Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

続・ピアノに向かう男たち

2005-01-28 | 音楽
90年代に入って洋楽離れが始まった。
というか80年代程洋楽と日本のリスナーに親密な関係がなくなってきたのだ。
いろんな原因はあるだろうからそれをとやかく言うつもりはない。
それは僕自身もそうだった。
90年代に世に出た洋楽アーティストで今でも真剣に聴いているのは?
と尋ねられると・・・実はシェリル・クロウくらいかな。
前日書いたピアノ弾きが少なくなってきたこと、ラップが基本的に好きでないこと、
シェールの声にまでデジタルエフェクトが施されたのに怒りを感じたこと、
テクをみせる・聴かせることよりもひずみと音量だけのロックバンドが増殖したこと
U2までもが踊れる音楽やっている・・・・
不満を言えばきりがない。

そんな僕が90年代の洋楽アルバムでお気に入りの1枚が、
ベン・フォールズ・ファイヴの"Whatever And Ever Amen"。
1曲目の♪One Angry Dwarf and 200 Solemn Faces でブッ飛んだ。

ワットエヴァー・アンド・エヴァー・アーメン
ベン・フォールズ・ファイヴ



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ビリー・ジョエルやエルトン・ジョンのような美しいメロディーもないし、歌詞だって汚らしい。
ブルース・ホーンスビーのように聴いて華麗なフレーズがあるわけじゃない。
でも曲に込められたエネルギーに圧倒された。
これを僕も弾けるもんなら弾いてみたい!と久々に思って
スコアが掲載された「キーボードマガジン」を購入したもんです。
他にもなかなかの佳作が収められたアルバム。
コメント (6)
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