ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

山の手入れ みんなやってる冬仕事

2021-02-09 | 里山の生活
最近 近所の人が  

「椎茸の原木を切り出したいが 運び出す道がないので  

ようちゃんちの田んぼや畑を通らせてほしい」

 と言われていました。

いつでも どうぞ。

きのう 散歩がてら  行ってみると 木を切って下草も刈り

晴れやかになっていました。

右側のため池の土手も 昨年の夏に みんなで刈って

そのままだったのを きれいに 焼いてくれています。



手前の田んぼ(すこし緑色)から 一段あがったところが

うちの畑で 栗と柿が植わっていますが 何本もあったのに

次々に枯れて ほとんど何もありません。

その上の段が  近所のひとの所有地。

ここの木を何本か 切り出したようです。

そこは昔 何か植えていたはずですが  最近は  人の丈ほどの

笹や雑草が繁っていました。

だから イノシシが山から下りて 道路へ出る通り道になり

対策を色々やるも地形的に完全には難しく(上から飛び降りるので)

  あまりに被害がひどいので 米作りは しばらく休耕していました。

ただ いつでも再開できるように  毎年春には水を入れて代かきし

乾かしてから 夏の間草を刈って 平らだし固くしてありますから

田んぼとは言え 難なくトラックで走れます。


むかし 荷車や人が通っていた道です。

別のところへ舗装道路をつけたために  もう誰も通らなくなって半世紀。



昔の道が分らないほど笹などでふさがっていましたが

ここも 何百メートルも きれいに刈ってくれて 

昔の道が現れており 懐かしかったです。



帰る途中  ついでに いまは冬なので水のない農業用水路に

落ち葉がたまっているので 持って行った鍬で引き上げて

掃除しておきました。

 きれいにしてくれた人が 家の裏でシイタケの

植菌作業をしているのが見えたので  お礼を言いに寄り 

お喋りしていると 奥さんも出てきて 焚火をしてくれました。

先日 二度ほど  古墳を一緒に歩いた人です。

「また 来週あたり  歩きにいこうね~」と 次の約束をして。

更に その帰りみち もう一人の仲良しご近所さんが

家の裏の竹藪を整理していました。



ここでも しばらくおしゃべりして帰りましたので

ちょっと15分ほどの散歩  と思って出掛けても 

足は立ち止まって お口だけが運動しているので

1時間以上かかりました。

皆 それぞれが 自分のところ以外にも 共同部分まで

自発的にきれいにしていて 気持ちいいなあ。

私もまた頑張ろうと うちにへ帰って 家の周りの竹藪の整理を 

楽しく 本気でやりました。

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ようちゃんへ (ミッキー)
2021-02-09 11:38:19
耕作休養地
1年放置すればあっという間に荒地に
皆さんが少しずつでも意識していけば
ドンドンきれいになって。

こんな活動は個人の利益だけではなく
地域の活性化にもつながり嬉しいですね。
そしてお友達としてのつながりも結束力となって行くのでしょうね。

イノシシが悪さをして・・。
半ばこれも人が作り出した環境
やはり手入れが必要なのだと。
ウンウン
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Unknown (タカコ)
2021-02-09 13:21:26
実家は町家です。
祖母から家の前を掃くときは、両隣を少し入った処迄と言う気持ちで掃くようにと教えられていました。
お互いがそうすれば、綺麗が保たれる。一人でやるには限界が
みんなでやれば、励みになって仕事も進もうというものですよね。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
返信する
こんにちは (みーばあ)
2021-02-09 15:48:25
ご近所で少しずつ手入れを
お互い様のきもちですね
そんなつながりが大事なんですよね
素敵なご近所様ですね
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ミッキーさん (よう)
2021-02-09 18:29:39
手入れって たった一年やらなければ もう大変なことになりますね。
毎年少しでも 手をいれることだ とつくづくおもいます。
寒いので見回ることさえ忘れますが 春に後悔することになります 
お互いに助け合い気遣いあって 近くで働いている姿が励みになって また頑張れます。
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タカコさん (よう)
2021-02-09 18:35:33
ちょっとの気遣いで お互い様の気持ちが 関係をよくしますね。
この前は きれいにしてくれたから きょうはこちらの方が少し余分に・・・と。
ただ むかしは 草もヤギや牛の貴重な食糧だったので みんなこまめに毎日刈っていたから
人のまで刈る必要はないし 今といろいろ違うなあと思います。
返信する
みーばあさん (よう)
2021-02-09 18:37:13
冬になるとあちこちからチェンソーの音が聞こえ 風のない日は細い煙も見えます。
ああ 私もがんばろうか と思います。
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冬の間に (ぐり)
2021-02-09 20:06:10
皆さん手入れをされるんですね
毎年しておけばそれほどではないでしょうけど
1年荒らすと元へ戻すのが大変なんですね
頑張ってください
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先日の (キミコ)
2021-02-09 20:44:52
ようちゃんの話は深く心にとどまっています
その後考えてみたら イノシシやシカや熊など
そりゃ当然人間の領域に入るのは当たり前と思いました
だって自然のままなのですもんね
自分の領域と思ってしまいますでしょう

農水省など少し目を向けてくれたら 国土ももうちょっと変わるのではと思うのですが・・・
応募してくれるかどうかはわかりませんが 
雇用問題の突破口にもなるのではと・・・
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ぐりさん (よう)
2021-02-10 07:03:25
冬は虫もいないし 葉を落として明るいです。
特に竹は 根から水分を吸い上げない冬の間に切るのが鉄則ですから
今が最適期です。
もう春のお彼岸の頃には 草刈りが始まるので それまでに体力を落とさないためにも
いま 山仕事をすると都合がいいのです。
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キミコさん (よう)
2021-02-10 07:16:32
農水省…そこまでする権限があるかどうか。
山の管理は農業や水産業にまで大きな影響を及ぼしはしますが 
そこは国土交通省との分野にも関連するわけで 国の組織は どこが主になって
何をするかなど柔軟に対応するなど そう簡単にできることはないと考えます。
つまりは 土地を持っている一人一人が 義務を放棄しているのが当たり前
になっているところに 問題がある気がします。
それで 住宅開発や道路ができるなどで 売れるという話があれば
喜んで手放した結果 変な開発がすすみ バブルがはじけて 
途中で頓挫して そこが大変な状態になっているところもたくさんあります。
気が付いても取り戻せないものがたくさんある 日本の国土問題です。
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