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きょう10月27日の朝日新聞の天声人語で知った。
チャップリンがファシズムに立ち向かった映画「独裁者」をつくったとき、製作中から脅しの手紙が舞い込んだと。
それにもかかわらず完成にこぎつけ、その映画がニューヨークで上映されると連日大入りになったと。
そして私は、この天声人語で知った。
その映画の、つぎの結びの言葉こそ、多くの観衆の心を打った名高い演説であったことを。
「わたしたちは、みんなおたがい助け合いたいと望んでいます・・・わたしたちは、他人の不幸によってではなく、他人の幸福によって、生きたいのです」(中野好夫訳)
これは至言だ。
朝日の天声人語は、この言葉を引用して、創設70年を迎える国連が、地球全体の貧富、幸福の落差に取り組む行動計画に乗り出した事を歓迎している。
しかし、この言葉はもっと普遍的な言葉だ。
いまの日本の政治にもそのままあてはまる。
そして日本国憲法の精神につながる言葉だ。
その憲法を否定する安倍首相に対する、これ以上ない批判の言葉である(了)
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Posted on 2015年10月27日 Naoto Amaki
Posted in 天木直人のブログ
安倍一強がどんどん加速している今の政局
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安倍政権が、その間違った政策でどんどん行き詰っているにもかかわらず、打倒安倍の政治勢力がどんどん弱くなって、安倍暴政をつけあがらせている。
宮城県の議会選挙で自民党が苦戦した事は歓迎すべきだ。
しかし民主党も社民党も負けている。
共産党の一人勝ちというのが本当のところだ。
これで国民連合政府にはずみがつくと共産党が気勢を上げているらしいが大きな間違いだ。
現実はその逆で、共産党がますます主導していくような国民連合政府であれば、それは決して奏功しない。
維新の党の喧嘩が泥仕合状態だ。
橋下派も松野派も、国民の支持を失って共倒れ状態だ。
しかし、これで橋下も終わりだと考えるのは大きな間違いだ。
いまの橋下の役回りは、安倍政権を助ける事に尽きる。
悪役に回って、自らの政治生命を終えることと引き換えに、安倍長期政権を実現させようとしているのだ。
そして、その論功行賞で、いずれ安倍政権の下で政治に返り咲く。
これが安倍・菅・橋下・松井の四者会食会談で描かれたシナリオなのだ。
見事にそのシナリオ通りに進んでいる。
松本剛明元外相が民主党を離党した。
これもまた衝撃的な動きだ。
民主党執行部は、影響は限定的だと火消しに必死だが、実際はその逆だ。
民主党を離れ自民党に救いを求める議員は、他にも出てくるだろう。
その度胸がなくて出てこないような民主党であれば、民主党はますますダメになる。
民主党はますます矛盾をはらんだ、どうしようもない政治屋たちの集まりに堕していく。
かくして、安倍・菅コンビの暴政・無能政権はやりたい放題だ。
この皮肉ないまの日本の政治状況をどう考えたらいいのか。
どう対処すればいいのか。
それは誰にもわからない。
しかし、はっきりしていることは、既存の政治家や政党が、党利・党略、私利・私欲で、生き残りをかけて迷走を重ねても、国民にとっては何も希望は生まれて来ないということだ。
「もう一つの政治、政党、政治家」をつくる事しか、救いと希望はないことに、皆が気づく時が来る。
それが新党憲法9条の構想なのである。
私がみずからそれを訴えなくても、誰かが言い出し、動き出す時が必ず来る。
残念ながら、その時までには、政治がもっと、もっと、混乱、迷走しなくてはいけない。
絶望の中から生まれた希望こそ本物である(了)