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アベリアです

2024年12月04日 | 散歩(花)

アベリア(Abelia)とは、スイカズラ科ツクバネウツギ属(Abelia)に属する植物の総称。または、ツクバネウツギ属の常緑低木の交配種、アベリア(Abelia × grandiflora)のことです。
本来、アベリア(Abelia)とはツクバネウツギ属のラテン名であるが、園芸的には、学名 A. × grandiflora が指す植物をこの名で呼ぶのが普通です。この植物は、中国原産の Abelia chinensis(タイワンツクバネウツギの母種)と Abelia uniflora の交雑といわれています。
ハナツクバネウツギあるいはハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)とも呼びます。約2メートルくらいの低木で、春~秋(6〜10月)のかなり長期に渡って、鐘形の小さい花を多数咲かせる。花の香りは非常に強い。花は白色、ふつうやや淡紅色を帯びます。花冠の内側に網状紋がない。萼は基部まで2〜5裂し、果実は結実しない。
刈り込みによく耐え丈夫なので、学校、公園などの生け垣によく使われる。日本列島の関東以西では真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、この時期にはアベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まる。よく見られる植物である。

アベリア