サマー・ナーヴス 坂本龍一&カクトウギ・セッション Sony Music Direct 2005-03-24 売り上げランキング : 3,385 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ちょっと早い話題だけれど、夏に欠かせないアルバムって何ですか?ビーチボーイズを筆頭にいろいろあるけど、聴かない年がない!位の愛聴盤となると、まずは坂本教授の「サマー・ナーヴス」になるかな。細野晴臣や高橋ユキヒロの曲もあるからYMOの延長?と思いきや、肩の力の抜けたセッションで仕上げられたアルバム。その分だけ聴く側もリラックスできるような気がします。矢野顕子、吉田美奈子、山下達郎も参加。でもこれはそんな名前で聴かなくても十分完成度の高いアルバム。逆に名前で音楽を聴く輩にとってはJISマークが付いているようなものかもね。
3曲目の♪スリープ・オン・マイ・ベイビーが僕はこのアルバムで一番好き。アッコちゃんの名作「愛がなくちゃね」に収録されているヴァージョンよりも断然カッコいい。高校時代クラスメートに、暇さえあればこの曲ばっか口ずさんでいるのがおりました。「♪あーいきゃんてーぃきぃっ」とかなんとか。続く4曲目♪カクトウギのテーマの疾走感に思わず力が入る。そしてラストの♪ニューロニアン・ネットワーク(細野作)の脱力感が、なーんとも言えぬリゾート気分を感じさせてくれるのだ。1曲目のタイトル曲が、リゾート気分に駆り立ててくれる格好のナンバー。夏のドライブには是非この1枚を車に積んで、目的地に走り出すその時にまずはこのアルバムを聴こう。
夏に欠かせない愛聴盤をもう2枚程つづけまぁす。何が出るかな。皆さんの夏に欠かせないアルバムは何?