Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

怪盗紳士

2008-05-16 | うちの子に御用?
うちのル-ク・スカイウォーカー(9歳児)が図書館で借りてきた本シリーズ。しばらくこのブログに登場していなかったが、本人が4年生になって、
ルーク「ちち(注・ちちと呼ばれている)。インターネットの日記でまた本のお話書いて!。」
と、”ブログ占拠宣言”ともとれる要求をし始めた。タママ二等兵好きのルークにとっては、これも侵略行為なのであります。

さて、そんなルークが借りてきたのは、モーリス・ルブランの「怪盗紳士」。いよっ!待ってました!。僕も「ルパン対ホームズ」を小学校4年で読んで夢中になったものだ。僕はホームズよりもルパン派(この時点でダークサイド?・笑)。僕の母(敢えて呼ぶなら「EP1」のシミ・スカイウォーカーか?)は江戸川乱歩好きだったし、これも血筋なのか、と思う。ルークはたてつづけに「怪盗紳士」と「ルパンの大失敗」を借りてきた。

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「怪盗紳士」ではガニマール警部が登場するエピソードが好きだった。特に獄中にいるはずのルパンが犯罪を決行するエピソードには、何とも言えないカッコよさを感じていた。改めて読むとその頃の感動が思い出される。ルークはこの話はいたく気に入ったようだ。机の上の紙切れにこんな絵が描かれていた。

なるほど。イメージでてるよな。

ルパンの活躍も面白いのだが、少年時代のエピソードが描かれるのも興味深い。少年時代の経験が偽善だらけの金持ちたちに対する憎悪となって、後の怪盗ルパンにつながる物語は印象的だ。盗みの場面も実にスリリング。また、シリーズ2作目となる「ルパンの大失敗」には、怪盗と名を馳せる前の青年時代が描かれる。
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原点を知る上で、是非読んでおきたいとろこだ。「ルパンの大失敗」に収められた「ハートの7」のエピソードがルークは怖かったらしく、僕が帰宅するとすぐに僕を部屋に連れ込んで、
ルーク「聞いて!あのね・・・ルブランさんがね、おうちに帰るとね。手紙があってね・・・。」
ルークは真剣。
ルーク「んでね、突然やって来た男の人が、自殺しちゃうんだよ。ヤバくない?。っていうか、怖くない?。どんだけなん?。」
・・・っと現代っ子な表現で感想をしゃべり続ける。そして、
ルーク「ちちも読みなさい。はい。明日返すからね。」
アナキンtak「!」

・・・頑張って読みましたよ。さぁ、次はいよいよ「ルパン対ホームズ」。そして僕の大好きな「奇巌城」と続く。ルークは続けて読んでくれるだろか。

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コメント (2)
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