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寄生植物のヤセウツボです

2016年05月03日 | 散歩(花)

散歩道で不思議な花を見つけました。「ヤセウツボ」という花です。この花、決して枯れているのではなく、元気に成長しています。ただし自分で光合成して成長しているのでは無く、他の植物の根に寄生して、養分をいただき成長する寄生植物です。光合成のための葉や葉緑素が必要でなく、枯れたような姿になっています。
地中海沿岸原産の帰化植物、寄生する植物はマメ科、セリ科、キク科ですが、この花は246号の歩道に咲いているコウゾリナ(キク科)に寄生していました。
ヤセウツボはハマウツボに似て、花序が細く痩せて見えるのでヤセウツボとなったっそうです。
ウツボとは魚のウツボでは無く、矢を入れる筒型の細長い籠である武具の靫(うつぼ)です。
ちなみにハマウツボは花穂がこの靫(うつぼ)に似て、海岸や砂地に生えるのでハマウツボになったようです。
他にはタチイヌノフグリの青、ピンク、白とコメツブツメクサ、ウメの実です。
憲法記念日、良い天気です。

ヤセウツボ

タチイヌノフグリの青、ピンク、白

コメツブツメクサ

ウメの実