シャクチリソバ(赤地利蕎麦、学名:Polygonum cymosum (シノニム: P. dibotrys Hara)は、タデ科タデ属の多年草、虫媒植物。和名は漢名「赤地利」の日本語読みに由来し、『本草綱目』に用いられた種名であり、牧野富太郎が和名として命名(1933年)したもので白い花す。
ソバと同属であるが、自殖性です。地下に黄赤色の根茎を残し越冬するため、シュッコンソバ(宿根蕎麦)の名称もあります。英名のPerennial Buckwheat(多年生のソバ)も同趣です。
太く空洞の茎に三角形ないしハート (シンボル)形の葉をつける。夏から秋にかけて5枚の萼片に分かれた白色の花をつける。多年生であるため、冬は地上部が枯れるが、宿根は残って翌年に新たな茎を叢生させる。
シャクチリソバ