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早春に咲く花が、初冬に咲いていました

2009年12月03日 | 散歩(花)
オオイヌノフグリはヨーロッパ原産の帰化植物で、花の時期は早春からとなっているが、当地では日当たりの良い土手ですでに花が見られます。本来は春の訪れを告げる花なのですが、これから冬がくるというのに一つ二つと咲き始めました。
さて、オオイヌノフグリという名前ですが「大きな犬の陰嚢(いんのう)」という意味なのです。それはこの草が明治の初期にヨーロッパから渡来したとき、すでに日本にはこの花ににた小型の「イヌノフグリ」という花ががあり、後から入ってきたイヌノフグリに似た少し大きめの花には「オオイヌノフグリ」という名付けられたようです。
イヌノフグリの実は犬の陰嚢に良く似ているそうですが、オオイヌノフグリの実はあまり似ていないそうで、犬のフグリという似た草が無ければこの花ももう少し可憐な名前になったのかもしれません。
ちなみに別名では、瑠璃唐草(ルリカラクサ)・天人唐草(テンニンカラクサ)・星の瞳・ブルースター ・瓢箪草(ヒョウタングサ)・瑠璃鍬形(ルリクワガタ)原産地のヨーロッパで「キャッツ・アイ」(猫の目)、あるいは「バーズ・アイ」(鳥の目)などと呼ばれているとネットには記載されていますが、やはりオオイヌノフグリに変えてこの名前が一般的になるのは無理でしょうね。
昨日は久しぶりに車にワックスをかけました。今日は雨です、できれば車は使わずに車庫においておきたいものです。