置していた。非業の死・医療ミスも悪質すぎた。四街道徳洲会病院の院長(当時)も「常識では考えられない医療事故」といって驚いた。
明らかな反省と謝罪が不可欠の事案だったが、東芝病院は何もしなかった。週刊新潮への告白記事も効果なかった。仕方なく警視庁に刑事告訴したのだが、財閥病院の医療事故死は前例がない。警視庁の社会部記者クラブも注目した。記者会見にはクラブ員の全てが取材した。テレビカメラも踊ったのだが、大半のマスコミは報道しなかった。
この時、初めて電通の野望に気付いた。電通の圧力にそろって屈したのだった。
朝日新聞と東京新聞が小さく載せた。テレビはTBSだけだった。NHKも共同・時事も流さなかった。この悪辣非道な電通の手口を、この時初めて知った。言論の自由を踏みにじる電通に今回、初めて検察のメスが入ったのだが、最高裁が釘を刺したのであろう。日本の闇は、電通によって阻まれているのである。電通の悪徳に気づいて、まだ10年足らずだ。
<検察は元財務省理財局長を不起訴でお上に軍配>
官邸と自民党本部を監視する電通の恐ろしい企業活動について国民の理解は、まだ不十分ではないだろうか。清和会政治や統一教会問題にも電通が関与して、国民の正常な判断を抑え込んでいることにも気付く必要がある。岸田内閣の改憲軍拡路線もまた電通主導であろう。安保関連3文書の恐ろしい中身もまた電通が関与している。財閥・死の商人の味方をする電通監視を強めていかないとこの国は危ない。電通は正に悪の権化である。
森友事件関連の公文書作成支持者の元理財局長に対する刑事告発事件に検察は不起訴処分にした。背後で電通が暗躍している?東芝病院医療事故に対する検察もそうだった。不正腐敗の元凶に電通が悪魔の爪を研いでいる。違うだろうか。電通の反論を掲載したい。
昨日は珍しく息子が来た。2日がかりの高級中国料理に満足したようだ。ドコモのスマホ1万3000円は高いといわれた。無知は怖い。久しぶりに息子の軽自動車で久留里を往復した。有名な地酒の店があると教えられた。地元にいながら知らないことが多い。コロナが収まったら、74歳の気丈なおばさんが来訪したいという。土いじりに興味があると。この大地をくれた両親に感謝だ。亡くなった次男や妻のためにも屈してはいられない。昨日書いたヘンな間違い電話に驚いたという読者もいた。
2022年12月28日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、受託収賄罪で起訴された大会組織委員会元理事の高橋治之被告(78)について、東京地裁は26日、保釈を許可した。保釈保証金8000万円が現金で納付され、同被告は勾留先の東京拘置所(東京都葛飾区)から約4カ月ぶりに保釈された。
「森友学園」をめぐる公文書の改ざん問題で自殺した近畿財務局元職員の妻らが、「嘘の公文書を作成した」などとして刑事告発した元財務省理財局長ら3人について、東京地検特捜部はきょう、嫌疑不十分で不起訴処分にしました。
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