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「女性ロックヴォーカルで好きなのは誰?」って話題になると、僕の周辺では様々な人の名が挙がる。パット・ベネター、クリッシー・ハインド、グレイス・スリック・・・でも僕が迷わず選ぶのは、アン・ウィルソン。ハートのウィルソン姉妹のお姉ちゃんだ。ハート以外では、映画「フットルース」愛のテーマAlmost Paradiseや「テキーラ・サンライズ」のSurrender To Meとデュエット曲がヒットしている。僕は「ゴールデンチャイルド」の主題歌Best Man In The Worldが好きだったなぁ。その後、80年代末期からは、ブクブクとお姿が一変。PV見て「誰?」と思わず口にしてしまったこともある。されど、あの力強いヴォーカルは健在だった。
ハートの楽曲を初めて聴いたのはBarracudaだったかな。70年代のハートも実はけっこう好きで、デビュー作「Dreamboat Annie」は愛聴盤だった。映画「ヴァージン・スーサイズ」でも使われたMagic ManやCrazy On Youは何度聴いてもいい。80年代の復活作「ハート」は外部のライターによる曲が目立つけれども、それをこなせるのも実力あってのこと。1曲目のIf Looks Could Killから最後のShell Shockまで捨て曲なし。ナンシーが歌った名バラードThese Dreamsや大ヒットしたNeverも忘れられない。What About Loveは浜田麻里もアルバムでカヴァーしていた。
当時僕は女声ヴォーカルのバンドをやっていた頃で、何度となく選曲会議にハートは登場した。Nothing At AllやWho Will You Run Toもやったっけ。アン・ウィルソンの歌い方はメロディーを崩している部分が多々あるんで、うちのヴォーカルは常にやりにくそうだったけどね。
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