STARDUST SYMPHONY 伊藤銀次 KRE 1993-08-21 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
佐野元春を聴き始めた高校の頃、プロデューサーだった伊藤銀次への興味も強くなっていった。雑誌の記事でこのアルバム「STARDUST SYMPHONY」が紹介されたので、友達と貸しレコード店で探して借りてみた。結論、これが僕の中ではスマッシュヒットとなった。ポップスの王道のようなアレンジに、気恥ずかしくなるくらいに恋を楽しむような歌詞。当時僕はオリジナルを書いていたのだが、影響をかなり受けている。故に高校時代のデモテープは今聴くと顔から火がでそうなくらい恥ずかしい。そういう意味でも、僕の音楽史の中では重要人物なのだ。
伊藤銀次は山下達郎、大貫妙子が在籍した伝説のロックバンドSugarbabeにも関係していた。多くのアーティストにカヴァーされている名曲 Downtown も銀ちゃんの曲だ。♪ダウンタウンへくりだそう~(エイティーズには「おれたちひょうきん族」の曲として記憶されていることだろう) わくわくするようなポップス。それが銀ちゃんの持ち味だ。プロデューサーとしては初期の佐野元春やウルフルズの仕事が有名どころ。そして何よりもお昼休みに毎日聴いている「いいとも!」のあの歌も銀ちゃんのお仕事。
初めて聴いた銀ちゃんのアルバムが「STARDUST SYMPHONY」だった。タイトな8ビートに、英語まじりの歌詞が乗っかった極上のポップス。他のアーティストにはない甘ったるい感じがなんか心地よい。他にもいいアルバムがいっぱいあるけど、タイトル曲と元春提供の楽曲が素晴らしい「BABY BLUE」と、カーオーディオにピッタリのノリのいい楽曲満載の「Sugar Boy Blues」がお気に入り。2003年にはかつて在籍したバンド、ココナツ・バンクとしても活動を再開したのも嬉しいね。
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