オオムラサキツツジ(大紫躑躅)は、ツツジ科の常緑樹で、街路や公園に多数植栽されています。最も大きな紅紫色の花を咲かせるため、その名前が付けられました。ヒラドツツジ系統の園芸品種であり、野山に自生はありません。ツツジの中では古くから親しまれる品種で、単に「ツツジ」と言った場合、通常はオオムラサキツツジを指します。同様に、ツツジを代表するサツキと共に街中で普通に観察できます。オオムラサキの来歴は不詳ですが、リュウキュウツツジとケラマツツジの交配種とする説や、キシツツジとケラマツツジの交配種とする説があります。
オオムラサキツツジ